武家政治の中心地・鎌倉の栄枯衰退を刻みこんだ滑川は、市内で最も大きな川で、十二所(じゅうにそ)、二階堂の谷奥から流れ出し浄明寺、雪ノ下、小町の山間部や住宅地を蛇行し、材木座と由比ガ浜の町境を流れて海に注ぐ。 文・中村藤一郎 画・西松凌波 『古都点描』冬花社より
頬を打つ風はまだ寒いが、春の気配を教えてくれるのが、このミモザである。黄色の花をいっぱいつけて「早く冬の眠りから目を覚まして下さい」そんな呼びかけをしているよう。