鎌倉朝日新聞 (11月1日号 2024年 第548号)

鎌倉朝日新聞社

孤独・孤立対策の話し合い

人と地域をつなげる「ここかま」

10月に市民団体と交流会

自らが望む形で人・地域・社会とつながり、誰も孤立することなく安心して自分らしく暮らすことのできる共生社会の実現を目指して、鎌倉市と鎌倉市社会福祉協議会、鎌倉市市民活動センター運営会議、きしろ社会事業会の4者が今年4月、「鎌倉市版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」を創設し、「ここかま」の通称で運営を開始している。 その活動を広げようと、市内の市民団体や福祉団体に呼びかけ、10月6日鎌倉市福祉センターで、講演会とワールドカフェ形式の団体交流会が開かれ、孤独・孤立を予防する地域づくりに関心のある30団体が参加した。 初めに、川崎市の医師・西智弘さんが「社会的処方から考える人のつながり・地域のつながり」の題で講演した。 西さんは、「暮らしの保健室」や「社会的処方研究所」を運営する「一般社団法人プラスケア」を2017年に設立。「暮らしの保健室」は、医療や保健福祉の専門家と病気や健康について気軽に語り合える場で、これまでに延べ1500人以上の市民が利用している。西さんは、従来の医療の枠組みでは対処が難しい問題に対し、「地域での人のつながり」を処方する「社会的処方」を解説した。 そのあと、参加者は6班に分かれて、子育て中の女性、失業中の人、転居者、不登校の若者など、人や地域とつながっていない人のつなげ方を話し合った。各班で、話を聞くことや相談にのること、情報提供、居場所づくりをするなどさまざまな提案があった。 西さんから、話し合いの中で地名や施設名、人の名前などを具体的にあげて共有することや、鎌倉らしさ、歴史的コンテンツをつながりに活かしていくことなどの提案があった。 市では「困っている人をどうやって人や地域につなげていくか、今後も皆さんと考えていきたい」と話している。


鎌倉朝日新聞社

英語で道案内する前橋さん

外国人観光客の案内役

オモテナブルマークを架け橋に

年間約1200万人の観光客が訪れる鎌倉で10月15日、おもてなしの意思表⽰マークを活⽤した実証実験「I'm Omotenable! プロジェクト」が行われた。 ⽇本でTOEICを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(東京都千代⽥区、藤沢裕厚理事⻑)が、10月19日を「TOEICの日」と制定し、今年は困っている訪⽇外国⼈観光客と、英語に⾃信はないがおもてなしに携わりたい人の架け橋をして、持続可能な観光地域づくりをしようと企画した。おもてなしをする側には事前にTOEICの試験を受験してもらい、当日結果を示した証書を手渡し、意思を表す「オモテナブルマーク」を付けてもらった。 実証実験参加者の前橋佑樹さん(26)は鎌倉駅西口改札付近でさっそく、駅に着いた外国人に話かけ、行き先や、バス乗り場を案内。事前に試験を受けて満足のいく得点だったことや、マークをつけていたことがお守りのようで自信につながったと話し、今後のおもてなしへの意欲を示 した。 飲食店経営の山内宏幸さん(48)は、店にきた外国人にメニューを説明し、運ばれてきた金平糖や抹茶のこと、食べ方、飲み方などを話した。「あわてるとわからなくなるので、余裕を持てたら」といい、「マークを付けていたので積極的に対応できた」と満足顔。 同協会総務部の松田隆部長(49)は、「参加者たちの終わった後の笑顔がよかった。『通じた』という実感を得られたことが大きな成果。上手・下手に関わらずおもてなしの心が大事」と手応えを感じていた。


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「はやまるタクシー」出発式=10月21日葉山町役場前

日常生活の足を確保

葉山で乗合タクシーの実証運行

葉山町は公共交通が不足している地域での町民の足となる乗合タクシー「はやまるタクシー」の実証実験を開始した。10月21日に役場駐車場で関係者を集めた出発式が行われ、10人の利用があった。 第1地区(長柄・堀内)は12月6日までの平日9時半~14時半を運行期間として、表示された26カ所の乗降ポイントを結び、買い物や役場、図書館、通院など生活の足を京急葉山交通が運行するワゴンタクシーで確保する。実証運行では、乗降ポイント以外の場所での乗り降りはできず、逗子駅や逗子・葉山駅への運行はない。 利用は完全予約制で、電話か、スマホ・パソコンでの申込に応じたオンデマンド方式を用い、建設技術研究所のAI(人工知能)システムにより最適な経路を判断して巡行。8人まで乗車できる。 予約は、1週間前から乗車希望時間の30分前まで15分刻みでできる。 料金は、長柄地区内での乗降は200円、長柄・堀内間は300円。 第2地区(下山口・一色ほか)は12月9日~来年1月31日の実証運行が予定されている。 担当課によると、AIアプリを用いたオンデマンドバスの運行は藤沢市で事例があるが、交通空白地有償運送のスキームでは県内でも初の事という。 山梨崇仁町長は「町の交通の不便を解消し、葉山にふさわしい形を目指したい」と意気込む。 予約センター(フリーダイヤル・平日9~15時)0800・170・6600、スマホ・パソコンからはQRコードで申込。(K)


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鎌倉木樹めぐり⑧

亀岡八幡宮のケヤキ

逗子の鎮守、応神天皇を祀る亀岡八幡宮には、ケヤキやイチョウの大木が何本もあり、「かまくらと三浦半島の古木・名木50選」に選ばれている。 ケヤキはニレ科の落葉高木で、高さ30~40m、幹の直径2mにもなる。樹皮は灰褐色で平滑だが、老樹になると鱗片状にはがれる。葉は互生して二列に並び、狭卵形か卵状長楕円形で、3~7㎝、縁に鋸歯がある。 日本の代表的な広葉樹の一つで、新緑、紅葉(黄葉)のみならず、箒状の樹形があらわになる冬季の佇まいにも趣きがある。 同宮は、なだらかな岡で、亀の背中のようであったというところから、鎌倉の「鶴岡八幡宮」に対し「亀岡八幡宮」と名付けられたという。逗子市役所隣の境内では、「逗子の市」(フリーマーケットと骨董市=2面にご案内)などのイベントが開催され、地域の集いの場となっている。

文  小林千穂
写真 松原省吾


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「ひと」
15周年の「ぶどうの木in湘南」代表世話人を務める

菅田 万里子(すがた まりこ) さん

薬物依存症の人になんて近寄らない方がいいと思っていた。その人が、薬物依存症からの回復施設「山梨ダルク」を支援して15年がたつ。施設での生活を経て、目がつり上がっていた人が柔和な顔になる。人は変わることができるということを目の当たりにしてきた。 ダルクは「ドラッグ・アディクション・リハビリセンター」の略。全国に約60団体、100近い施設がある。1日3回のミーティングで過去と向き合い、規則正しい集団生活で回復を目指す。 2008年、通っていたカトリック逗子教会に、新しい主任司祭が山梨県から転勤してきた。山梨ダルクの関係者数人が、引っ越しの手伝いにきていた。家賃や水道代の支払いに困っていたダルクを、司祭が助けて以来のつきあいだった。 司祭が、そのうちの一人に教会で話してもらった。いまの山梨ダルク本部代表の佐々木広さんだ。 生後4カ月で母親が出ていった。父と新しい母との生活になじめず、4歳で家出。叔母の家に預けられたが、中学生になるまで叔父に暴力をふるわれた。怒りと絶望感にさいなまれた少年時代だった。高校を出て、岩手県の教科書会社に就職。成績のいい営業マンになった。21歳のころ、友人に薬物の注射をしてもらうと、かつての恨みや怒りが消えたような気がした。 しかし、結婚して子どもが2人できても、薬物はやめられない。自殺しようと川に飛び込んだが、警官に助けられて刑務所に。出所してから仙台ダルクで回復プログラムを受け、立ち直った。ダルクの創設者、故近藤恒夫さんに見込まれ、山梨ダルクを立ち上げた。 「依存症なんて自分のせいでしょう、と偏見を持っていた。でも話を聞いて、助けなきゃと思った。一緒に話を聞いた人に『協力してくれない』と声をかけたら数人が手をあげてくれた」 翌年3月、「ぶどうの木in湘南」を結成。ぶどうは山梨の名産であり、枝を横に広げることから名付けた。佐々木さんらに「まともな少年時代を過ごしていないから礼儀も知らない。一緒に行動して指摘してほしい」と言われ、バーベキューや合宿に連れていった。 発足メンバー約10人はほとんどが主婦だったので、講演会やバザーでお金をつくってきた。いまも2カ月に一度、ダルクのメンバーがきて交流会を開いている。 81歳。東京生まれで、戦後すぐ逗子に引っ越した。銀行員だったご主人と、ドイツ生活が長かった。上智大の学生だったころから続けたゴルフは、ダルクを知ってから節約を心がけてやめた。 11月17日に逗子開成学園の徳間記念ホールで、15周年の記念講演会を開く。小林桜児・神奈川県立精神医療センター副院長が、依存症について話す。コロナ禍以後初の大きな集まりだ。
要予約。090・2219・4065
(文・写真 真田正明)


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桂歌助さん

第81回 鎌倉田楽寄席

11月3日14時、鎌倉商工会議所ホール。
鎌倉の老舗炉端焼き・田楽屋が開いている恒例寄席。
桂歌助さんの落語「ちりとてちん」「子は鎹」と小梅美ゆ紀さんの俗曲。2500円。
田楽屋23・2121



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田村 慶

新鎌倉料理⑦

「栄養満点!蓮根絶品料」
蓮 根 饅 頭

鎌倉では厚手の服でないと寒さを感じ、今年の長い残暑をようやく忘れる事ができそうです。夜、外に出ると様々な虫達たちが心地の良い鳴き声で秋の音色を響かせてくれています。今日は秋〜冬に旬の蓮根をテーマにした一品です。
●材料(4つ分)
【饅頭】▽蓮根200g
▽片栗粉大さじ1▽塩小さじ1▽海老4匹【餡】▽和風出汁300㏄▽薄口醤油40㏄▽味醂40㏄▽水溶き片栗粉適量【天盛り】▽軸三つ葉少々▽蓮根スライス4枚▽山葵少々
●作り方
①蓮根の皮を剥き【天盛り】に使う蓮根4枚スライスして置く。②残りの蓮根を乱切りにし、フードプロセッサー等で粉砕しフライパンに入れ、塩、片栗粉も加えて混ぜておく。③海老の頭、背ワタ、殻、尻尾を取り除き1㎝角に切り揃える。
④②を強火にかけ、まとまってきたところで、③の海老を加えて饅頭に成形できる位まで弱火〜中火でよく混ぜた後、薄く広げて冷ます。⑤冷めた④を丸く成形して、180℃の油で2分程揚げる。(ここで取っておいた①も揚げておく)
⑥【餡】の片栗粉以外の調味料を火にかけて、沸騰してきたら水溶き片栗粉でとろみをつける。⑦饅頭を器に盛り、餡をかけ天盛りを飾り完成。
(創作和料理近藤 副料理長)


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川村祥子さん

き く

▼第66回 鎌倉市民合唱祭
11月3日12時、鎌倉芸術館。36グループの発表。無料。
鎌倉合唱連盟32・6904
▼おんがく世界名曲劇場
11月17日14時45分、鎌倉芸術館。川村祥子ピアノソロコンサート ショパン「エチュード」他。前売2千円。※11時半~フレンズ・コンサート プロ・アマチュアの音楽家がシューマン、リスト他 世界で愛される名曲を(招待制)。
スパシーバ090・6568・3853
▼越路吹雪生誕100年記念 コーちゃんの歌世界
11月19日14時、横浜みなとみらいホール。村田望さん(歌)、中澤美紀さん(ピアノ)、早川幸子さん(アコーディオン)。「愛の讃歌」、「サン・トワ・マミー」など。3千円。
スタジオエスポワール090・2207・0031
▼湘南グループ~日本のうた・歌・詩 秋のコンサート34
11月29日14時、鎌倉生涯学習センター。メン バーの作品、大中恩「片恋」など。2千円。
湘南グループ0466・27・1875
▼鎌倉の若い芽のコンサート
1月25日12時半、鎌倉芸術館。鎌倉市小・中・高学生音楽コンクール入賞のソリスト7人と北鎌倉女子学園中高生の合唱、県立大船高校の吹奏楽。2千円。24歳以下5百円。【無料招待】鎌倉市小・中・高校生対象。11月14日まで受付。
鎌倉芸術文化振興財団48・5500


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創作人形

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「陽光」

鎌倉朝日新聞社

「砂丘」

み る

▼たいせつなものⅠ︱新収蔵作品展2015~19
11月2日~1月19日県立近代美術館 鎌倉別館。「たいせつなもの」シリーズの新収蔵作品を紹介。美術館賞を受賞した約60点。250円。
22・5000
▼令和の洪鐘祭︱過去から現在 そして未来へ
11月30日まで鎌倉歴史文化交流館。令和の「洪鐘祭」を追体験。「北条氏150年英華の果て︱鎌倉幕府滅亡」同時開催。4百円、鎌倉市民無料。
73・8501
▼あふれる詩情と浪漫︱鏑木清方と中澤弘光
12月1日まで鏑木清方記念美術館。清方が高く評価した同時代の画家中澤弘光の作品や資料を清方作品とともに。450円。
23・6405
▼「〈女優〉から〈妻〉へ ー生誕100年 高峰秀子という生き方」展
1月13日まで川喜多映画記念館。高峰秀子の日本映画史に燦然と輝く足跡と妻としての幸福を展示や上映で振り返る。4百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「永遠の人」「浮雲」「放浪記」「あらくれ」など。千円。【特別上映】「あらくれ」+山内マリコさんトーク 11月17日13時半。1600円。【秋のシネマウィーク】「ジェーンとシャルロット」「枯れ葉」「アフターサン」など。千2百円。
23・2500
▼うれし楽し 小皿・豆皿展~小物もワクワク鎌倉彫
11月1~6日鎌倉彫工芸館。小皿・豆皿を中心に展示販売。
23・0154
▼ギャラリー一翆堂
▽嶺匠会3人展 11月2・3日円覚寺松嶺院。4~10日ギャラリー一翆堂。茶の湯釜(長野新さん)、陶芸(田中隆史さん)、鎌倉彫(木内史子さん)の工芸展。2・3日呈茶席も。要予約。
▽中川弥生作陶展︱植物たちに囲まれて 11月 15~19日。▽五光窯 魅惑の彩磁器Ⅳ︱藤本岳英・江里子展 25日~1月11日。
22・3769
▼北鎌倉ギャラリー月
▽北鎌倉創作人形展 奏11月1~10日。人形17人・画3人のグループ展。▽ART WAVEin北鎌倉Vol.2 13~17日。▽刻の栖二人展 20~26日。
22・2913
▼上野憲一展︱光の礫
11月8~14日Gallery ジ・アース。20号までの油彩約30点を展示。
25・5235
▼特別展「久米田寺」
11月24日まで県立金沢文庫。称名寺とその長老湛睿が研鑽を深めた久米寺(大阪府岸和田市)の交流の歴史を解き明かす。8百円。
045・701・9069
▼魁夷と蓬春 美への眼差し︱二人の日本画と珠玉のコレクション 11月24日まで山口蓬春記念館。親交のあった東山魁夷と蓬春の愛蔵の古美術品と日本画を展示。6百円。
046・875・6094
▼江戸の祭神 弁財天と不動明王 11月13~27日藤澤浮世絵館。江ノ島の弁財天と成田山の不動明王を題材にした浮世絵や郷土資料。無料。
0466・33・0111
▼開創千3百年 記念大開帳
11月18~24日神武寺。▽本尊薬師如来 開帳。
▽十一面観音菩薩像 参拝。▽法要24日13時。天台声明、稚児行列、抹茶など。特別拝観料5百円。
046・871・4565
▼栁沼教室 鎌倉スケッチ展
11月26日~12月1日鎌倉
生涯学習センター。水彩など約50点。
0466・37・3082
▼グリーンシネマかまくら
11月15・16・24・25日。 「おだやかな革命」。1200円。要申込。
40・3389



まなぶ

▼カフェ・インテグラル
国際的な情勢や社会動向を踏まえた講演や上映。湘南国際村センター。
▽講演会 11月3日13時半。「森の賢人を追って:野生オラウータンの調査研究」ほか。▽上映会9日13時半。「マイスモールランド」。無料。HPから申込。
かながわ国際交流財団045・620・5045
▼「神奈川県立近代美術館 鎌倉別館」40周年記念連続講演会(全5回)
14時、鎌倉商工会議所会館。【第1回】11月4日「戦後神奈川の文化行政と美術館を巡って」藤嶋俊會さん。【第2回】23日「自作を語る」木下晋さん。各千円。
22・5000
▼精神保健福祉講演会「ひきこもるには理由がある」
11月9日13時半、鎌倉市福祉センター。講師は筑波大学名誉教授 斎藤環さん。無料。
地域生活サポートセンターとらいむ61・3205
▼鎌倉生涯学習センター 講演会(無料)
A仏法と木の温もりを感じて 11月17日10時。鎌倉在住の仏師 大森昭夫さんの話。申込は往復ハガキかHPで5日まで。
B私らしい生き方 グレイヘアという選択 23日13時。近藤サトさんの講演。申込は往復ハガキかHPで10日まで。
C鎌倉の素敵な建築 23日13時、鎌倉生涯学習センター。30日12時半。長谷駅前集合。講師は東北芸術工科大学教授 志村直愛さん。申込はHPで10日まで。
25・2030
▼葉山の“未来”のまちづくり~小中一貫教育のはじまり、ワクワクの作り方
11月18日10時、葉山町社会福祉文化会館。東京芸術大学教授 金子嘉宏さんの「未来の学校みんなで創ろう!」、パネルディスカッション。葉山町PTA連絡協議会主催。要申込。
教育委員会046・876・1111
▼傾聴ボランティア養成講座
11月19日・26日の連続講座、鎌倉生涯学習センター。2千円。3日までに申込。
傾聴かまくら090・3877・9923
▼鎌倉ユネスコ協会講演会「今日、何食べる?
食から考える環境」
11月23日13時半、カトリック雪の下教会。講師は桜美林大学・藤倉まなみ教授。無料。申込不要。
▼健康マージャン入門講座
12月5日~1月30日の木曜8回(1月2日除く)10時、鎌倉商工会議所隣り末広自治会館。市内在住60歳以上。1万円と教材費2千円。22日まで往復ハガキで申込。〒141-0031 東京都品川区西五反田2-4-2東海ビル2階。
健康麻将全国会070・6454・8141



さんか

▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット11月22日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市23日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090・5442 ・3778
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア11月2日朝夷奈切通。9日東勝寺跡。16日御谷山林。30日十二所果樹園。
各9時20分現地集合。
▽歴史ウォーク座学20日。▽緑と歴史探訪27日。▽お話サロン30日。
23・6621
▼鎌倉ガイド協会
▽名越切通からまんだら堂やぐら群へ11月11・16・18日9時半、鎌倉駅西口時計台広場集合。約6・5㎞。8百円。▽津田梅子・北里柴三郎ゆかりの稲村ガ崎7・13・20日9時、極楽寺駅集合。約2・5㎞。8百円。
▽三殿台遺跡と古寺社27・30日9時、弘明寺駅集合。約5㎞。8百円。
▽映画のロケ地、衣張山
23日9時半、鎌倉駅西口
時計台広場集合。約3㎞。8百円、保護者同伴小・中学生無料。
24・6548
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)11月3日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター15日17時半。▽ソンベカフェ27日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼朝市
▽腰越漁協 11月7・21日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
32・4743
▽鎌倉漁協 11月3日10時、鎌倉パークホテル駐車場
22・3403
▼体験型 防災フェスタ
11月9日9~12時、鎌倉武道館。ロープワーク体験、心肺蘇生法講座など。無料。かまくらスポーツファミリー共同事業体
46・8010
▼写真供養感謝祭
11月9日11~14時、浄智寺。思い出の写真の焚き上げ。浦賀ウインドオーケストラの生演奏も。
実行委090・9812・2717
▼かまくら国際交流フェスティバル
11月10日10~15時、鎌倉大仏高徳院。市内中心に活動する18団体が参加。バザー、国際交流、団体紹介、活動体験、バリ舞踊、英語落語、和太鼓演奏など。
同実行委61・3872
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー11月10日10~14時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付
衣類・着物・雑貨・支援用食糧品。
44・9830
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
080・6602・9498
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ11月16日19時、山ノ内配水池脇 ▽山歩き17日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼かまくらスポーツレクリエーションフェア
11月17日10~15時、鎌倉武道館。民踊、ボッチャなど。無料。
スポーツ課43・3419
▼エシカルセッション
11月21日13時半、建長寺。「エシカル消費」の普及についてのパネルトークやグループワーク。拝観料5百円。要予約。
共生共創部地域共生課61・3803
▼新湘南ウェルビーイングフェスタ
11月23日9~17時、湘南アイパーク。▽ワークショップ 宮田裕章さんの講演など。要申込。▽実証実験 未来のARウォーキング体験。要申込。▽パフォーマンス アカペラ、落語、ミュージカルなど。▽青空ウェルビーイング ヨガやダンスの体験。要申込。無料。同事務局。
▼湘南鎌倉総合病院 病院祭
11月24日10~15時、湘南鎌倉総合病院。講演会やキッズコーナーなど。
実行委46・1717
▼旧山本条太郎別荘特別公開
11月30日~12月1日10~16時。5百円。
長谷の会080・3084・4837
▼大船フラワーセンター
▽第61回神奈川県 菊花大会 11月1~24日。菊のガイドツアー土・日・祝日10時半・13時半。 ▽秋バラライトアップ 2・3日。▽バラのガイドツアー 7日13時半。▽3日11・14時芸術の秋!トリオコンサート、17日11・14時フィーチャリングコンサートvol.9。無料。▽洋蘭教室 2日11時、無料。▽菊作り 9日13時半。無料。▽干支の熊手作り 23日13時・14時半。2千5百円。5日までに申込。▽ハンギングバスケット 24日10時半。4千8百円。5日までに申込。入園料4百円。
46・2188
▼笛田リサイクルマーケット
11月17日10時半~15時、笛田リサイクルセンター。ドライブインフリマ、古本市など。
鎌倉リサイクル推進会議32・9094
▼湘南Candle 2024
11月4日まで江ノ島サムエル・コッキング苑など。約1万本のキャンドルが秋夜を彩る。
湘南藤沢活性化コンソーシアム0466・25・3525
▼藤沢今昔まちなかアートめぐり
11月2・3・4・9・10・16・17日10時半~16時、旧桔梗屋など。展覧会、ライブ、ワークショップなど。無料。
同実行委090・1212・4415
防災と生き方を考える日
11月16日11~17時半、逗子文化プラザ。▽防災講演会 逗子の防災・津波対策を考える 13時。無料。▽展示・実践ブース
MY防災計画をつくるコーナーや浪江町の復興資料展示。
いのちとぶんか社03・4572・0612
▼第44回 鎌倉福祉まつり
12月1日10~14時、鎌倉市福祉センター。バザー、福祉体験、子ども広場、模擬店など。※11月18~21日バザー寄付物品の受付。
鎌倉市社会福祉協議会23・1075



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(9月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は9月に一般128冊、児童書37冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「ゼロからの著作権」岩波ジュニア新書 宮武久佳著 岩波書店 ▼「学力喪失」岩波新書 新赤版今井むつみ著 岩波書店 ▼「101歳、現役の化粧品販売員トモコさんの一生楽しく働く教え」堀野智子著 ダイヤモンド社 ▼「地球の歩き方 横浜市」地球の歩き方 ▼「横浜・鎌倉・湘南ベストカフェ〔2024〕」昭文社ムック 昭文社 ▼「賃金とは何か」朝日新書 濱口桂一郎著 朝日新聞出版 ▼「図解身内が亡くなった後の手続きがすべてわかる本 2025年版」FUSOSHA MOOK 曽根恵子監修 扶桑社 ▼「よくわかる最新地震・津波の基礎知識」図解入門:How-nual岩槻秀明著 秀和システム ▼「疲れない体をつくる最高の食事術」牧田善二著 小学館 ▼「持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ」武内和彦監修 丸善出版 ▼「いざ、豊島屋」豊島屋を愛する委員会編 KADOKAWA ▼「シン・オーガニック」吉田太郎著 農山漁村文化協会 ▼「吉屋信子」山田昭子著 春風社 ▼「三谷幸喜創作を語る」講談社文庫 三谷幸喜著 講談社 ▼「いま読む『源氏物語』」河出新書 角田光代著 河出書房新社 ▼「王朝序曲 上・下」朝日時代小説文庫 永井路子著 朝日新聞出版


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ミャンマーの洪水避難民

NPO法人ミャンマー
 ファミリークリニックと菜園の会 MFCG(56)

ミャンマーの洪水被害と現地の徴兵の実情
  代表理事 名知仁子

こんにちは。いつも応援いただき感謝しています。9月号でお知らせした洪水被害にお力添えくださった皆様、ありがとうございます。 現在、ミャンマーの洪水は、マンダレーとネピドー地域で急性期を脱し、仮設家屋のシェルターなどの建設が必要という情報が入っています。その反面、北東のシャン州ではまだ急性期で、食料や衣料品なども含め、支援を必要としている住民が大勢います。特に安全な飲み水が充分にないという状況です。 従来、井戸の水を飲み水に使用するのですが、この激しい雨の降水量で大量の水が井戸に流れ込み、飲めなくなっています。 現在ミャンマーは雨季で、本来なら大きな容器に雨水を貯め、それを飲料水として活用できますが、雨水を貯める容器も、それを置く場所も失ってしまったため、生きるのに必要な「安全な飲み水」が手に入りません。 当会は、現地で支援しているミャンマー人医師チームと連携し、この混濁した井戸の水を飲み水として使えるように1錠3千チャット(約150円)のクロリンの提供をすることにしました。クロリンとはプールに塩素などを入れて消毒するような感じを想像していただければ理解できると思います。千錠必要なので3百万チャット(約15万円)かかります。10月12日に6万円をシャン州に送りました。支援を継続し安全な飲み水が提供できるようにしていく予定です。   別件ですが、ミャンマーの各地で実施されている徴兵制に関し、我々の活動地でも第6次の徴兵が行われています。誰も手塩にかけて育てた子どもを兵隊にしたいわけないでしょう。ご両親の気持ちを考えると胸が痛みます。対象は17~35歳までの男女ですが、男性の需要が多く、国軍から指定された場合、ボランティアとして参加してくれる人を探しその人に代わりに兵隊へ行ってもらいます。 村では積み立て制度のようなシステムができつつあり、対象となる若者を持つ両親は、若者1人につき、毎月3万チャットの積み立てをしていくのです。徴兵制対象の子が3人いる場合、3人分の9万チャットを毎月差し出すことになります。もし国軍の兵士になるように指示された場合、代わりに兵隊に行ってくれる人に3百万~6百万チャット支払います。積立金額も支払金額も村によって違いますが、毎月どんな気持ちでお金を貯め、支払っているのかと思うと心が痛みます。我が子だけは指名されないように祈っているかもしれません。お互いがお互いの幸せを考えることができない、分断された社会、自分の子以外の誰かしらが徴兵されるように祈らざるを得ないのではないでしょうか。こんなことが起らない未来を創りたいと当会は現地で活動を継続しています。 東京事務所で契約社員を2人(総務・会計とイベント・支援者コミュニケーション部)募集しています。ぜひご支援お願いします。
事務局 東京荒川区東尾久8―41―23
FAX 03・6807・7499
myanmarfcg.info@gmail.com
http://mfcg.or.jp/
https://www.facebook.com/mfcg.or.jp

【この記事は清興建設提供】


鎌倉朝日新聞社

銀メダルを手に岡田選手と松尾崇鎌倉市=市役所前で

セーリング銀メダリスト

岡田選手が市役所を表敬訪問

パリ五輪2024のセーリング競技男女混合ディンギー種目470級で銀メダルを獲得した岡田奎樹選手(鎌倉市在住・28歳)が10月7日鎌倉市長を表敬訪問した。 岡田選手には、9月11日江の島ヨットハーバーで鎌倉市市民栄誉賞が授与されている。9月に佐賀県で行われた国民スポーツ大会セーリングの成年男子470級でも優勝している。 松尾崇鎌倉市長は、セーリングに対しての鎌倉での事前の盛り上がりが少なかったことを詫び、4年後に向けて盛り上げていくと話すと、岡田選手は銀メダル獲得について「うれしいけれど、(金をのがした)くやしさもある」と話し、「ゴールを決めてそれに向けて着々と進めていく」と抱負を述べた。そして、市民に向けて「海や川に親しんで自然の豊かさを感じてほしい。海から見る鎌倉はきれい、そういうことに気づいてもらえたら」と希望した。市は、「鎌倉市が開催する海でのイベントに参加して愛好者のすそ野を広げてほしい」と岡田選手に意向を伝えた。


鎌倉朝日新聞社

玉縄のユリを顕彰

子育てガイド・入江さん

鎌倉市の玉縄はかつてユリ球根の栽培地として知られていたという。玉縄におけるユリ球根の栽培と輸出の歴史についての展示が10月に鎌倉市中央図書館で行われ、6日講演会が開かれた。主催は鎌倉玉縄ユリ・プロジェクト/コソガイ(鎌倉子育てガイド)で、初めに同会代表の入江麻理子さんが講演した=写真。 入江さんは、鎌倉になぜこんなにユリが多く自生しているのかに疑問をいだき、5年ほど前から、資料収集や、地域での聞き取りを始めた。 ユリの輸出は明治から始まり、大正期には玉縄村の角田助太郎氏によって栽培を拡張し輸出も盛んに行われたという。 元県立大船フラワーセンター嘱託員で、ユリをはじめ様々な植物を担当していた小林こずゑさんの「日本の美しいユリ」の話もあった。 ユリには、96種類あり、日本に15種自生し、そのうち7種が日本の固有種という。小林さんは写真を見せながら、それぞれのユリの特徴や分布、などを話した。種を絶やさないよう、現在、長野や平塚でユリの研究を行い、育種活動中。 入江さんは「ユリには人を魅きつける不思議な力がある」と話している。


鎌倉朝日新聞社

去年のジャズステージ

2日藤沢でまちなかジャズ

「湘南ふじさわジャズミーティング」が11月2日藤沢駅周辺で開かれる。ジャズを通じて街を元気づけようと藤沢市の事業主らでつくる実行委員会が、2020年から始め、毎年この時期に開催している。 メイン会場となるサンパール広場の北口ペデストリアンデッキに特設パークステージを設け、ケイコ・リーをトリに湘南ゆかりのプロやアマの計14のジャズバンドが演奏する。北口サンパレット広場にも屋外テントを設置し、ジャズバンドが演奏、北口地下広場会場でも、アンプラグドジャズの会場を設ける。 実行委の一員で藤沢駅南口でバーを経営する柳町卓さん(58)は「今後も継続できるよう楽しいものにしたい」と話す。 メイン会場のイベントは10時~20時の開催で観覧無料。小雨決行、荒天中止。中止の時は、2日6時に「湘南ふじさわジャズミーティング」のサイト(https://sfjm.info/)で告知する。各イベントの詳細もサイトで。


鎌倉朝日新聞社

『江ノ電沿線歴史散歩鎌倉編』下巻

河内海恒雄 著

鎌倉の歴史研究家・内海恒雄さんの著書『江ノ電沿線歴史散歩 鎌倉編~笹目から二階堂』が、9月に出版された。 1981年の執筆開始から2023年1月の絶筆まで連載を続けた「江ノ電沿線新聞」のコラム「江ノ電沿線歴史散歩」から鎌倉編をまとめたもので、上巻の腰越から長谷は今年1月に出版された。今回はその下巻。本人の遺志を継ぎ、妻の久子(西松凌波)さんが伊藤一美さんらの協力で編纂した。 下巻には、笹目、由比ガ浜、御成町、佐助、扇ガ谷、小町、雪ノ下、西御門、二階堂の寺社や旧跡、歴史などが詳しく解説されている。巻末に随想「流鏑馬と武家政権」「大船の歴史」の二編も入れている。 表紙は鎌倉間道という鎌倉時代の織物の上に鎌倉五山のそれぞれの火灯窓を置き、凌波さんの絵を配して、世界へ、宇宙への祈りを込めたという。 凌波さんは「手元に本を揃えて、家族みんなで読みながら郷土に親しんでいただければ」と話している。 3575円(税込)。
問い合わせ江ノ電沿線新聞社0466・26・3028


鎌倉朝日新聞社

『歌遊行写真遊行』

大下一真(瑞泉寺住職・歌人)
  湯川晃敏(写真家)

写真集でありエッセイ集ともいえる一冊である。山形県酒田市の山居倉庫。雪の舞い散る石畳の道を行く大下の後ろ姿が写り込むカバー写真にまずこころ惹かれる。 大下と湯川は鎌倉の歌人・山崎方代ゆかりの地を訪ね歩き『方代さんの歌をたずねて』4部作を出版しているが、その途中で湯川が思い立ったのが本書だという。全国21カ所41枚の写真のほとんどに大下の姿がある。しかし、どれも大下にフォーカスされてはいない。各地の風物と大下が混然一体となってこころに残る写真となっている。 エッセイは、大下が自分の短歌をタイトルのようにして綴っていく。同じ風景を見ても二人のコラボが容易にできるということでもなく、「湯川さんは、私が先に歌った景色に写真を合わせる試みを始めた」と書いている。長い時間の中で二人の様々な試みがなされ、おのずと出来上がった一冊のように思える。 湯川さんが昨年故人となられたことは残念で、鎌倉にとっても大きな損失である。2200円(税込)
冬花社刊0467・23・9973


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和(82)

「浄智寺」 黒川 明

浄智寺は北鎌倉駅に近い臨済宗の寺。入口には小さな石橋がかかり、山門と鐘楼門に続く。周囲を木々が覆い、秋には鮮やかな彩りに包まれる。11月末からが見頃だ。 鐘楼門を左右の真ん中に描きたいと思った。中央に目立つものを描くなと言うが、左右の空間を大きく変えればよい。改めて見れば、参道の右側は空が開け、左側は大木が密度を増している。実に具合がよい。構図は決まった。漂う特別な空気を、思い切り吸い込んだ。
水彩 46×61㎝



終の棲み家を考える(126)

壊すな〝家〟

新聞やテレビを見ていると新築の家が大量に宣伝されています。また家を電化製品や自動車のように完成品として扱い、購入者を探しています。それって本当に正しいことなのでしょうか。 私が考える〝家〟とは必要に応じて変化させるものだと思います。子どもが増えて部屋が足りなくなることが起きても、それは10年~15年のことで、家の寿命からすると一時的で、改装工事で対応できるはずです。設備の老朽化や模様替えを理由に建て替えをする人もいますが、自己資金が少ないと、借り入れの返済が日常生活を追いかけるようになります。 在来工法の家は10年や20年で建て替えなければならないようには造られていません。主要構造物(基礎・土台・柱・梁・等)は蟻害や腐食が無ければ百年、・2百年と充分持つように造られています。 模様替えと建て替えを同じ目線で見ないでください。在来工法で建てられた家は主要構造物を含め建て直すことができます。仮に建て替えても玄関・居間・水回りは前の家と同じ様な所に配置されることが多く、極端に新しくなったのは、内装だけなんて事もあります。昔から太陽は東から昇り西に沈みます。道路の位置は変えられませんから。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/



鎌倉年中行事

11月

▼宝物風入 2~4日円覚寺、建長寺。虫干しを兼ねて寺宝を公開。
▼国宝舎利殿特別公開2~4日円覚寺。
▼丸山稲荷社火焚祭  8日14時、鶴岡八幡宮境内。五穀豊穣、無病息災祈願。鎌倉神楽奉納。
▼写真供養感謝祭 9日11~14時、浄智寺。
▼七五三祈請祭 15日。女子7歳「帯解き」、男子5歳「袴着」、男女3歳「髪置き」息災と幸福祈願。
▼新嘗祭 23日10時、鶴岡八幡宮。収穫の感謝と国の弥栄を祈念。
▼時頼忌俳句大会 23日11時、建長寺。
▼紅葉ライトアップ 23日~12月8日長谷寺。
▼湘南の宝石 23日~2月28日江ノ島サムエル・コッキング苑など。
▼一ツ火法要 27日遊行寺。17時整理券配布。灯火を燈し仏法甦り念
仏祈念。


プロムナード

子どもたちとの帰り道に「行きはよいよい、帰りはこわい」の「通りゃんせ」を口ずさんでいると、子どもから「何、その歌?」と言われました▼知っているものだと思っていたので「信号機で流れている音楽だけど、聞かない?」と返答するも、子どもたちは「??」でした▼確かに最近は音楽が流れている交差点に遭遇しないことに気がつきました▼信号機から流れていないはずなのに、いまだに私の脳内では勝手に音楽が流れていたのかもしれません▼当たり前と思っていた風景などがいつの間にか変化していることに気づかされたと同時に、「今」も歴史の一部であると認識させられたことで様々な方法で記録を残していけたらと思いました。(N)


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