光明寺大殿 保存修理工事の見学会
鎌倉市材木座の浄土宗大本山光明寺の重要文化 財本堂(大殿)の保存修理工事(半解体修理)の見学会が11月21・22の2日間行われ、約80人が参加した。 2019(令和元)年11 月から10年の予定で工事が始まったが、白アリやコロナの影響で工期は2032年9月までの13年間に延長された。 本堂(大殿)は、1698(元禄11)年に建立された。桁行(間口)9間(24・89m)、梁間11間(25・02m)で、鎌倉で現存する仏堂のうちでも最大規模を誇る。内部は上段式の内陣と裏堂、二重構成になる広大な外陣など、特色ある構成で、内陣天井には龍の絵が描かれ、欄間には雲の中で楽器を奏でる天人などの意匠が彫られている。 創建以来、約320年の間、その時々に修理が行われてきたが、前回の1971(昭和46)年の大修理から50 年を経て、近年、屋根や柱などに痛みが出てきたので、保存・活用のための半解体修理工事を行うことになった。 今回の工事は、建物の各部材を屋根から順番に取り解いて骨組みだけにして、破損・腐朽した部分の補修・取替などを行って再び組み上げ、あわせて大地震に対する備えも施す。 工事にともなう調査により、建立当初の姿とその後の変遷が概ね明らかになった。発見された柿板や享保の絵図から、建立当初の屋根は柿 (こけら)葺であったことがわかった。現在は瓦棒銅板葺で葺き替えの時期は不明だが、明治時代初期の古写真ではすでに銅板葺になっている。正面中央の唐破風は解体中に発見された墨書から、1770(明和7)年に付加されたこともわかった。 須弥壇・台形厨子内の壁紙の下から、雲に飛天の図も発見されている。 見学会では、はじめに文化財建造物保存技術協会の富沢晃さんのビデオを用いた解説を聞いた後、20人ずつ2班に分かれて、本殿と山門を見学した。 素屋根ですっぽりと覆われた本堂に入った見学者たちは、縦横に張り巡らされた大木の骨組みを目にして、その規模の大きさに驚いた。取り外された白アリなどの虫にくわれた小さな穴のあいた木材が並べられていて、40本ある柱のうち、10本を交換すること、栂(ツガ)材で関西ではよく使われるが、調達が大変なことなどの説明を受けた。工事用に設置された階段を上がり、屋根に取り付けられる大きな青銅板の展示や宮大工の作業風景もながめた。 そのあと、山門楼上で、鎌倉歴史文化交流館学芸員の浪川幹夫さんから、禅宗建築の特徴、地震・津波のことや和賀江島の話などを興味深く聞いた。 見学を終えた市内梶原か訪れた3人グループの女性や、茅ケ崎から自転車できた男性は、「現場を見学できて滅茶苦茶よかった」「元の材料をなるべく活かして修理するのは大変だと思った」と話していた。 修理工事には、文化庁の保存・活用事業費補助とともに、神奈川県及び鎌倉市からの補助を得ている。
鶴岡八幡宮の親子イチョウ
「隠れ大銀杏」の異名を持つ鶴岡八幡宮のご神木が強風にあおられて倒壊してから今年で15年。 元の場所から芽生えたひこばえが、高さ約10m、幹周90㎝ほどに大きく生長し、秋になって葉を黄金色に輝かせている。 そのそばには、元の大銀杏の幹を根元から3m4㎝のところで切って移植した株が植えられていて、こちらも枝を拡げてみごとに貴葉し、それらは「親子イチョウ」と呼ばれて慈しま れている。 イチョウはイチョウ科イチョウ属の落葉大高木。公孫樹とも書き、中生代に栄えた、生きた化石ともいえる植物で、中国南部の原産とされる。 鶴岡ミュージアムカフェ棟に、倒壊した樹幹の中間部が展示されていて、樹齢千年の歴史の重みを感じさせる。
文 小林千穂
写真 松原省吾
大本山光明寺 記主禅師研究所嘱託研究員 浪川 幹夫
近年、わが国では平成7年(1995)の兵庫県南部地震や、同23年(2011)の東北地方太平洋沖地震、直近では令和6年(2024)元日の能登半島地震など未曽有の巨大地震が発生し、依然としてその脅威は収まるところを知らない。 当然、わが国で発生した地震は、歴史上多数存在する。殊に中世の一時期、政権都市であった鎌倉には、『吾妻鏡』ほかに被害を伴ったと思われる大地震の記が8回程見られるが、その最古の史料は『文治六年日次記であろう。そのうちの地震記は、文治6年3月「廿五日 天晴 有大地震事 戌時」(1190・5・1)と、同年9月「二日 晴 去夜半大地震」(同・10・2)で、これらが発生したのは、文治5年、源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼし、同年10月24日鎌倉に戻った直後のことであった(『吾妻鏡』)。 ところで『文治六年日次記』は、重要文化財『孔雀経単字音義 上巻』(国所有)の書写用紙として使われた、この年の具注暦である。具注暦とは、朝廷の陰陽寮が作成し頒布していた暦で、暦日の下にその日の吉凶・禁忌などが注記され、余白が日記として利用されていた。同『日次記』の上欄外には、「北斗供」「薬師供」ほかの諸供養法の記があり、さらにそれら供養法に「始」と「結願」の書込みがあるので、本書は僧侶が記録したものと推定されている。 また、 同書には6年正月の頼朝伊豆詣の記事とともに、同年2月29日に奥州藤原氏の当主藤原秀衡(?〜1187)の「後家」が鎌倉に来たという記述があることから、頼朝の周辺にいた、鶴岡八幡宮の仏事等を所管していた供僧によって記されたとも考えられている。そのうえ本書以外にも、関東圏で書かれたとされる『年代記配合抄』(神代から江戸時代初期までの編年形式の年代記)に、建久元年の春頃「大地振(震)」があって1カ月程度揺れが続いていたことや、京都押小路家の記録に、文治6年4月11日を建久元年とした件について「地震に依るなり」(『大日本史料』第四編第三冊)と、改元の理由が同年の地震によるとしたものもある。 以上、『文治六年日次記』の地震は、改元の原因にもなるような甚大被害を生じさせた、鎌倉時代最初の、関東圏での大規模災害の可能性が想定できる。そして、この記事は『吾妻鏡』には書かれておらず、今まで世に知られていない。 本年は、大正関東地震から102年。今後も過去の地震の歴史と被害について、改めて考えて見ては如何であろうか。 参考文献 池田寿 2003・5「史料紹介『文治六年日次記』について」『古文書研究』57 吉川弘文館/『年代記配合抄』国立公文書館デジタルアーカイブ他
鎌倉インテル
鎌倉を本拠地とする社会人1部リーグのサッカークラブ・鎌倉インターナショナル株式会社(鎌倉インテル)は10月30日、鎌倉市教育委員会と「スポーツ・身体づくりを通じた教育活動の推進に関する連携協定」を締結した。 これまでも鎌倉スクールコラボファンドを活用した探究学習の授業やサッカーを通じた地域の子どもたちとの国際交流で市教育委員会と協力してきたが、今後、鎌倉市台の同チームのスタジアムの利用、スポーツを通じた学びなどの教育活動の提案を市教育委員会に行い、市の 教育活動への寄与を行っていく。 同社代表取締役・四方健太郎さんは「地域のクラブチームとしてさらに密接に教育に協力していきたい」と述べた。
湘南鎌倉総合病院の病院祭
湘南鎌倉総合病院(鎌倉市岡本)で11月16日、「病院祭」が開かれた。神奈川県の「未病番長」を務める、横浜DeNAベイスターズ前監督の三浦大輔さん(51)がトークショーに招かれ、自身の経験に基づいた健康管理について語った。 三浦さんは横浜大洋ホエールズからベイスターズにかけて25年間、主力投手として活躍。1998年にはセ・リーグと日本シリーズでの優勝に貢献した。2021年から今シーズンまで一軍監督を務め、昨年は日本シリーズで優勝した。愛称は「ハマの番長」。 健康寿命を延ばす「未病改善」を大きな方針として掲げている神奈川県から、2019年に「未病番長」を委託された。 トークショーで三浦さんは「年齢とともに健康に対する意識が高まってきた。若いときはとにかくいっぱい食べたが、いまは食事のバランスを考えている。食べたら動く、動いたら食べることが大事」と話した。 監督時代は、眠っても朝まで2、3時間おきに起きてしまった。そのため球場に早めに行き、誰もいないところでひと汗かいて気持ちを切り替えたという。「いまは朝までぐっすり眠れる」と笑いを誘った。毎朝、ウォーキングを欠かさないという。 現役3年目に肝機能障害を発症した経緯も話した。体のだるさを感じていたが、2軍に落とされることを恐れて口にできなかった。広島での試合のあと、どうしてもだるくてトレーナーに伝えた。翌日、横浜に戻って病院で検査をしたら、肝機能障害と診断されそのまま10日ほど入院した。 そのころから健康に気をつけるようになったという。月に一度、血液検査をして、数値が上がったら練習の強度を落とすなどの対策をとった。 「シーズン中、みんなが戦っているときに、自分が戦えないことが悔しくて。健康でいないとマウンドに立てない。そこで食材などに気をつかうようになった」と話した。 同病院は昨年11月、国際未病医療センターを開設。今年6月からは、音楽療法を活用して、認知機能や口腔機能を改善する臨床研究を始めている。 この日は、同病院の熊谷知博医師と、音楽療法士の資格を持つ大山祥子・昭和音楽大非常勤講師が講演した。実際に、来場者と一緒に歌ったり、楽器を鳴らしてみたりして、効果を確かめた。 病院祭ではほかにも、血糖測定や野菜不足チェック、子ども向けの薬剤師の仕事体験や内視鏡操作体験などがあり、多くの来場者が楽しんだ。
みらいふる鎌倉
10月20・21日、みらいふる鎌倉の1泊旅行が行われ、34人がバスで一路、秋色の福島の母畑温泉に向った。今回は名所旧跡を巡るのではなく、日本のお宿100選の1位に選ばれた「母畑温泉ホテル八幡屋」でゆっくりくつろぐプラン。
到着後、夕食までの時間紅葉が始まった広大な庭の散歩や、数々の風呂を満喫した。宴会では、山海の幸を堪能し、カラオケタイムでは、会長、副会長らの歌もさることながら、最年長97歳の谷中保さんの歌声に元気をいただいた。炭坑節の踊りも出て大盛況のうちに締めになり、その後も飲みは続き、母畑温泉の夜は更けていった。
翌朝は、茨城県大洗の大洗磯前神社を正式参拝=写真下。茨城の北に位置し、太平洋に面し、一番早く日の出が拝める同神社は、南に立つ鹿島神社と共にこの地を守る。会員の健康と会の弥栄を祈願した。
◇ ◇
雨音が時折強くなる鎌倉市福祉センターに11月9日、開場前からみらいふる鎌倉、栄区シニアクラブ、一般参加の方々が続々と集合。「第14回みらいふる鎌倉市長杯争奪いきいき健康マージャン大会」が開催され、84人が参加した=写真上。
奴田不二夫実行委員長、萩原小夜会長の開会挨拶の後、健康麻将全国会による「賭けない・吸わない・飲まない」のルール説明があり、かつて〝賭け事の王様〟といわれたマージャンが、〝健康派の紳士淑女の遊び″へ移行をしたことを実感する。
10時30分、いよいよ最初の半荘がスタート。席は主催側の指定で、あちこちから「初めまして」の声が飛び交う。半荘ごとに席が変わるため、交流は加速し、気が付けば皆さん笑顔で真剣勝負。会場に「ポン」「チー」「ロン」の声が響き、途中で「四暗刻」「大三元」の大技が決まると、熱気はさらに上昇した。
4回の対局を終え、15時から表彰式。団体優勝(鎌倉市長杯)はみらいふる鎌倉が獲得した。個人戦は栄区シニアクラブ、女性1位には特別賞、さらに14回大会にちなんだ14位賞やブービー賞まで用意され、最後まで笑いの絶えない授賞式となった。(総務企画部杉本伸太郎記)
いっしょに楽しむ会員を募集中。
みらいふる鎌倉0467・23・1075
葉山中で「防災デー2025」
防災意識を高め、災害時に地域で貢献できる人材育成を目的に「防災デー2025」が11月6日葉山中学校(森岡孝校長・生徒数479人)で行われた=写真。 日本災害救援活動士協会創始者で町内在住の馬場賢親さんが講演で、過去の災害地での数多くの事例を紹介。水を汲むため井戸へ何度も往復した中学生らの活躍や、石巻の避難所で夜間のトイレに行きづらい高齢者や身障者をサポートした女子中学生グループの活動などを伝え、「災害が起きた時にはまず自分の命を守った上で、力を是非貸してほしい」と期待を伝えた。生徒から大人を担いで運ぶ方法や、同氏が着けている装備などについての質問もあった。 後半は町内外の15協力団体が行う24講座の体験学習を実施。葉山ロータリークラブは「災害時の水と食」での水のろ過実験や防災食の実食、葉山ハートセンターの医師らは心肺蘇生法を指導し、葉山災害ボランティアネットワークが「危ないところさがし」で生徒と校内を点検した。鎌倉を中心に活動する「防災普及学生団体Genkai」による救急車の装備紹介や怪我人搬送の体験もあった。 最後に生徒たちは在住地域ごとに、自治役員との懇談会を行い、自治会の防災の取り組みや避難所運営の説明などを受けた。東日本大震災を知らない中学生も7月末のカムチャツカ半島地震の津波警報で防災を意識したことがうかがえた。 住吉文子教頭は「災害時に自主的に貢献できるよう地域とつながる防災の種まきはできたと思う」と初めての取り組みが地域防災へつながるよう期待を寄せていた。(K)
村山 康知(むらやま やすとも)さん
今年7月に着任したばかり。11月中旬には「税を考える週間」があった。
自身は葉山町商工会などで講演。国税の取り組みを話し、確定申告や納税証明での、オンラインのさらなる利用を呼び掛けた。
京都市の出身で、大学まで京都だった。学生だった時に阪神・淡路大震災が起き、現地へ。焼野原でがれきの片付けなどもした。それまで公務員には興味がなかったが、法学部だったこともあり、行政に行こうと決意。東京国税局に国税専門官として採用された。
いくつかの税務署で勤めた後、東京国税局本庁で2年勤務。その後、霞が関の国税庁に移り、個人課税にかかわる企画・立案などを中心に、14年間仕事をした。国会担当をしたこともあり、国会議員の質問通告を受けて夜中まで働く生活も経験した。
個人課税課にいたときに東日本大震災が起きた。確定申告の時期だったが、仙台国税局は職員も被災し、機能がストップした。被災者の申告の修正など、膨大な事務への対応に追われた。
鎌倉での勤務は初めて。歴史と伝統がある街で、神社、仏閣と自然の融和が美しいと思う。観光客が多いところも、生まれ育った京都との親和性を感じる。景観条例があって、看板などを規制しているところも共通している。
「ただ、京都にはない海があるのが鎌倉のよさ。海を含んだ美しさがある」
納税関係団体の人たちと話す機会もよくある。精神的なゆとりを感じさせ、穏やかな人が多いと感じる。
「自然豊かな環境が、そうさせているのかと推察する」。
東京都大田区に住んで30年以上たつ。長男は結婚してすでに独立。妻と高校生の次男との3人住まいだ。朝6時半過ぎに家を出て、8時前には鎌倉に着く。
大の野球好きで、阪神ファン。直前は1年間、沖縄国税事務所に勤務していて、沖縄県宜野座村のキャンプ地も何度か訪れた。
「今年はリーグ優勝まで行ったから、いいシーズン。日本シリーズ優勝は来年の楽しみに」。54歳。
(文・写真 真田正明)
葉山浄化センター見学会
葉山町長柄の下水処理施設「葉山浄化センター」の見学会が11月15日に行われ、町民11人が参加した=写真。生活基盤を支える下水道の役割や仕組みを見て知ることを目的に町が定期開催しており、昨年から累計約500人が訪れている。
汚水が芝崎の中継ポンプ場に集められた後に4・7㎞先にある高低差35mの浄化センターへ圧送される全国でも珍しい方式を持つことや、主に微生物分解で1日約5千トンの汚水処理を行なっていること、人口減や人員不足で厳しさを増す24時間体制の維持管理などについて説明を受け、昨年町が発行した冊子「うんこドリル」からのクイズに答えた。
子ども連れの家族や近隣に住む町民らは「下水管を修理している間は使用できるのか」「微生物は入れ替えるのか」など、質問をしながら汚水からゴミを取り除く実験や地下の処理施設を見学した。
1999年から下水道事業の供用を開始した同町は使用料収入の減少の中、設備機器等の老朽化への対応に迫られており、来年度から3年間にわたり段階的な下水道使用料の見直しと官民連携の「ウォーターPPP事業」への移行を目指す。コストを抑えながら民間のノウハウと技術力を取り入れた先進事業へと舵を切る同町の下水道課は「安心安全を提供し、町民と協力した事業として開かれた場所でありたい」と話し、来年1月17日と3月28日の10時にも見学会を予定。(申込は2週間前まで)。町HPからも。
下水道課046・876・1111
後世に伝えたい歴史と文化
鶴岡八幡宮宮司の𠮷田茂穗 著
鎌倉・鶴岡八幡宮から鎌倉の歴史・文化や史跡旧跡、別荘建築、同宮の年中祭祀などを迫力ある写真で紹介する鎌倉ガイドブックが発行された。 鶴岡八幡宮監修・同宮𠮷田茂穗宮司著の鎌倉ガイドブックで、鎌倉の切通ややぐら群、十王岩や建長寺上からの眺望、獅子舞谷など「心に残る鎌倉十三の風景」や、旧華頂宮邸、古我邸、鎌倉文学館などの「鎌倉の別荘文化」、「鶴岡八幡宮の年中祭祀」には四季折々の写真が多数掲載されていて目を引く。あまり知られていない景観スポットや、食事処として利用できる旧別荘のお役立ち情報も掲載している。 同宮発行の機関誌「悠久」1~4号の記事を完全収録し、万葉学者・上野誠さん、直木賞作家・安部龍太郎さんと𠮷田宮司の鼎談では鎌倉の歴史文化、文士のことなどが興味深く語られている。戦後、1945(昭和20)年にマッカーサー元帥が同宮を参拝していた秘史も紹介している。 𠮷田宮司(83)は1966(昭和41)年に同宮に奉職し、1997年に宮司に就任。在籍60年ほどにわたり、鎌倉と同宮を見守ってきた。 「本来の鎌倉のあるべき姿とは何か、歴史都市鎌倉の使命とは何か、自分自身に問いかけ続けている」と投げかけ、「鎌倉に関心を寄せる人々に本当の鎌倉を伝えたい」とまえがきに思いを語っている。小学館刊、1650円(税込)。
企画・編集 島村國治
鎌倉市山ノ内在住の島村國治さん(81)が『北鎌倉ふしぎ探訪(改訂版)』を発行した。 2020年に作成した前著の『北鎌倉 路地巡りふしぎ探訪』に加筆、修正した改訂版で、1930年に開業した北鎌倉駅の当時から始まり、2023年10月の円覚寺洪鐘祭の行列まで、北鎌倉とその周辺の写真を満載している。洪鐘祭の際、山ノ内八雲神社の面掛行列が復活したことに意義を感じてその項目も加えたという。 「谷戸ってなに?」とページごとに〝ふしぎ〟の問いかけがあり、地図や写真を用いてそれに答えている。六国見山や台峯、切通しなど自然の風景や、建長寺・円覚寺などの歴史や建物、仏像の話などさまざまな北鎌倉の魅力を紹介。 島村さんは、鎌倉市中央図書館に寄贈された鈴木正一郎、皆吉邦雄、安田三郎の各氏が写した昭和の鎌倉の写真をデジタル化する作業にも寄与。本の製作には北鎌倉まちづくり協議会・北鎌倉湧水ネットワーク・鎌倉市中央図書館近代史資料室が協力している。 「若い人にも昭和の時代に思いをめぐらせながら読んでいただき、北鎌倉のことを知ってほしい」と話す。 千円(税込)、たらば書房・ベルタイム珈琲(北鎌倉)・ポルベニールブックストアで販売。
2026年版カレンダー
鎌 倉
鎌倉市観光協会の2026年版カレンダーは、今回26作目となり、デザインを一新し、掲載写真の撮影場所を地図付きで紹介するなど「鎌倉に行きたくなるカレンダー」を目指したという。
市内で撮影された「鎌倉」プロモーションフォトコンテスト2025の入賞作品が表紙を飾り、観光協会主催行事など、季節感のある写真を掲載し、恒例の花暦を巻末にまとめた。
1・2月は材木座海岸の「潮神楽」(山本拓司さん撮影)、7・8月の「久しぶりだの~」(佐藤ススムさん)は一の鳥居を入れて鎌倉花火大会を写し、11・12月の「突然の雨」(小嶋典生さん)で材木座海岸の夕暮れ。いずれも「鎌倉」プロモー
ションフォトコンテスト2025―ぜ~んぶ鎌倉―の入賞作品が採用された。ほか静の舞や妙法寺の苔庭、鎌倉薪能など鎌倉ならではの風景が載せられている。
文字は見やすいユニバーサルデザイン書体を使用し、SDGsに配慮して植物油インクを使った環境にやさしいカレンダー。六曜や鎌倉市内の寺社の花暦も掲載しているので、計画立てや散策・観光に役立ち、鎌倉土産にしても喜ばれる。
B4判(見開きB3サイズ)、1320円(税込)。
同協会事務所(鎌倉駅西口)や鎌倉市内の書店などで販売。STORES「かまくらぐっず」(オンラインストア)でも。
同協会0467・23・3050
鎌倉彩光
古都写真家・原田寛さんが撮影から印刷指示まですべて監修する完全オリジナルカレンダーは「鎌倉彩光」。
表紙は本覚寺のカワズザクラのピンクが彩り、1月の「妙本寺雪」は白銀の風景、3月「龍寶寺レンギョウ」、5月「片瀬西浜ハマヒルガオ」、6月「長谷寺アジサイ」、8月「成福寺サルスベリ」、と溢れんばかりの花で彩られた風景。11月の「名越切通サザンカ」は花を手前に富士山を望み、12月の「江の島『湘南の宝石』」は江の島の夜景で、撮影場所が気になるところ。
原田さんは11月に「富嶽写景」と題して、鎌倉から見られる富士山と海に着目した写真展を開いた。奈良・京都・鎌倉の3大古都の撮影をライフワークとする中で、鎌倉の最大の特徴は富士山と海で、それが鎌倉の魅力であるという。
六曜表記対応、巻末に「鎌倉の四季花巡り」も掲載。B4判(見開きB3サイズ)、1760円(税込)。書店や通販サイトで購入できるが、星月写真企画では直筆サイン入りを販売。
0467・27・8821
逗子旅カレンダー
2026「馬」
逗子市観光協会が2019年から作成している「逗子旅カレンダー」。
2026年版は、逗子市から望む四季折々の美黎しい富士山の写真で構成。撮影は逗子在住・日本自然科学写真協会所属の礒貝高弘さん。
1月の「黎明」は長柄桜山古墳群第1号墳からみた江の島と富士山の神々しい風景。2月「綿雲」(小坪飯島公園)、3月「萌芽」(旧郷土資料館)、4月「ダイヤモンド冨士」5月「薫風」・8月「蒼海」(いずれも大崎公園)、と息をのむような富士山の絶景。9月「茜雲」の逗子海岸の夕景もすばらしい。10月「冠雪」・11月「暮秋」と雪化粧した富士山が見られる。
写真に魅せられてすぐにでもその撮影場所に行ってみたい気分になる。その写真もさることながら、季節を表す2文字熟語に情趣が感じられる。
A3判、5百円(税込)。逗子市役所内の同会で販売。
逗子市観光協会046・873・1111
湘南モノレール
湘南モノレールは今年3月、開業55周年を迎え、「湘南モノレール開業55周年記念「2026年カレンダーフォトコンテスト」を開催した。コンテストは今年9回目で、テーマは「湘南モノレールと、その風景」。カレンダーの表紙と2025年12月から26年12月まで入賞作品14点が紹介されている。
表紙の「頭上を越えて」(三田村裕さん)の作品は最優秀賞を受賞。「ギラギラと夏の日差しが照りつける午後、木々の葉の間から日の光が漏れてその下をモノレールが通り過ぎる情景がとても素敵で撮った」という。
25年12月の「トワイライト」(和久田学さん)と、1月「日本晴れ!」(三浦星夢さん)には富士山の姿、2月「V字モノレール」桑原浩幸さん、3月「丸目のラストラン」 (保坂大樹さん)、4月「桜に思いを寄せて」(花嶋祐治さん)、5月「竹林を映して」 中根伸博さん)、6月「山を登る」(吉岡拓哉さん)と、躍動感のあるモノレールの姿を捉えている。
7月「残照に走る」(橘 正敏さん)は夕日を受けた大船観音、8月の「悠久の街を見下ろして」 (服部禎仁さん)は街の向こうに海、9月の「未来を見守るレール―湘南深沢」(三木啓司さん)は、湘南深沢に新しい街の姿を想い描いた。10月「紅葉の終着駅」(馬場博之さん)は江の島駅のみごとなイチョウ紅葉、11月「秋色の沿線、斜光線に輝く」(林亮一さん)、12月「輝跡の上で」(三浦義明さん)は夜景。どれも風景の中にモノレールを巧みに写し込んでいる。
六曜表記入り、見開きA3判、800円(税込)。
湘南モノレール0467・45・3181
江ノ電カレンダー
「江ノ電(えのでん)」と呼ばれ親しまれている江ノ島電鉄は、1902(明治35)年9月1日 藤沢―片瀬(現・江ノ島)間を開業した。以来、120余年、地域の公共機関として住民生活に溶け込むとともに、観光客にも愛されている。 江ノ電のカレンダーは、今年で15作目。藤沢市にアトリエをもつ画家湯浅誠さんが描く江ノ電沿線の四季折々の風景画7点で構成している。 表紙は、「タンコロ」として昭和に活躍した108号車から現在活躍中の人気の305号車まで江ノ電の車両が勢ぞろい。 1・2月「初詣日和 龍口寺前 新春の装い、賑やかな電車通り」、3・4月「花影の駅 極楽寺駅 春を運ぶ緑の電車」、9・10月「光の岸辺 秋を彩る江の島花火大会」、11・12月「黄昏の小動岬そびえたつ富士、江ノ電風景」など、四季の移ろいの中で行き交う人々の姿と江ノ電、街並みや自然の風景がダイナミックに描かれている。 六曜を表記し、鎌倉・藤沢の年中行事も掲載。 A2判、1300円(税込)。江ノ電グッズショップ藤沢・江ノ島・鎌倉、江ノ電駅窓口 鎌倉駅、江ノ電バス案内所、オンラインショップなどで販売。
江ノ電卓上フォトカレンダー
「時代をめぐる江ノ電」をテーマに、1980年から2025年の江ノ電の写真を、表紙と毎月1枚の13枚で構成したカレンダー。
表紙には、茶色とクリーム色の「チョコ電」、7月の昭和の祭り風景には、神輿と江ノ電が写っている。絵はがきとしても使える。
990円(税込)。 江ノ電主要駅やオンラインショップなどで販売。
江ノ電エリアサービス0466・23・2351
鎌倉彫カレンダー
江戸時代から昭和期にかけて制作された作品を掲載している。
1・2月「舞楽面蘭陵王硯箱」後藤齋宮作は蓋の中央に蘭陵王の舞楽面が彫られ、金で飾られた硯箱。3・4月「宝珠牡丹文香合」は優美な牡丹文様の香合、5・6月「糸目巻煙茶入」三橋鎌岳作は、側面に横筋文様が規則的にめぐらされた高さ12・5㎝の背の高い茶入れ。
7・8月「菊文合子(ごうす)」と9・10月「菊型合子」後藤齋宮作はいずれも合子。合子とは蓋と身が合わさる直径5,6寸の器で、香や薬、薬味などを入れるのに使われる。菊の花の彫刻が各々ちがった文様で施されている。11・12月「舞面還城楽」寸松堂 佐藤泰岳作は舞楽面。
日本語と英語の解説付き。六曜表記。
タテ69㎝×ヨコ33㎝、1600円(税込)。由比ガ浜の鎌倉彫工芸館と小町2丁目の鎌倉彫会館などで販売。
伝統鎌倉彫事業協同組合0467・23・0154
鎌倉能舞台
1月「玉井」に始まり、2月「室君」、3月「吉野静」、4月「屋島」、5月「杜若」、7月「船辯慶」、8月「井筒」、9月「三輪」12月「葛城」などおなじみの能の名場面が紹介されている。
見応えある能面や豪華絢爛な衣装でシテを演じるのは同能舞台主宰の中森貫太さんと、健之介さん親子。
六曜表記対応。能と狂言について英文で紹介されている。
見開きA3判、1500円(税込)。
鎌倉能舞台では年に数回「能を知る会」の定期公演を行っている。年明けは1月24日に鎌倉公演。
問い合わせ鎌倉能舞台 鎌倉市長谷3―5―13
0467・22・5557
天 下 禅 林
鎌倉の臨済宗建長寺派大本山建長僧堂柏林室・酒井泰玄老師が揮毫した禅語を表した書で構成されている。
「風蘭」から始まり、1・2月「迦葉微笑」、3・4月「花知一様春(花は一様の春を知る)」、5・6月「雲悠々」、7・8月「水潺々」、9・10月「月知明月秋(月は明月の秋を知る)」、11・12月の「冬来春不遠(冬来たりなば春遠からじ)」で締めくくる。
「雲悠々水潺々」は、つらい猛暑にあっても、雲のようにゆったりと、小川のせせらぎのように静かに、心地よい涼の世界へ入るという禅語。日常生活のヒントに。
現代語表記が添えられ、月ごとの同寺の行事予定も記載。書は台紙から取り外して墨書作品として飾ることもできる。六曜表記。タテ73㎝×ヨコ31㎝。1500円(税込み)。総門左側の朱印所で販売。
建長寺0467・22 ・0981
清 樂
北鎌倉の臨済宗円覚寺発行のカレンダー。
臨済宗円覚寺派第218世管長横田南嶺老師の揮毫の書画13作。
1月「壽無量」、4月「精一杯生きよう よろこんで」、5月「喫茶去」。
6月は「美しい人の美しい心にふれて こころみださず生きてゆきたい」坂村真民、7月「来てみれば森には森の暑さかな」、8月「報答父母恩」、9月「風月清」、そして12月は「寂然」で締めくくられる。六曜表記。
喫茶去「お茶をどうぞお召し上がりください」と人へのおもてなしの心や親への感謝の気持ちを持つこと、1年を「寂然」、心静かに締めくくることの目標を示唆してくれる。
卓上タイプでタテ10・5㎝×ヨコ20・5㎝。605円(税込)、境内売店で販売。
円覚寺0467・22・0478
鎌倉・一瞬の輝き
―季節の贈り物
「フレンズオブカマクラ・台峯」が作製したカレンダー。
同会(台峯を歩く会)は、2001年12月に台峯緑地保全のため設立。毎月第1木曜日に活動している。
鎌倉在住の自然観察指導員・池英夫さんが台峯の自然を撮影した13枚の写真で構成。
表紙はキアシシギ。ハイタカ、セグロセキレイ、キョウジョシギやミヤコドリなどの野鳥、夜光虫やハンミョウ、イチモンジセセリなどの昆虫が里山の自然の中で生き生きと息づく姿が写し出されている。
千円(税込)。
申し込みは市川さん090・6102・2828
ichikawa_kamakura@nifty.com
里山カレンダー
「鎌倉峯山の会」が作製したカレンダーの3作目。
同会は、2017年から峯山(標高98m)と常盤山緑地周辺の山桜の保護や散策路の整備を行っている。青空保育のサポートなどの活動も行い、山仕事の楽しさ、里山の魅力などを伝えている。
峯山の花木や風景のスケッチ画12点で構成した6カ月カレンダー。1月は峯山から見る正月の富士山。絵に描かれた場所の説明もあり、峯山散策の参考になる。
千円(税込)。来年分は完売。
問い合わせ吉田さんzeng@my.zaq.jp
万葉 野の花
鎌倉市在住の野の花画家・阿見みどりさんの米寿記念自撰画12カ月の花のカレンダー。
万葉集に詠まれている野の花を水彩で描き、万葉歌を添えている。
1月はツバキ。「河の上のつらつら椿つらつらに見れども飽かず巨勢の春野は 春日蔵首老」の歌が添えられている。5月はショウブ。「霍公鳥厭ふ時無し菖蒲 蘰にせむ日比ゆ鳴き渡れ よみびと知らず」。6月はアジサイ。「紫陽花の八重咲く如く弥つ代にをいませわが背子見つ丶偲はむ 橘諸兄」、12月はアシとツル「若の浦に潮満ちくれば潟を無み葦辺をさして鶴鳴き渡る」と、月ごとに野の花が繊細な筆遣いとやさしい色彩で描かれていて、添えられた歌も味わい深い。
和紙を使用し、六曜表記あり、意訳・英訳付き。A4判の額絵カレンダーは、1650円(税込)。
ミニカレンダーはタテ210㎜×ヨコ100㎜、1100円(税込)。
銀の鈴社0467・61・1930
かまくらカレンダー
鎌倉在住のイラストレーター伊東雅江さんによる卓上カレンダー。 鎌倉近郊の名所や建築物が12カ月を彩り、鎌倉の新しい発見ができる。 イラストの解説文(「かまくら茶話」) 付き。タテ10・5㌢×ヨコ14・8㌢、1320円(税込み)。 12月中旬ごろから鎌倉市川喜多映画記念館、たらば書房、一翆堂などで販売。
藤澤浮世絵館カレンダー
藤沢市藤澤浮世絵館が作成。
弁財天を描いた歌川国芳の浮世絵を片面に、もう片面に江の島から望む富士山を描いた歌川広重の浮世絵をあしらった両面カレンダー。
1~6月は歌川国芳(1798~1861年)の「題名不詳(弁財天)」で、弁財天が「産後寿」「しゆつせ(出世)を松」「よのなか ほどの葭」「繁昌の商梅」のめでたい木々を育てている図。「江の島へ 百味をかけて たつ(辰)の日の あすはみ(巳)になる 金や入るらん」と歌が添えられている。
7~12月は歌川広重(1797~1858年)の「冨士三十六景 相模江之島入口」。広重が最晩年に制作した揃物の一つ。江の島の鳥居(青銅鳥居)の先に富士山が描かれているが、実際にはそのように富士山は見えないので、めでたい景色とするための構図という。
A2縦型、400円。
藤澤浮世絵館0466・33・0111
ほっこりアートカレンダー
障害者の就労支援を目的に活動する特定非営利活動法人「道」が運営する障害者福祉サービス事業所「道工房」では、障害の有無に関係なくアートをコミュニケーションツールとして会員たちが「明るく・楽しく・美しく」をモットーに独創性あふれる制作に取り組み、毎年カレンダーを作製している。
まちや森の風景画、小鳥や植物の絵など、豊かな感受性とやさしさがあふれ、「ほっこり」する洋画・ちぎり絵など12点を集めた。巻末に2024年度の受賞・入賞作品の紹介も。
見開きA3判、900円(税込)。若宮大路の道ギャラリー、島森書店、有隣堂藤沢店、オンラインショップなどで販売。収益は同工房通所者に還元。
道工房0467・23・8772
*愛読者プレゼント
「鎌倉」を5人、「能」を10人に。往復ハガキに希望カレンダー名と鎌倉朝日の感想、住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、1面題字下の住所の鎌倉朝日へ。12月8日消印有効。多数抽選。
▼県立近代美術館 葉山
▽若江漢字とヨーゼフ・ボイス 撮影されたボイスの記録、そして共振
11月15日~2月23日。若江撮影のボイスの写真や2人の造形作品の展示。千2百円。
▽没後10年 江見絹子︱1962年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作品を中心に︱ 11月15日~2月23日。日本人女性で初めてヴェネチア・ビエンナーレに出品した江見の作品展。250円。
江見絹子《光る土・歌う水》2022年 油彩、カンヴァス 神奈川県立美術館蔵
046・875・2800
▼THOUSANDS ARE SAILING 川口起美雄
2月1日まで県立近代美術館 鎌倉別館。1970年代の初期作品から初公開の新作まで。7百円。
22・5000
▼冬美人︱押絵羽子板とともに
12月5日~1月12日鏑木清方記念美術館。女性たちの冬の装いを描いた口絵や押絵羽子板などを紹介。3百円。
23・6405
▼サスペンス・ミステリー映画の奇しい世界
3月29日まで川喜多映画記念館。スリルを味わうサスペンス映画と謎解きを楽しむミステリー映画の両ジャンルの古典から近作まで。5百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「アイズ ワイド シャット」12月17~21日/「博士の異常な愛情」16・18・20・21日。千3百円。【アイズ ワイド シャット+アフタートーク】14日13時半。映写機で35㎜フィルムの上映とFILM座代表岩本知明さんのトーク。千3百円。
23・2500
▼金澤文庫本︱流離う本の物語
1月18日まで県立金沢文庫。名古屋市蓬左文庫の重要文化財「金沢文庫本」5件を里帰り展示。8百円。
045・701・9069
▼昭和100年! 旅する蓬春
11月22日~1月25日山口蓬春記念館。旅という視点で大正から昭和にかけての蓬春の画業を振り返る。6百円。
046・875・6094
▼文学の森へ 神奈川と作家たち
12月6日~1月25日神奈川近代文学館。夏目漱石から萩原朔太郎まで。コーナー展示「没後50年 平井呈一」も。260円。
045・622・6666
▼五光窯 魅惑の彩磁器Ⅴ︱藤本岳英・江里子
12月5日~1月24日小町通りのギャラリー一翆堂。
22・3769
▼北鎌倉ギャラリー月
▽2026紅葉月の猫たち 12月7日まで。油絵、アクリル、木版画、陶芸など10人の猫がテーマのグループ展。
▽鎌倉アンティーク着物市6~8日。
22・2913
▼第32回 コンポジション展
12月2~7日鎌倉生涯学習センター。黒川明絵画教室の絵画展。水彩、油彩、アクリル、版画など約百点。
▼鎌倉市民文化祭2025
▽鎌倉民謡 民舞協会公演会
12月6日11時、鎌倉生涯学習センター。三味線・唄・民舞など。無料。
赤井方45・0437
▽劇団鎌倉小劇場 第60回公演「雨のち晴~~れ」
20日13時半・17時、鎌倉生涯学習センター。2千円、前売1500円。
志貴方090・3508・8292
▼第22回 絵で伝えよう!わたしの町のたからもの 絵画展
12月25~27日鎌倉生涯学習センター、28日~1月5日鎌倉駅地下道ギャラリー。いつまでも住み続けたい町であるために(SDGs)をテーマに市内の小中学生の作品約160点。主催は鎌倉ユネスコ協会。
▼鎌倉フルートアンサンブル演奏会
12月4日18時半、鎌倉生涯学習センター。無料。久石譲「もののけ姫メドレー」など。主催は鎌響。
▼みんながつながるにんぎょうげき&コンサート
12月6日13時、葉山町福祉文化会館。シアタードーナッツの人形劇と松永知史さんのクリスマスの歌など。無料。
葉山福祉文化ラボ090・8081・6201
▼J・S・BACH VIOLIN CONCERTO
12月6日12時、カトリック雪ノ下教会。無料。バッハのヴァイオリン協奏曲全曲。主催は鎌響。
▼CHRISTMAS CONCERT
12月25日14時、カノンハウス鎌倉。鎌倉出身のトランペット奏者の佐藤友紀のクリスマスコンサート。素敵なお菓子と飲み物でクリスマスソングに浸る至福の時間。4500円。
ブロウミュージック03・5403・6410
▼ナショナルトラストコンサート「音楽で語る鎌倉」
12月14日13時半、鎌倉生涯学習センター。「風致ファミリー、鎌倉在住60年の間に」、歌語り「かさこじぞう」。2千5百円、保護者同伴小学生無料。主催は鎌倉風致保存会他。
申込はスタジオエスポワール090・2207・0031
▼〝ジャズを歌う会〟X,mas Concert @鎌倉きららホール
12月16日13時半、鎌倉生涯学習センター。ジャズボーカリストの福島ミサトさんらのクリスマスコンサート。
080・3274・6031
▼映画とクラシック音楽~撮影所のあった街・鎌倉
12月21日13時半、鎌倉生涯学習センター。鎌倉音楽クラブの演奏でリスト「愛の夢」など。2千円。
鎌倉音楽クラブ090・2207・0031
▼冬休みこどもコンサート~いっしょに歌おう
12月25日14時、鎌倉生涯学習センター。ピアノとヴァイオリンの伴奏で「赤鼻のトナカイ」、「あわてんぼうのサンタクロース」など皆で歌う。無料。
かまくら ジュニアストリングス080・1228・1088
▼鎌倉吹奏楽団ミュージックファーム 創立30周年記念 定期演奏会
12月27日14時、鎌倉芸術館。組曲「惑星」より火星・木星など。無料。
050・3552・4010
▼La Pura Fuenteチャリティーコンサート
2月1日14時半、カトリック雪ノ下教会。清泉女子学院音楽部OGの合唱。無料。要予約。
地域食堂ゆきのした090・4759・8711
▼ゼロカーボン講演会「リチウムイオン電池が拓く未来社会」
12月7日15時、Fプレイスホール(藤沢市民センター)。リチウムイオン電池の現状と車の電動化の未来をノーベル化学賞受賞者・吉野彰さんが講演。無料。申込は5日までに電子申請。藤沢市環境部主催。
▼任意後見の備え~頼れる身寄りなくても安心
12月9日14時、鎌倉市福祉センター。講師は司法書士 池田忠広さん。無料。要申込。
鎌倉市成年後見センター38・8003
▼災害時福祉専門ボランティア講習会
12月18日13時半、藤沢市役所。福祉の専門職対象。無料。申込は3日までに電子申請。神奈川県福祉子どもみらい局主催。
▼藤澤浮世絵館連携講座「すごろくで旅気分︱江戸庶民の楽しみ方」
1月12日10時半、辻堂市民図書館。道中双六や当時の旅について。講師は望月一樹館長。無料。要申込。
藤澤浮世絵館0466・33・0111
▼鎌倉雪ノ下教会
▽こどもクリスマス 12月6日10時。0~6歳対象。歌、工作など。▽教会学校クリスマス 21日13時15分。礼拝、降誕劇など。
23・0652
▼玉小避難所開設訓練
12月6日9時、玉縄小学校。震度5強の地震を観測した想定で避難所開設の訓練。市で初めて「ペット同行避難訓練」(今回は犬のみ)。非常食の試食、避難グッズの販売など。自由参加。主催は玉縄小学校区ブロック防災協議会設立準備委員会。
▼ふらっとカフェ鎌倉 誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)12月7日12時半。
▽ソンベカフェ17日16時半。▽二階堂デイサービスセンター19日17時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア12月13日十二所果樹園、20日御谷山林。各9時20分現地集合。▽みどりウォーク 3日9時半、坂井家住宅庭園。▽クリスマスリース教室 6日10時、大路ビル3階。
▽ナショナルトラストコンサート 14日13時半、鎌倉生涯学習センター。▽歴史ウォーク 「神武寺とその周辺を訪ねる」17日9時半、東逗子駅集合。
23・6621
▼大船フラワーセンター
▽サンタコスのお子様プチギフトプレゼント 1~25日。▽クリスマスライトアップ 20日20時・21日19時半・23~25日17時半まで。▽スペシャルコンサート 21日17時。▽クリスマス工作 ~25日。2百円~。▽寺村サチコ(繊維造形作家)展6~21日。▽フラワーコンサート 7・21日11・14時。無料。▽園長さんぽ 14日10時頃。▽アレンジメント教室 20日10時。2500円。申込~5日。入園料4百円。
46・2188
▼鎌倉ガイド協会
▽護良親王と足利直義の足跡 鎌倉宮から浄妙寺、足利公方邸址 12月9・11・15・19日9時、鎌倉駅西口時計台広場集合。約4㎞。8百円。▽藤沢西俣野・花應院絵解き特別
拝観 4・8・10・12日9時、藤沢駅北口サンパール広場集合。約3㎞。8百円。▽覚園寺で最後の紅葉、初公開の鎖大師堂と開山堂特別参拝 13・16・17日9時、鎌倉駅西口時計台広場集合。約3㎞。8百円。【休日散歩】▽晩秋の紅葉谷 6日9時半、鎌倉駅西口時計台広場集合。約4㎞。8百円。保護者同伴小中学生無料。
24・6548
▼漁協の朝市
▽湘南 鎌倉支所 12月7日10時、鎌倉パークホテル駐車場。
22・3403
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー12月14日10~13時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨・支援用食糧品。
080・6602・9498▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ12月20日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き21日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼湘南邸園文化祭2025
▽inter-gardenism 12月6~14日12~17時、遊行寺。大書院に室内枯山水を作り、ARによる6つの庭園を室内外に浮かび上がらせる。主催は湘南工科大学中尾研究室+堀越研究室。無料。
▽山口蓬春記念館 高校生呈茶会 12月21日10時半・11時半・13時半・14時半、山口蓬春記念館。6百円(入館料別途)。HPから申込。
同館046・875・6094
▼藤沢ふれあいフェスタ2025
12月6日11~15時、藤沢市役所分庁舎。村岡中学校吹奏楽部の演奏、障がい当事者のフラダンスやバンド演奏、展示ブース、盲導犬デモンストレーション、手話体験など。
障がい者支援課0466・25・1111
▼北斎たんけん隊 in 湘南国際村
12月6・7日湘南国際村センター。葛飾北斎をテーマにしたワークショップ、展示、講演会など。無料。HPから申込。主催は神奈川県。
▼古本リサイクル市
12月7日10~14時(持込~13時)、逗子文化プラザ。不要な本を持ち寄り無料交換。
図書館フレンズ・逗子046・871・7708
▼鎌倉こども源平合戦IN葉山
12月7日10時、長者ヶ崎海岸。大人から子供まで、源氏と平家に分かれてチャンバラバトル。無料。HPから申込。主催はオーシャンファミリー。
▼人権のつどい2025inずし~誰もが自分らしくいられる場所が、ここにある
12月13日13時、逗子文化プラザ。13時10分 第44回全国中学生人権作文コンテスト入賞者の表彰と朗読、14時15分 「窓ぎわのトットちゃん」上映会。要申込。主催は横須賀・湘南人権啓発活動ネットワーク協議会。
逗子市市民協働部046・873・1111
▼江の島岩屋入洞者900万人達成記念「探検 Night Tour」
12月20・21日17時45分、江の島岩屋。江の島岩屋にまつわる話と夜の洞窟探検。HPから申込~9日。
藤沢市観光課0466・25・1111
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット12月12日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市13日7時半~14時半。※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
大島 亮 草 冬香と共に
1月10日14時、藤沢リラホール。
67年ミュンヘン・68年ジュネーブ国際コンクール最高位入賞、ベルリン・フィルらと共演する今井信子さんのリサイタル。 大島亮さん(ヴィオラ)、草冬香さん(ピアノ)と共に。ヘンデル ワトソン・フォーブス編「シバの女王の入城」など。全席指定。5千円。
同ホール0466・22・2721
「イルミネーションのような華やか和料理」
若鶏の蕪蒸し
街はあたたかな灯りに包まれ、日常の景色が少しだけ特別に見えてくる。冷たい空気の中を歩くと吐く息が白く広がり、行く年の迎えを静かに知らせてくれる。家では鍋の湯気が立ちのぼり、窓の外には冬の気配。慌ただしい年の終わりだからこそ、ふと立ち止まって一年頑張ってきた自分を沢山褒めて上げていただきたい。
今年最後のレシピはクリスマスにも使える華やかな和食を紹介します。
●材料(2人前)
▽蕪2個▽卵白1個分▽三つ葉1/2束▽パプリカ赤、黄1/4ずつ▽占地1/2株▽茹で銀杏適量▽おろし生姜【中具】▽鶏もも1枚▽塩胡椒少々▽醤油50㏄▽味醂40㏄▽酒25㏄▽砂糖20㌘【餡掛け】▽出汁200㏄▽醤油10㏄▽酒10㏄
▽味醂15㏄▽塩小さじ1杯▽水溶き片栗粉適量
●作り方
①パプリカ(5㍉角)、占地、三つ葉、鶏肉を一口大に切り分ける。
②鶏肉に塩胡椒をして鍋に【中具】の調味料を沸かせて中に火が入るまで炒めて器に盛っておく。
③【餡掛け】の出汁、調味料を沸かせてパプリカ、占地を煮て取り出す。
④卵白をメレンゲにし、皮を剥いた蕪をすりおろし、水気を切って合わせる。
⑤残りの食材を④に合わせて鶏肉の上に乗せる。
⑥500Wの電子レンジで1分加熱する。
⑦餡掛けに片栗粉でとろみを付けて、⑥にかけ生姜を乗せ完成。
(創作和料理近藤 副料理長)
▼鎌倉駅東口イルミネーション
2月14日まで。鎌倉駅東口ロータリー~若宮大路周辺。鎌倉表参道商店会
▼長谷寺紅葉ライトアップ
12月7日まで、日没~19時半。拝観料400円。
長谷寺22・6300
▼大船フラワーセンター 夜間ライトアップ
12月20日20時閉園、21日19時半閉園。園内各所。入園料400円
46・2188
▼湘南の宝石 江の島島内各所。シーキャンドル、サムエル・コッキング苑、(岩屋は入場料別)
2月28日まで、平日・年末年始17~20時。土日祝・12月20~30日17~21時。(1月10日~2月28日は点灯17時半~)
0466・25・3525
▼新江ノ島水族館 ENOSUI CHRISTMAS
12月25日まで。開館~21時。
0466・29・9960
▼テラスモール湘南 湘南の青い海、蒼い空
7 DAYS SPARKLE BLUE(JR辻堂駅)
2月15日まで、18~23時。
0466・38・1000
紡ぐ(つむぐ)~つながる鎌倉
12月14日10~16時、たまなわ交流センター。
「地域で活動する人とつながり、未来を地域を共に創る場」をテーマに。
活動団体パネル展示、子ども向け体験ワークショップ、おはなし会、かまくらファンド採択団体報告会、野菜販売、フードコーナーなど。玉縄歴史の会による講演会「江戸川乱歩が描いた大船・玉縄」も。無料。
主催は鎌倉市市民活動センター60・4555
1927年(昭和2)から始まった全国規模の俳句大会。鶴岡八幡宮の実朝公を祀る白旗神社で奉告祭に奉納(当日句会なし)。鎌倉同人会主催。
実朝賞、鎌倉市長賞など。選者は星野椿さん、松尾隆信さん、宮坂静生さん、安田のぶ子さん。
【投句募集】実朝忌・当季雑詠併せて2句(未発表作品、ルビなし、何組でも可)。1組千円。
【宛先】横浜市保土ヶ谷区境木本町66―2―107
正谷民夫方・実朝忌俳句大会事務局045・721・8570 1月15日当日消印有効。
【発表】3月1日以降。投句者に入賞作品一覧表郵送。
鎌倉市中央図書館(10月分)
鎌倉市中央図書館(25・2611)は10月に一般165冊、児童書101冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「教えて!からあげ先生はじめての生成AI」からあげ著 KADOKAWA▼「仕事の壁はくぐるのだ」川島蓉子著 ミシマ社▼「平安貴族の日記を読む事典」倉本一宏著 吉川弘文館▼「知れば知るほど泣ける白洲次郎」宝島SUGOI文庫 別冊宝島編集部編 宝島社▼「日本がもっと好きになる!旅好きのための鉄道紀行」カコ鉄著 KADOKAWA▼「確率は悩ましい 岩波科学ライブラリー」原啓介著 岩波書店 ▼「トップアスリートが実践している世界最強の健康マネジメント」杉田正明著 アチーブメント出版▼「これからの建築入門」岩波ジュニア新書 松村秀一著 岩波書店▼「住まいを整える。」MAGAZINE HOUSE MOOK マガジンハウス▼「絵の音」大竹伸朗著 新潮社▼「創作者のための読書術」エリン・M.プッシュマン著 フィルムアート社▼「入門講座三島由紀夫」平凡社新書佐藤秀明著 平凡社▼「しずくと祈り」朽木祥作 小学館 ▼「ヴィヨンの妻・桜桃」岩波文庫 太宰治作 岩波書店 ▼「本好きに捧げる英国ミステリ傑作選」創元推理文庫 クリスチアナ・ブランド他著 東京創元社▼「誰にも見えない子ども」アンドレア・エリオット著 亜紀書房
20日からはがきアートを展示
鎌倉郵便局
SNSや電子メールの普及などで「年賀状じまい」が加速する中、鎌倉では年賀状の購入が2024年用約18万枚、2025年用20万枚と、逆に増加している。 鎌倉郵便局の池辺恭平局長(38)は、「鎌倉は文化的な活動をする人が多い。年賀状に時間を使う余裕があるまちなのではないか」と推察する。 4月に着任した池辺さんは本局の局長では最年少という。鎌倉にいる海外の方にも年賀状文化を知ってもらおうと、外国人受けする年賀状を置いたり、販売コーナーの表記を日本語のほか、英語、中国語、韓国語にしたりとアイデアをしぼる。江の島と富士山の絵柄の神奈川県のふるさと年賀はがきを販売していて、売れ行きがいい。 12月15日の引き受け開始に向けて、20日の土曜日には鎌倉郵便局前で郵便配達のバイクと記念撮影、20日~1月7日までハガキに絵や文 字を描いた幼児から高齢者の作品を展示する。 池辺局長は「年賀状で相手の安否を知って連絡をとるなど、コミュニケーションの再構築として年賀状の果たす役割は大きい。いったんやめてしまった方もまた出しませんか」と勧める。
鎌倉はんこ
鎌倉市御成町の印章店「鎌倉はんこ」の店主 月野允裕さん(46)と妻の千恵子さん(42)が、第30回中国印章業連盟大会における第3回競技会で、夫婦で金賞受賞した=写真。
5部門121点の中から允裕さんが「木口実印」で、千恵子さんが「木口角印古印体」で、それぞれ金賞を受賞。夫婦での同時金賞受賞は大会史上初という。
月野夫妻は、全国でもわずか数組という印章彫刻の最高位である国家検定「一級印章彫刻技能士」を保有していて、日本の伝統文化を次世代へ受け継いでいく心構えで仕事に取り組んでいる。
月野さんは「夫婦⾦賞は、⽇頃の地道な技術研鑽が評価されたものと感謝している。⼿仕事の温かさ、芸術性、⽂化価値を、⽇本および世界へ発信し、後世に引き継いでいきたい。印章彫刻の道を⽬指す若芽を育むきっかけにもなることを切望する」、知恵子さんは「これから夫婦二人三脚で、使う方の心に寄り添えるような温かみのある印鑑づくりに邁進します」と話す。
鎌倉はんこ 鎌倉市御成町5︱60467・37・9297
丹月流大島さん
「二胡と茶香の饗宴 ~悠久の流れ、シルクロードの道は鎌倉へ」と題して11月16日鎌倉の円覚寺でイベントが開かれ、約100人が参加した。 東アジア文化都市に選ばれた鎌倉が1月から12月までの1年間、文化芸術イベント等を聞いており、その一環で公募の助成事業として実施された。 茶道香道丹月流大島麗子さんの主催で、中国の漢方医らによる東洋医学と茶の効能の話、宋代の茶の表演、中国二胡の第一人者・曹雪晶さんの演奏でシルクロードメロディなど、香道、男性二人による掛け橋(合わせ釜)の点前のほか、中国や韓国の掛け軸や絵画、茶碗などの陶器の展示もあった。 大島さんは「お客様も私たちと共に楽しんでいただけたと思う。文化は争いの中では育たない。私たち一人ひとりが、他を敬う、和敬の心を養い、民間交流と繋がり、平和な世界が築き上がることを拙に願う」と話している
鎌倉市政功労
令和7年度の鎌倉市政功労者にフラ教室「ハラウ フラ オーラリ」の王映夏さん(18)が選ばれ、11月3日鎌倉市議会本会議場で表彰された。 王さんは、3歳から鎌倉のフラ教室に通い始め、今年2月に開催されたカウアイモキハナフェスティバルジャパンの年代別・古典部門で優勝、現代部門で準優勝を獲得。 受賞式会場では、古典ソロと、グループで現代フラを披露した。 「フラを初めて観たという方々もいる場で、披露する機会をいただけてとても嬉しく感謝している。心に残る時間となった」と話していた。
カトリック教会で
「ビルマの竪琴 合唱による和解」の朗読劇が11月24日、鎌倉市小町のカトリック雪ノ下教会」で開かれ、約400人が鑑賞した=写真。鎌倉ユネスコ協会とかまくら春秋社の共催。 『ビルマの竪琴』は鎌倉ゆかりの作家・竹山道雄の作品で、かまくら春秋社代表の伊藤玄二郎さん(81)の脚本・演出で31回目の公演。教会での公演は初めてで今回、新たに鎌倉女学院・鎌倉学園・逗子開成の高校生ほか寺の住職や市民ら約30人が合唱に加わった。 NHKでうたのおねえさんとしてデビューした田中あつ子さんの澄んだ声の朗読と歌、高野久美子さん、鈴木花安さんのソプラノ、市民合唱団の「埴生の宿」や「庭の千草」などの歌声が教会の聖堂に響き渡り、観客は静かに耳を傾けた。ピアノ伴奏は倉本洋子さん。 公演後の挨拶で、伊藤さんは、20代のころ、材木座に竹山さんの自宅を訪ねたこと、教員だった本人が戦地へ送り出した教え子の帰りを待ち詫び、横須賀の港に通ったことを作品の水島に重ねたことなどを語り、「戦争はあってはならない」と繰り返した。「上演には場所が大事で、今回教会といういい場所を得てありがたかった」とも話していた。
青少年の部にも応募多数
第24回鎌倉全国俳句大会が11月24日、鎌倉・鶴岡八幡宮直会殿開催され、全国から約120人が入場した。鎌倉虚子立子記念館の主催で、選者は星野椿さん、星野高士さん、今井聖さんら。事前投句が1200、当日投句が450あった。
星野高士さんは開会で、大会の盛況ぶりを喜び、「鎌倉から俳句の魅力を発信して、俳句を盛り上げていきたい」と挨拶。
エッセイスト阿川佐和子さんの記念講演があり、阿川さんは新幹線「のぞみ」の名付け親であること、厳しく怖かった父親(阿川弘之)とのエピソードや俳句との関わりなどをユーモラスに語り、会場は笑いに包まれた。
◆鎌倉全国俳句大賞
【一般の部】
行く秋や山の容に雨の降る森みち子さん
【青少年の部】
日傘でも守りきれない日差しかな
畑中紗奈さん
◆当日句の大会賞
冬銀河我ら小さき砂時計倉田松風さん
「宝戒寺橋より」 黒川 明
滑川には多くの橋が架かっているが、宝戒寺橋もそのひとつ。この辺りは紅葉が何本かあり、黄葉の樹々も多い。下流には東勝寺橋があり、そのアーチを眺められる。細かく蛇行する滑川も、この二つの橋の間は比較的まっすぐなのだ。
逆光が色づいた葉を通り抜けてくる。その光はきらきらと踊り、乾いたにおいとなって鼻孔をくすぐる。そのなかに光を通さない橋が黒々と浮かび上がる。橋の上を、子供を後ろに乗せた自転車が通り過ぎて行った。
水彩 31×41㎝
筆界確認の薦め
土地を買ったり、売ったりしたことのある方なら経験をしていると思いますが、少し前までは境界(コンクリート製・金属の鋲・木の杭等)の確認をして売買をしていました。測量も現況測量と言って、測量会社が公図を基に依頼者の意向を元にある程度の所で測り、測量図を作成しています。
家を建築する時、建築基準法で4m以上の公道に2m以上接していなければならないと決められており、家が建てられない土地も存在します。そうなってから慌てても後の祭りです。
そうならないためにはどうしたらいいか。自分の土地を守るためには、確定測量をする必要があります。自分の土地の境界示す杭を、隣接する所有者に確認してもらうことが必要です。測量会社に依頼して測量図を作成し、隣接する人たち全員の立ち合い確認をしてもらわなければなりません。お互いが認め合い筆界確認書に署名捺印をする。そして法務局に届け出をする。時間がかかりますが、そこまでしないと終わりません。そうしておけば土地が財産として確立します。
昔からある家に長く暮らしている方に多くありがちですが、家が建たない土地は財産として考えると、極端に価値が下がります。残された方が困らないように今のうちに準備しておきましょう。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/
12月
▼成道会 8日建長寺、円覚寺。お釈迦さまが悟りを開いた日。
▼御鎮座記念祭・御神楽 16日17時、鶴岡八幡宮
▼歳の市 18日10時頃~20時頃、長谷寺参道。だるまや熊手の縁起物、しめ飾りなどの露店が並ぶ。16時半~拝観無料。
▼大祓・古神礼焼納祭
31日11・13・15時、大祓。16時、古神礼焼納祭。鶴岡八幡宮。
▼除夜祭 31日17時、鶴岡八幡宮。
▼除夜の鐘のつける寺
大船観音寺、浄光明寺、青蓮寺、瑞泉寺、東慶寺、満福寺、妙本寺、薬王寺、建長寺、光明寺、浄智寺、長谷寺(事前申込で抽選)、龍宝寺など。
「発祥の地」や「元祖」と聞くと、何故か目を引かれてしまうのは私だけではないはず ▼「鎌倉発祥」となると何をイメージされますか?▼「武家政権」「鎌倉彫」「鎌倉五山」など、多くの言葉が思い浮かぶのが嬉しく、誇らしい気持ちになります▼先日、「日本海藻学発祥の地」が鎌倉であるということを恥ずかしながら初めて耳にしました▼由比ケ浜で採取された海藻をもとに、明治の研究者たちが学問としての礎を築いたそうです▼海とともに歩んできた鎌倉らしい発祥に、またひとつ胸をくすぐられる思いをしました▼夏の海水浴に訪れる人々に「日本海藻学発祥の地」が鎌倉であるという事実を伝え歩きたい気分です。(N)