鎌倉朝日新聞 (2月1日号 2025年 第551号)

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村岡新駅(仮称)の完成予想図(JR東日本提供)

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くわ入れを行う黒岩知事ら関係者

「村岡新駅」JR東海道本線 着手式

32年の開業めざし新たな街づくり

JR東海道本線 村岡新駅(仮称)・自由通路の着手式が1月8日に開かれ、地域の首長や関係者ら約100人が参加した。 村岡新駅は、JR大船駅と藤沢駅の間に建設される。総工費約155億円は、神奈川県30%、藤沢・鎌倉市各27・5%、JR東日本が15%を負担する。2032年完成予定。 駅周辺には湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)や湘南鎌倉総合病院があり、湘南アイパークには製薬会社や研究機関、大学などが入居し、研究開発の拠点になっている。 黒岩祐治知事は「未病、健康長寿を目指す神奈川県にとってこの地域が1つの核となって光輝くすばらしい、世界から注目される拠点になる」と述べた。JR東日本の矢野精一横浜支社長は、「1925年3月の熱海駅開業以来で、それから100年の年に工事着工は喜ばしい」と話し、「WALK WITH(ウオー クウイズ)、ともに歩いていく」をコンセプトに、日本、世界へつながる玄関口にしたい」と抱負を述べた。 鈴木恒夫藤沢市長は、「藤沢では、村岡地区で新たな都市計画を進めていく」と述べ、深沢地区に市庁舎移転の計画を進めている松尾崇鎌倉市長は、「この地域を鎌倉の第3の拠点として行政施設とともにまちづくりができるよう前進していきたい」と話した。


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商連かながわ写真提供

「かながわ商店街大賞」受賞

由比ガ浜中央商業協組

鎌倉由比ガ浜中央商業協同組合(安齊敬代表理事・会員数75)が「第13回かながわ商店街大賞」を受賞し、1月7日、横浜市内で授賞式が行われた=写真。鎌倉市で初めての受賞。 同協同組合は、1954年に創立、江ノ電和田塚駅から由比ヶ浜駅に向かう約500mの街路沿いに老舗と新舗が立ち並ぶ商店街で、街路灯に季節の花とイルミネーションを設置し、景観向上と防犯面でも地域に寄与。会員店舗の特徴をとらえた手書きのイラストMAPを作成し、店舗の動画を定期的に投稿する試みを行っている。アナログ(MAP)とデジタル(SNS)を活用したハイブリッドな販売促進で来街者を増やす取り組みが評価された。 立脇政文副理事長は「人々に愛され、世代を越えた交流が生まれる商店街づくりに尽力していきたい」と話している。


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商売繁盛祈願

本覚寺の本えびす

「商売繁盛、家内安全お祈り申し上げます」と福娘の口上で福笹が手渡される。 鎌倉江ノ島七福神の夷様を祀る本覚寺(鎌倉市小町)で1月10日、本えびすが行われ、縁起物をつけた福笹を目当てに大勢の人が訪れた。


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新春講演と新年会

商店街連合会

鎌倉市商店街連合会の新春講演会と新年会が1月16日市内のホテルで開かれ、商店会会員や商議所、行政、地元議員らが参加し、親交を温めた=写真。 講演会では講師・芸人の桑山元さんが「若手従業員の定着につながるコミュニケーション」の題で、Z世代といわれる若者の特徴を話し、対応策として、相手と接点を持ち居心地のいい職場にすることで定着率が上がると提案した。


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小林美樹さん
©山吹康男

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徳永二男さん
©ヒダキトモコ

癒しの医療を考える会

3月2日 25周年記念演奏会

「NPO法人癒しの医療を考える会」の25周年記念演奏会が3月2日、鎌倉芸術館で開かれる。 同会の理事長を務める小林修三さんは現在湘南鎌倉総合病院院長で、当時副院長で音楽好きだった小林理事長が、音楽を通して医療の力、明日に生きる勇気と希望を伝えようと2000年に「身体にいい音楽会」として室内楽を開催。 その後、在京のプロオーケストラの団員やソリストとして活動している演奏家で「湘南鎌倉フィルハーモニック管弦楽団」を構成。2004年の初代指揮者は山田和樹氏。以来、毎年春にオーケストラ、秋に室内楽の演奏会を開き、小林理事長が音楽に因んだ医療の話をしている。2008年にNPO法人を立ち上げた。 今回は、徳永二男さん(指揮・ヴァイオリン)、小林美樹さん(ヴァイオリン)、湘南鎌倉フィルハーモニック管弦楽団がバッハのヴァイオリン協奏曲やベートーヴェンの「運命」などを演奏する。小林理事長の「作曲家の病と音楽」のお話も。 小林理事長は「地元でいい音楽が聴けるので、会場に足を運んで、音楽の響き、人の思いやエネルギーをじかに感じてほしい」と話している。ここ数年、地元の小学校高学年生も招待している。 コンサートは14時から。一般4千円、25歳以下の学生2千円。同芸術館、チケットぴあなどで。
問い合わせ癒しの医療を考える会050・6868・9986
※5組10人ご招待 ハガキに住所、電話番号、氏名、年齢を記入し、10日(当日消印有効)までに1面題字下住所の鎌倉朝日へ。多数抽選。


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鎌倉木樹めぐり⑩

荏柄天神社のウメ

鎌倉市二階堂の荏柄天神社は日本三天神の一つで、ウメの名所としても知られる。 社殿右の「寒紅梅」は、鎌倉一早く咲くといわれ、今年は開花がやや遅めだが、1月25日の筆供養には花を2、3個つけていた。 左は「古代青軸」。こちらの白梅は右の紅梅より少し遅れるが、2月初めごろまでには開花し、社殿を彩る。「臥龍梅」「思いのまま」などさまざまな種類のウメが、境内や金沢街道から続く参道にほのかな香りを漂わせ、春の訪れを告げる。 ウメは中国原産のバラ科の落葉小高木。葉に先だって、軸なしに枝につく花は五弁で花びらは丸く、八重咲き種もある。梅雨の頃、実が黄熟するが、同天神社ではそれを採って梅干を作り、ご祈祷のお下がりに参拝者に渡しているという。 「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」といえば菅原道真(菅公)。飛梅伝説をはじめ、菅公を祀る天神社と深い縁で結ばれているウメ。同天神社の絵筆塚から見る「梅見」も風情がありそうだ。

文  小林千穂
写真 松原省吾


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「ひと」
新春書道展を開く日本総合書芸院理事長

茶木 静萌(ちゃき せいほう) さん

書道の興隆と普及を目指し、人材育成や地域貢献活動をしている日本総合書芸院(鎌倉市二階堂)。コロナ禍のさなかに、その第5代理事長を引き継いでから、6月で3年。少子化の進むなか、かつて書道をたしなみ、子育てなどで離れていた人らが、もう一度戻ってこられるような場所でありたいと考えている。 「書は紙、墨、筆の運びのトータル芸術。読むのではなく、絵のように形を見るもの。読むと疲れる」という。 横須賀市の生まれで、現在も住む。2代目の理事長だった父静谷さんのそばで、幼いころから筆を持って遊んでいた。母には「稽古始めは6歳6カ月から」と聞いたが、実際には幼稚園児のころのひらがなの作品が、展覧会に出品された記録がある。 その書のルーツは祖母美重さんに遡る。美重さんは特定の師匠についたことはない。だが、短歌や俳句をたしなみ、流れるような美しい文字で巻紙に手紙を書いた。 「市長さんの前で席上揮毫したというのが自慢だった。父は怒らなかったが、祖母は厳しい人だった」 自宅近くに出稽古に来た日本総合書芸院の先生に習うことを、父に勧めたのが祖母だった。それがそもそもの発端。そして「お前はやるんだよ」と、自身も祖母に書の道を勧められた。 「妹も高校ぐらいまでは書道をしていたが、『お姉ちゃんがやるからいいよね』と、さっさと自分のやりたい保育士になった」 理事長を引き継ぐのは、実は気が進まなかった。前任の東山右徹(時宗法主・東山心徹)さんに、ことあるごとに「次はやるんだよ」と言われても、聞こえないふりをしていたぐらい。 「『じゃあ、だれがやるんだい』と言われて、覚悟を決めました」 現在は子どもから大人まで会員2千人弱。神奈川県を中心に、北海道や熊本県などを含め、136教室がある。 鎌倉市内の中学校に出かけて指導することもある。子どもには、お手本そっくりに書こうとせず、半紙いっぱいにのびのび書いてほしい。だが、いまの学校では指導者が足らず、墨のすり方すら知らない生徒もいる。 2月25日から3月2日まで、鎌倉駅前の鎌倉生涯学習センター地下ギャラリーで、「第61回新春書道展」を開く。約170点が展示される予定。 8月には東京都美術館で第66回日本総合書芸院展を開く。コロナ以前は、受賞した中学生で翌春、訪中団を組織したが、中国の国内情勢もあって再開できないのが残念だ。 33年間理事長を務めた父は7年前に亡くなった。その後ご主人、義母を亡くし、いまは一人暮らし。二人の息子は独立して、長男のもとに孫が二人。この年末年始は次男と過ごした。本名・橘尚美さん。66歳。
(文・写真 真田正明)


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蔦屋重三郎と絵師たち

藤澤浮世絵館で展示会

江戸時代の出版界を代表する版元である蔦屋重三郎が関わった喜多川歌麿や葛飾北斎などの絵師の63作品を展示した「藤沢と江戸の出版事情~蔦屋重三郎と絵師たち~」が藤沢市の藤澤浮世絵館(辻堂神台2丁目)で24日まで開かれている。 歌麿や東洲斎写楽らの浮世絵師などを世に送り出した蔦屋が版元となり、歌麿がその雅号を名乗る直後にさし絵を描いた「古湊道中記」や、版元は違うものの、蔦屋で見いだされた歌麿が、錦絵を売る絵草紙屋の店先を描き、江戸時代に浮世絵が売られている様子がわかる「江戸名物錦画耕作(抜粋)」=写真、蔦屋発行の版本『柳の糸』からの抜粋で北斎が春の江の島を描いた「江島春望」など。 会期中の日曜午後、浮世絵すり体験(申込不要)も。入場無料。同館0466・33・0111


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宮沢賢治(Wikipediaより引用)

心のふる里を行く(62)

賢治の伝える「さいわい」とは 池田雅之

宮澤賢治の作品の中に「虔十公園林」という短い物語があります。この作品は「風の又三郎」(新潮文庫)に収録されています。この物語の主題は、人間の「本当の幸せとは何か」を問いかけていることです。賢治は「幸せ」を「さいわい」という言葉で語っています。 物語の主人公は、{虔十}という少年です。虔十少年は少々頭の弱い子で、近所の大人や子どもたちから馬鹿にされ、他人は彼に冷たく当たったりしています。しかし、兄さんや母さんや父さんに見守られ、かわいがられてすくすくと育ちました。 ハンディを負った子どもがいても、家族の皆は、その子をいつくしんでいます。虔十の存在は、家族みんなに家庭の「幸せ」、「さいわい」とは何かをそれとなく教えているのです。皆さんの身近にハンディのある子どもがいたら、どう対応し、語り掛けたらよいか、虔十の家族が教えています。 虔十少年はある時、家族に頼んで、杉の苗を大量に買い込み、家の裏の野原に植えたいと言い出します。虔十の突然の思い付きに近所の心ない大人たちはマユをひそめますが、家族はみんなで虔十の行動に理解を示し応援します。 その後、その杉木立は成長し、近所の子どもたちの遊び場になっていきます。虔十は20年後に亡くなりますが、その杉林はやがて子どもだけでなく、大人たちの憩いの場となっていきます。その後、あたりの畑や田んぼは、都会化が進み、消失しまいます。町には鉄道が走り、工場や学校が立ち並ぶ町に変貌していきます。しかし、虔十が昔植えた杉林は立派に育ち、町中の人々と子どもたちの憩いの場として、にぎわうようになります。 こうして、20年という歳月が経ち、虔十家族が暮らしていた町は、すっかり様変わりしていきます。しかし、生前の虔十のおかげで、緑でおおわれた立派な杉林は取りはらわれることはありませんでした。その杉林は虔十の遺志を継いで、町の人たちのオアシスとなりました。そして「虔十公園林」と名づけられ、町の歴史的な宝物になりました。虔十少年の町の未来を見通したかのような杉植えの知恵は、後世の人々の暮らしになくてはならぬ自然の美しい風景となったわけです。 虔十は知恵遅れの子として差別されていましたが、世間の人間とはちょっと違った知恵、本物の「さいわい」を直観的に感じ取れる仏様のような少年だったと思います。知恵遅れといわれている人は、何か特別に秀でた才能や能力、たとえば聴覚とか、視覚とか、直観とかを持っている場合が多いように思います。それと、そこにいるだけで、周りの人を和ませこともあるようです。賢治もそんな人だったかもしれません。 賢治はすべての人が「さいわい」であることを本気で願っていた人です。その点で、虔十少年は賢治と重なります。虔十も賢治自身も、杉並木や自然と話しのできる人でした。この短いお話には、今を生きる私たちが考えてみなければならない課題がたくさん盛り込まれているように思います。
(早稲田大学名誉教授 鎌倉てらこや顧問)


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鎌倉の輪Ⅳコンサート

3月1日16時半、鎌倉生涯学習センター(きらら鎌倉)ホ―ル。
「サーカス」の元メンバーで、現在「2Voice」として活躍する原順子・叶央介の二人と、両氏が指導するコーラスサークル「鎌倉ジョイフルハーモニー」が洋楽やポップスのハーモニーを披露します。
3千円。島森書店・たらば書房扱。090・5807・5030杉本



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購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(12月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は12月に一般106冊、児童書125冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「生成AIのしくみ」岡野原大輔著 岩波書店 岩波科学ライブラリー ▼「子どもの読む力を育てよう!」小川三和子著 青弓社▼「挨拶の哲学」鳥越覚生著 春風社▼「国際法からとらえるパレスチナQ&A」ステファニー・クープ著 岩波書店 岩波ブックレット ▼「世界の果てまで行って喰う」石田ゆうすけ著 新潮社▼「地図なき山」角幡唯介著 新潮社▼「2032年、日本がスタートアップのハブになる」フィル・ウィックハム著 ニューズピックス▼「おとぎ話はなぜ残酷でハッピーエンドなのか」ウェルズ恵子著 岩波書店 岩波ジュニア新書▼「図解眠れなくなるほど面白い遺伝の話」安藤寿康監修 日本文芸社 ▼「まっとうな気候政策へ」西岡秀三ほか編著 地平社▼「オリーブオイルがある暮らし」有元葉子著 小学館▼「SNS惹きつけライティング」荒井あずさ著 ぱる出版▼「世界28言語図鑑」東京外国語大学ワールド・ランゲージ・センター編 大修館書店▼「『うた』で読む日本のすごい古典」安田登著 講談社▼「傑作!名手達が描いた小説『蔦屋重三郎と仲間たち』」井上ひさしほか著 宝島社 宝島社文庫▼「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」小原晩著 実業之日本社▼「ころんで、笑って、還暦じたく」山脇りこ著 ぴあ


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田村 慶

新鎌倉料理⑨

「寒い季節に創作鍋料理」
 トマトと白菜のきしめん風鍋

2月になりました。鎌倉はまだまだ厳しい寒さですが、外では元気な子供たちの声。「卒業」まで残り少ない時間友達、家族とたくさんの思い出を作ってほしいですね。そんな時期ですが、肌寒い、こんな時食べたくなる料理と言えば「鍋」。家族、友達、自分の健康のため、身も心も温まるレシピを紹介します。
●材料(2人前)
【鍋スープ】▽水1ℓ▽酒200㏄▽醤油120㏄
▽味醂120㏄▽手羽元4本▽ゴマ油適量▽胡椒適量
【鍋具材】▽白菜1/4玉▽トマト2つ▽えのき1パック▽芹1パック▽鶏ミンチ100㌘▽長葱1本
●作り方
①鍋にゴマ油を熱し、手羽元、青葱を両面焦げ目がつくまで焼く。
②残りの水、調味料を入れ強火にかけ、沸騰したら弱火にしておく。
③白菜をきしめんのように縦に細切りしておく。
④下3㎝の白葱を千切りにする。
⑤トマトを湯剥きして、へたの方をくり抜いて、中に鶏ミンチを詰める。
⑥残りの野菜も食べやすいサイズに切り分ける。
⑦【鍋スープ】の手羽元の身をほぐし、取り出し具材を加熱し、葱の千切り、ほぐし身を乗せ完成。
(創作和料理近藤 副料理長)


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園田隆一郎さん

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森谷真理さん

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工藤和真さん

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村田望さん(歌)

き く

▼園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法
3月23日15時、藤沢市民会館。プッチーニ『トスカ』より「マリオ!マリオ!
ここだよ!」、ビゼー『カルメン』より「お前が投げたこの花は」など。3千円。
藤沢市みらい創造財団0466・28・1135
▼第25回 白いうた青いうたフェスティバルin鎌倉
2月24日14時、鎌倉芸術館。新実徳英・谷川雁両氏による21世紀への叙情歌。千円、高校生以下無料。
主催は鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎ31・8663
▼The Gratitude Concert さよなら神奈川県民ホール 想いをこめて
3月1日14時、4月から休館となる神奈川県民ホールで20年にわたりリサイタルを開催してきたメンバーがラヴェル、ピアソラ、バッハらの曲を演奏。3千円。
スタジオエスポワール090・2207・0031


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み る

▼松山バレエ団「ジゼルとアルブレヒト」
2月22日14時半、鎌倉芸術館。古典バレエ「ジゼル」を清水哲太郎さんが新演出。森下洋子さんらの出演で。
3千円~。同団03・3408・7939
▼雛人形―目出度い 愛でたい ひなまつり
2月1日~3月16日鎌
倉国宝館。江戸時代に流行した享保雛、古今雛、ミニチュア調度品などの鎌倉国宝館コレクション。5百円。
22・0753
▼岩竹理恵+片岡純也×コレクション 重力と素材のための図鑑
2月1日~4月13日県立近代美術館 鎌倉別館。岩竹さんの平面作品と片岡さんのキネティック作品。曼荼羅、大津絵、鯰絵、茶器などの日本美術を中心に選定した作品。7百円。
22・5000
▼栗林隆 Roots
3月2日まで県立近代美術館 葉山。「境界」をテーマに展示室外の空間を利用した栗林隆さんのインスタレーション、ドローイング、映像など。千円。
046・875・2800
▼物語を描く~清方を魅了したヒロインたち
2月24日まで鏑木清方記念美術館。『たけくらべ』の美登利を描いた初期の代表作、文学世界に登場するヒロインたちに取材した作品や口絵など。3百円。
23・6405
▼鶴岡八幡宮の季節展 旅~UKIYOE Journey
3月9日まで鎌倉文華館。旅をテーマに江戸の人々が楽しんだ神奈川の旅路、風景の浮世絵など。6百円。
55・9030
▼映画字幕翻訳の仕事1秒4文字の魔術
3月30日まで川喜多映画記念館。字幕カードを手書きしていた時代の制作や歴史の変遷、映画字幕翻訳にまつわる資料とともに振り返る。4百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「モロッコ」2月2日/「邂逅(めぐりあい)」1・2日/「第三の男」11・12・14・16日/「死刑台のエレベーター」11~16日/「思春期」18~23日/「ローラ」18~23日/「愛と哀しみの果て」24・26・28日・3月1・2日/「プライベート・ライアン」24・26・27日・3月1・2日。千円。【トークイベント】15日14時、「血の通った字幕をつくるために」字幕翻訳者菊地浩司さんと石田泰子さん。千円。【次世代シネマセレクション】「満月、世界」8日14時+アフタートーク、9日10時半・14時+上映解説。千円。
23・2500
▼慶珊寺と富岡八幡宮の名宝
2月7日~3月23日県立金沢文庫。東京大学史料編纂所一般共同研究による慶珊寺蔵『大般若経』調査の成果と武州富岡地域の歴史ある文化財の展示。5百円。
045・701・9069
▼伊東雅江「鎌倉カレンダー」展
2月14日まで鎌倉中央図書館、3月4~18日玉縄図書館。鎌倉の情景を鉛筆、パステル、水彩などで描いたカレンダーの原画をパネルにして展示。
090・1604・3080
▼新春企画展「花をモチーフにした作品展」
2月21日~3月28日鎌倉彫工芸館。花をモチーフにした作品を展示。パルプアート・磁器・布・粘土・アクセサリーと鎌倉彫。
23・0154
▼こどもと鎌倉彫
子どもたちの作品紹介と、彫刻体験など子ども向けの関連イベントを鎌倉彫会館で開催。
▽こども鎌倉彫博士によるコレクション紹介 2月1日~3月30日。3百円、小中学生無料。
▽これまでの教育普及活動の報告・こども作品展 3月9日まで。無料。
25・1502
▼第61回 新春書道展
2月25日~3月2日鎌倉生涯学習センター。日本総合書芸院会員一般の作品約180点と、幼年から中学生の新春書初め約50点。
同書芸院23・2100
▼グリーンシネマかまくら
2月2・3・7・8日。「バベルの学校」。1200円。要申込。
40・3389
▼高谷映子・佐藤香織 コスチュームジュエリー展
2月1~9日まで小町通りのギャラリー一翆堂。
22・3769
▼月猫展
2月15~24日北鎌倉ギャラリー月。青蜩丸と蟬丸作品、所蔵品の展示。絵付けワークショップも。
22・2913



まなぶ

▼地域福祉シンポジウム
2月9日13時半、湘南台文化センター。「孤独・孤立」をテーマにした講演とトークセッション。講師は内閣府孤独・孤立対策推進参与大西連さん。無料。申込不要。
藤沢市地域共生社会推進室0466・50・3544
▼虚子生誕150年「鎌倉ゆかりの俳人 高濱虚子の足あと」
2月18日10時、鎌倉婦人子供会館。虚子の業績を振り返り、彼と関わりの深かった人物やゆかりの地を紹介。申込はメール・ハガキ・FAXで。8百円。
鎌倉ガイド協会24・6548
▼本郷先生の鎌倉ものがたり3
3月3日14時、鎌倉芸術館。鎌倉時代の史料の編纂に従事する東京大学史料編纂所本郷和人教授の話。無料。申込不要。
宅地建物取引業協会鎌倉支部23・2085
▼鎌倉の文化財建物~常楽寺と英勝寺を通して
3月9日10時半、大船学習センター。中世以来の禅宗様建築を継承する常楽寺仏殿・山門と英勝寺の特色を解説。講師は横浜国立大学大野敏教授。無料。申込は27日までにネットか往復ハガキで。
同センター25・2030



さんか

▼2市1町合同「湘南花の展覧会」
2月8日長久保公園。藤沢・茅ヶ崎市・寒川町で栽培したスイートピー、洋ラン、シクラメン、花壇苗の展示。寄せ植え体験やクイズラリーも。▽販売会9日11~13時。
藤沢市農業水産課0466・25・1111
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア2月1日御谷山林。8日建長寺回春院。15日十二所果樹園。各9時20分現地集合。▽お話サロン「鎌倉の庭木が語る温暖化」 1日
23・6621
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)2月2日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター21日17時半。▽ソンベカフェ26日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー2月9日10~14時、同会深沢倉庫(深沢 中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・着物・雑貨・支援用食糧品。
44・9830
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援 未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
080・6602・9498
▼新春 盆踊り 鎌倉音頭を踊ろう!
2月11日13~15時、御成小学校。「炭坑節」「東京音頭」「ダンシングヒーロー」「ドラえもん音頭」など。無料。申込不要。御成小地区スポーツ振興会。
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ2月15日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き16日9時、山ノ内公会堂。
北鎌倉台峯緑の会。090・6502・2470
▼大船フラワーセンター
▽プレゼント企画 節分豆2月1・2日先着100人。バレンタインチョコ8・9日先着200人。▽夜桜ライトアップ 22・23日・3月1日20時まで、2月24日・3月2日19時半まで。▽フラワーコンサート 2日・16日・3月2日各11・14時。
▽園長うめさんぽ9日10時。無料。▽クリスマスローズ教室 19・26日・3月5日13時半、無料。▽ハスの植え替え体験3月1日10時・13時半。1500円。11日までに申込。入園料4百円。
46・2188
▼鎌倉ガイド協会
▽江ノ島道 梅の常立寺から新林公園2月19・21・25日・3月3日9時、湘南江の島駅5階展望デッキ集合。約5㎞。8百円。▽長谷の路地裏から梅の光則寺へ12・14・17・27日9時、極楽寺駅改札前集合。約3㎞。8百円。▽杉田・富岡妙法寺梅祭り、旧川合玉堂別邸庭園15・16日9時半、JR新杉田駅改札出口集合。約6・5㎞。8百円。▽十二所果樹園からの梅林大展望22日9時半、鎌倉駅西口時計台広場集合。約3・5㎞。8百円、保護者同伴小中学生無料。
24・6548
▼第9回 逗子 復幸男女決定戦
2月11日10時、法性寺。今年の逗子1番の福男女を決める競争。山門から本堂正門までの坂を上るコース。復幸男、女、児童決定戦は要申込。復幸ランは速さ関係なく頂上まで登る。無料。
逗子災害ボラバスターズ090・3917・8432
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット2月21日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市22日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090・5442 ・3778
▼ミモザ 交流会
2月24日13時、神奈川県社会福祉協議会。難病等を持つ人や家族に体験談や話を聞く。オンライン同時開催。無料。21日までにHPで申込。
難病をもつ方とともに歩むピアサポートの会ミモザ070・1500・6372
▼ハッピーウクレレコンサート
3月1日10時半、玉縄学習センター。ハワイアンナンバーや懐かしい曲を。無料。14日までに往復ハガキで申込。
同センター44・2219
▼第18回 鎌倉市 親子テニス教室
3月15日(雨天時は30日)9時・11時半・14時半、笛田公園。キッズ(5歳~小3)、ジュニア(小4~中3)、大人(高校生以上)の3クラス。1800円。鎌倉在住・在勤・在学者対象。17日までにHPから申込。鎌倉市スポーツ協会。


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1月に刊行された記念誌『葉山』

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葉山町100周年祝う新春つどい

町民が編さんした記念誌『葉山』も刊行

葉山町は1925(大正14)年1月1日の町制施行から100年を迎えた。1月7日に恒例の「新春の集い」を町民との祝賀会へと拡大して湘南国際村のロフォス湘南で開催し、式典に358人が参加した=写真。 葉山御前太鼓保存会の演奏や葉山町合唱連盟の町歌斉唱があり、鏡開きの後、町民が主体で開催された73の記念事業からまとめた映像など、「オール葉山」の取り組みが紹介された。 山梨崇仁町長は祝辞で葉山の歴史に触れながら「先人から受け継ぐ変わらない葉山の魅力をさらに磨き、後世に引き継いでいきたい」と話した。 翌8日には町制施行100年記念誌『葉山』が発売。町からの受託で、葉山郷土史研究会(矢嶋道文会長・会員23人)のメンバーを中心に12人の編さん委員会が3年がかりで制作に取り組んだ。四半世紀にわたり地道な郷土史研究を重ねてきた同会がこれまで16冊発行してきた「郷土誌 葉山」と10年前にも制作した「町制施行90周年記念誌『葉山町の歴史とくらし』」を土台とし、この10年の動きや新発見史料などを加え、17章に分けて紹介。 葉山の歴史、自然、文化、御用邸を訪れた皇族方の姿、戦時や過去の災害の記録、地名の由来や「はやま言葉」など多岐にわたる内容を写真や図表で紹介している。 鈴木雅子編集長(78)は「新しく見つかった谷 文晁が描いた葉山の海岸の絵図や、行政は扱いにくいが葉山には欠かせない祭りや神輿の伝統、「町民が語る葉山」の章では今は亡き方々の声も記録した。町民目線でメンバーの得意分野を活かすことができた」と思いを語った。 B5版456ページ、2000円(税込)。町役場2階政策課や葉山しおさい公園、図書館などで販売。郵送による購入も可。問い合わせ葉山町役場政策課 046・876・1111(K)


鎌倉朝日新聞社

高木雛さん(29)

「葉山の記憶の記録」

平成生まれの監督作品

懐かしい昭和の葉山の映像が集められた映画「葉山の記憶の記録」が1月18・19の2日間、葉山町福祉文化会館で上映され、のべ532人が会場に足を運んだ。 町制100周年記念事業の一環として同映画を作り上げたのは、葉山の老舗「菊水亭」の長女で映写技師の高木雛さん(29)。 これまで携わってきた映画関連の資料整理や編集のスキルを活かし、仲間の後押しを得た初の監督作品。3年前に立ち上げた団体「シネマチェルキオ葉山」では過去に撮影された家庭用8ミリフィルムの寄贈を呼びかけ、毎年10月の第3土曜日に「ホームムービーデーin葉山」を開催。集まってくる映像に感銘を受けた監督は当時の撮影者の思いや視点を大切にしながら分散する情報を丹念に整理し、今回の映画にまとめた。 味の素創業者で名誉町民の鈴木三郎助の親族が遺した昭和30年代の光徳寺での墓参の様子や葉山小講堂での肖像画の掲揚式の様子、松平恒忠氏旧蔵の映像では秩父宮が自ら撮影したとされる葉山別邸や勢津子妃の姿など皇族の日常の視点を思わせる貴重な映像が公開された。町民から集められた中で最も古い映像は国有形文化財「平野邸」(堀内)の施主が遺した1936年のもの。80年代までに各家庭で撮影された運動会、賑わう葉山マリーナのプールサイドや森戸海水浴場、商売に活気づく元町商店街、今より広い敷地にツツジが咲き誇る花の木公園の映像には涙する女性も。 高木監督は「今後もホームムービーデーに参加していただき、町に対する視野を時間的にも空間的にも拡げてほしい」と8ミリフィルムの寄贈を呼びかける。シネマチェルキオ葉山cinemacherchio.hayama@gmail.com(K)


鎌倉朝日新聞社

インクルーシブ広場

葉山 南郷に開設

葉山町は町制施行100周年の記念事業の一環として、南郷上ノ山公園(長柄1888︱1)の多目的グラウンドの北側に「インクルーシブ広場」を開設し、1月8日に施工業者や町内の保育園児らを招いたお披露目式を行った。 インクルーシブとは、年齢・性別・国籍などを問わず誰もが一緒に楽しめること。開発面積約1000㎡のうち約300㎡のエリアには足の不自由な子どもでも乗れる広い座面のブランコ型の遊具や、四角く大きなベッド型でトランポリンのように飛び跳ねて遊べる「ベッドジャンパー」、複数の丸い穴が開いたドーム型の遊具「コージードーム」、最奥には製紙技術を応用し、生分解性の人工芝を敷き詰めた「ペーパーターフ」が設けられた。オープニングセレモニーの後、葉山にこにこ保育園(長柄)の年長組18人が一斉に遊具に駆け寄り、町制100周年記念大使のキャラクター「ミューシー」と一緒に遊びまわった。 総事業費約5400万円と7カ月の工事期間を経て整備をしてきた都市計画課は、来年度以降も改善を図りながらエリアを拡大していく方針を示していた。(K)


鎌倉朝日新聞社

ギャラリーでのマジックショー

60周年記念フェス

鎌倉市文化協会

「鎌倉市文化協会創立60周年記念フェスティバルfes60」が1月10日から13日まで鎌倉芸術館で開催された=写真。ギャラリーでは絵画や書道、いけ花、写真、鎌倉彫などの展示や園芸講座、マジックショーなどがあり、ホールで合唱や合奏、謡曲、詩吟詩舞などのステージがあった。 同文化協会には19団体、170グループ、5980人が加盟している。主催者は「期待より来場者が少なく今一つ盛り上がりに欠けたのが残念だった。60年の積み重ねから扉を開き、鎌倉らしい新しい文化を発信していきたい」と話している。


鎌倉朝日新聞社

晴れ着で門出祝うい

二十歳のつど

「成人の日」の1月13日、20歳の門出を祝う式典が各地で開かれた。鎌倉市では鎌倉芸術館で「令和7年二十歳のつどい」が開かれ、新成人1169人が参加した=写真。市によると、対象者(2004年4月2日~05年4月1日生まれ)は1497人で前年から73人減。 冬晴れの下、会場入り口の前庭は華やかな振袖やスーツ姿の参加者たちが写真を撮ったり、再会を喜んだりして、なごやかな空気に包まれていた。


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和(84)

「披露山より」 黒川 明

年初に富士を描こうと決めている。今回は逗子披露山公園からの眺望だ。海と空が広い。富士は動きが感じられない。密度が低くなりそうだ。 大きなタッチで動きを出すか、でもウォッシュ、平塗りも活かしたい。逆C構図で行こう。更に線を使おうと決めた。線は日本人なら得意だ。そして私は日本人だ。川合玉堂やデュフィなどの巧みな線に感心した覚えがある。どうかな?と目を向けると、富士はまな板の上の鯛、でん、と構えていた。
水彩 36×51㎝



終の棲み家を考える(129)

耐震補強をお気軽に

自分の家は自分で守る。公共施設ではないので、役所に責任はありません。自分の生命・財産は自分で守るもの。国土交通省が監修している木造住宅の耐震補強を今年こそ。重い屋根は軽く・壁は耐力壁に・柱は基礎に緊結・基礎は強く・家全体のバランスをよくする事が耐震補強の基本です。 瓦の屋根は金属の屋根に比べると7〜8倍の重さがあります。雰囲気や見てくれはよいのですが地震の揺れには叶いません。思い切ってガルバリウムに替えましょう。 和室の壁を耐力壁に作り替えるのは比較的簡単で、仕上がりが多少変わりますが部分的にもできます。洋室は工事をした事がわからなくなる位にできます。 基礎と柱の緊結は本来のやり方ですと床を壊して部屋の中から行いますが、外からの施工もできます。特注になりますがその場所に合わせた金物を作成して取り付けます。家の外側で、耐力壁を作ることもできます。一度に工事ができなくても、できる所から順番に工事を進めるのもよいでしょう。知識と経験のある業者ならその現場と依頼者の要望に合わせた最強の耐震補強が提案できます。 改築ローンが利用できますので建て替えを計画する前に当社を呼んでみるのもいいではないでしょうか。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/



鎌倉年中行事

2月

▼節分祭 1日14時、大船観音。2日正午頃建長寺。13時、鶴岡八幡宮。13時半・15時、遊行寺。14時、龍口寺。15時、亀岡八幡宮。15時、鎌倉宮。10時、森戸神社(豆まきなし)。3日11時長谷寺。
▼初午祭 6日正午、佐助稲荷。14時、鶴岡八幡宮境内の丸山稲荷。農耕開始にあたり豊作を祈願する。
▼針供養 8日10時半、荏柄天神社。
▼紀元祭 11日10時、鶴岡八幡宮。建国を祝う。
▼大国祷会 11日10時水行、12時法要、長勝寺。
▼涅槃会 15日10時建長寺。10時写経、13時法話、14時法要、光明寺。13時法要、龍口寺。釈迦入滅の法会。
▼祈年祭 17日10時、鶴岡八幡宮。豊作祈願。
▼開山忌 17・18日、遊行寺。
▼天長祭 23日10時、鶴岡八幡宮。天皇の誕生を祝い、聖寿の長久と国民の平安を祈念。


プロムナード

季節性インフルエンザの全国の患者報告数が、1医療機関あたり約64人となり、1999年以降で最多となりました▼現在の方法で統計を取り始めた99年以降で、最も多くなったそうです▼警報の基準が「30人」なので、感染者数が2倍以上の人数を記録しているところからも猛威をふるっていることが確認できます▼しかし個人的な体感からすると2025年に市内で学級閉鎖になったところは確認できていないので、子どもよりも大人たちで蔓延しているのかな?と感じると同時に、常にマスクをしている人が多い状況のギャップに違和感があります▼友人が47歳の若さでインフルエンザにより他界しました▼健康に留意してお過ごしください。(N)


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