鎌倉朝日新聞 (11月1日号 2017年 第464号)

鎌倉朝日新聞社

香合(手前)と卓(後側)

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明治期鎌倉で制作された仏像

「鎌倉彫の仏具展」香合や仏像などの逸品

鎌倉彫資料館

12月17日まで鎌倉市小町の鎌倉彫資料館で「鎌倉彫の仏具」の特別展が開かれている。 「仏具」に焦点を当て、室町時代から昭和時代までの鎌倉彫の仏具を器物の種類別に紹介し、併せて明治期鎌倉で制作された仏像、蓮・宝相華・仏具などの仏教的意匠の作品など60余点を展示。 同館は鎌倉彫制作に携わる鎌倉彫協同組合が1977年に開設。以来、鎌倉彫の資料収集・保管、展示、教室などを通じて鎌倉彫の普及に務めてきた。2016年に行った改装で、温度や湿度の管理など展示環境を改善し、今回の展示を実現させた。 円覚寺に伝承されている「屈輪文大香合」(径25・7㎝)と、椿門笈(高さ78・5㎝・県立歴史博物館蔵)は県指定重要文化財。前机や卓、経箱、払子、高杯などの仏具、仏教ゆかりの蓮華、牡丹、獅子が彫りこまれた盆や碁笥、後藤齋宮(いつき)、三橋鎌山(けいぜん)ら鎌倉彫に仏像彫刻の技術を生かしながら近代工芸としての新しい活路を見いだした仏師の仏像作品などが紹介されている。県立歴史博物館や鎌倉国宝館の所蔵が同館で展示されるのは初めて。 「鎌倉彫の源流を探り、仏具に込められた想いを感じとってもらえれば」と同館では話している。入館料5百円。
同館 0467・25・1502


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鎌倉公立小中学校に配布されたリーフレット

杉原+小辻=命のビザ

鎌倉市内小中学校に資料配布

第二次大戦中にナチスドイツの迫害を逃れてきたユダヤ人の命を救った鎌倉ゆかりの杉原千(ち)畝(うね)、小辻節三、両氏の功績をまとめたリーフレットを鎌倉市教育委員会が作成し、10月中旬、杉原のものを市内の公立小学6年生約1300人に、小辻のものを公立中学校1年生約1100人に配った。 A3判、二つ折りサイズ。一部は、『数千人の命を救った男 杉原千畝の生き方』と題して、当時赴任していたリトアニアで「命のビザ」を発給し約6千人もの命を救った外交官・杉原千畝(1900―1986)の功績を載せている。 もう一部は『「命のビザ」をつないだ小辻節三』と題して、杉原の発給したビザの日本滞在期間を延長し、目的地へ旅立たせた小辻節三 (1899―1973)の功績を紹介している。 両氏とも晩年を鎌倉ですごしていて、杉原氏は昨年6月に、小辻氏は今年10月に鎌倉市議会からその人道的行為を顕彰する決議が可決され、顕彰文の贈呈を受けた。 同教育委員会では、子どもたちが命の大切さや生き方を考えるきっかけとなるようにと昨年から二人の資料整理を始め、まとめた。遺族や、NPO杉原千畝命のビザ、杉原千畝記念館(岐阜県八百津町)、杉原千畝研究家・白石仁章さん、小辻節三研究家・山田純大さんらの協力があった。


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鎌倉みほとけ紀行(76)

光則寺 普賢菩薩坐像

花の寺光則寺を久しぶりに訪ねた。どこかしこと季節の花が地に足をつけて咲いている。水引の花も赤色が濃く品がある。自然の美しさと思うが実は手入れが行き届いているのだ。植物を愛する人々の手と自然が見事に和していると思った。 ここに来るといつも思うことがある。お寺の静けさと対照的に、お寺の幼稚園のにぎわいだ。門前には子どもを乗せる自転車がびっくりするほど並び、子ども達の元気な声と子育て奮闘中のママさん達が楽しそうにしている。みんなニコニコしていてとても健康的。きっとご住職の教育への方針がしっかりしているのだと思った。 さて、今回の御仏は本堂の中央にずらりと並ぶ法華曼荼羅大世界。法華経に登場する、如来、菩薩、明王、天部の仏神などが見事にお揃いです。そしてその中央左手に普賢菩薩さまがひときわ目を引く白象の上に坐っておられます。白は何にもそまっていない神聖な色。牙はなんと6本あります。6本とは(六波羅蜜また六根清浄を意味する)のだそうです。足は大地をしっかり踏んでおられ、これは菩薩の実践力をあらわすのだそうです。 ご住職がふと、「足をご覧ください、象の足ではなく犬の足なんですよ」と。よく見るとそのとおり可愛い犬のような足です。これはまだ象を見たことのない時代に人々が想像してつくられたのだそうです。 普賢菩薩は文殊が智慧の菩薩なら普賢は行の菩薩といわれます。頭で理解しているだけでなく、実践体得すること、行に邁進するものを励ましておられる菩薩さまです。  大事なことは、頭で理解するだけでなく身につけること。この教えのとおりだと、お寺や幼稚園をみていて、ご住職の真心が伝わってきました。帰路、小雨が降りだし寒かったですが心はポカポカしていました。
寄木造、玉眼、漆箔。像高21・5㎝。江戸時代。


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東勝寺橋

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腹切りやぐら

かまくらの不思議を歩こう⑧

腹切りやぐらの花 大貫昭彦

*ビューポイントの裏側
鎌倉市小町の宝戒寺の裏に葛西ヶ谷があります。谷の名は、武蔵平氏ながら早くから頼朝に従った葛西清重の住いのあったことに由来します。 谷の入口には渓谷が流れ、アーチ橋が架かり、ビューポイントとして親しまれています。渓谷は滑川、橋は市の文化財でもある東勝寺橋です。 木々の彩りが豊かで、人力車で訪れる人が絶えません。ところが、美しい風景の裏に険あり。両岸切り立つ谷川は砦を守る堀割でもあります。橋を渡ると、先は急な坂道。これも敵に備えたものです。坂道を登ると、市の放置自転車の保管所があり、付近一帯は東勝寺の中心部といわれます。
*泰時の先見の明
本堂跡と思われる広場の背後には、襟を立てたように屏風山の崖が続き、前には川が帯状に流れています。こうした地形を「山河襟帯」といい、要害の地を意味します。 東勝寺は砦を兼ねた寺だったのです。こんな深謀遠慮の手を考えたのは執権北条泰時です。彼は子孫の百年後に備えて極楽寺坂に成就院、大船地区に常楽寺を開いています。西と北に出城、中央に本城を構える、先見の明ある人だったのですね。
*想定外の事情
しかし、泰時の見識をもってしても北条氏の運命を変えることはできませんでした。中国大陸では、モンゴル帝国が強大になり、鎌倉時代の中ごろには朝鮮をほぼ支配し、文永、弘安の2回、九州に攻め込んできました。 さぞ無念だったでしょう。北条氏は失政からではなく、元寇の役という予想外の事件によって滅んだのです。そのため一族を惜しむ声は少なくありません。 『太平記』は一族が命を絶った日、鎌倉府内6千余名があとを追ったと伝えています。江戸時代に書かれた『鎌倉攬勝考』も頼朝一族すら子供の代で終わったのに、北条氏は図らずも執権の座に就き150年もの栄華に浴した、実に立派で哀れなことだと記しています。
*空気が変わる
北条氏が滅亡した5月、アースパワー探索家・大根師のグループと一族の跡を訪ねました。「ここから空気が違うね」東勝寺橋を渡る時、大根師が声を上げました。確かに路地と違って橋の上は水音も吹く風もさわやかです。 でも、大根師の言う空気はその感覚とはちょっと違うようです。「神霊は、感応する人に現れる」といった奥深いもののようです。680年余前、ここでは千名近い武士が自害しました。橋上の空気と屏風山から下りてくる冷気は、ぐっと気分を引き締めます。
*やぐらに咲く花
坂を上るにつれ、心と体は重くなります。30㎏もの鎧を着け、敗走する武者に、この勾配は厳しいものだったでしょう。鎌倉最期の地は、昼なお独特の空気を湛えています。腹切りやぐらに近づくと、誰もが無言になります。大根師も一人祈り続け、言葉もありません。 しばらくして、小声で言われました。「武士の気配がします」 一族滅亡の直前、敵陣に攻め入った武士団がありました。見分けられないよう笠標を外し、新田義貞の目前に迫りましたが失敗しました。百人の内八人が東勝寺に生還、仲間に先駆け自害の手本を示したといいます。 『太平記』の一こまを思い出している時、大根師が指さしました。見ると、シャガの花が咲いていました。不思議なことに花の数は9つでした。


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鎌倉市内の施設、多用途に活用

介護施設を保育園に
「鎌倉おなり小規模保育室」開園

鎌倉市御成町の御成町在宅福祉サービスセンター2階に10月1日、「鎌倉おなり小規模保育室」が開園した=写真。 同センタ―は鎌倉市の建物で、これまで2階で介護施設を運営していた社会福祉法人「鎌倉静養館」(西﨑猛之理事長)がそれを移転させて、内装の改修を行い、新規に保育園を開設したもの。 現在は延べ床面積が百㎡足らずの小規模保育室で0歳から2歳まで19人の定員として鎌倉市の認可を受けているが、来年4月からは3階部分も組み入れ、5歳までの50人の定員となり県の認可保育園となる見込み。 「『おめでとう』と祝福されての誕生から、『ありがとう』と天寿を全うして看取るまでを地域の中で見守るのが方針」という西﨑理事長は、「お母さん方との連携を大切に、一人一人に寄り添って保育をしていきたい」と抱負を語った。


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介護施設でビアガーデン

「材木座あじさいの家」庭園開放

鎌倉市材木座の小規模多機能型居宅介護事務所「材木座あじさいの家」の庭園で、雲一つなく晴れ渡った9月29日ビアガーデンが開かれた=写真。 7月に開設5周年記念の感謝会を庭園で行ったのをきっかけに、約○○㎡ある庭園を地域の人たちの交流の場として活かそうと同施設の運営推進委員らが企画。 施設利用者、材木座自治会、近隣住民など約50人が参加し、同施設の運営推進委員を務めた福澤明弘さんが所属するジャズバンドの演奏を楽しんだ。懐かしのメロディーに帰りの時間も忘れて聞き入る通所利用者もいた。 同施設を運営する鎌倉静養館の西﨑猛之理事は、「5年前、市民の篤志家から寄贈されたこの場所の庭園を活かしてこの施設を開設した。いっそう地域に溶け込んで発展していくようにしたい」と話している。
問い合わせ材木座あじさいの家 0467・24・0505


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特別展「リスペクト」

敬愛する文学者紹介 鎌倉文学館

鎌倉市長谷の鎌倉文学館で12月10日まで特別展「リスペクト」が開かれている=写真。 リスペクトは英語で「尊敬、敬意」を表す言葉。夫・寛(鉄幹)を師と仰いだ与謝野晶子、里見弴が先生と呼んだ泉鏡花、川端康成を師に選んだ三島由紀夫など、明治時代から昭和にかけて活躍した鎌倉ゆかりの文学者10組の〝リスペクト〟の諸相を紹介する。 芥川龍之介は夏目漱石から激賞され文壇デビューしたが、そのきっかけとなった漱石から芥川にあてた封書、太宰治が憧れの作家・芥川の名を書き連ねた高校1年生の時のノート、里見弴邸で開かれた泉鏡花を慕う人々が集う会で、鏡花が詠んだ俳句が書かれた宿帳など約百点の資料を展示。 小田嶋副館長は「双方の関係をわかりやすく示すよう展示に苦心した」と話している。 庭園では秋バラが見ごろで、11月19日までフェスティバル(コンサートやバラ解説など)、スタンプラリーを開催。
問い合わせ 0467・23・3911


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コンビニ交付で公文書交付

鎌倉市が10月から実施

「思ったより簡単。近所のコンビニで3分足らずで住民票や印鑑証明がとれるので、ぜひ利用を」と松尾崇鎌倉市長。 マイナンバーカードを利用して市区町村が発行する証明書、住民票の写しと印鑑登録証明書が全国のコンビニエンスストア等のキオスク端末(マルチコピー機)から取得できる「コンビニ交付」が10月から鎌倉市でも導入され、10月1日、鎌倉市大船のローソン大船2丁目店でオープニングセレモニーが開かれた=写真。 鎌倉市に住民登録があり、マイナンバーカードを持っている人ならだれでも利用できる。10月2日時点での同サービスを提供する市区町村は444カ所にのぼり、神奈川県では鎌倉が9カ所目。鎌倉市のマイナンバーカードの取得者は現在、約2万人で全体の14%だが、市では30年度に税の証明書、31年度は戸籍謄本のコンビニ交付を目指し、カードの取得拡大につなげたいという。 サービスの利用時間は午前6時半から午後11時まで。手数料は各3百円。本庁舎内にも交付機が設置されている。


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木版画 藤本宿

谷戸の風(52)

秋 闌けて  山 内 静 夫

古くから、一年十二ヶ月のうち、小の月のことを、下世話に、「西向く侍」と言っていた。即ち二、四、六、九、十一月を頭の字だけとってこう言ったのであろう。 気にさわる人がおられたら先に謝っておくが、どうも小の月には、他の月にくらべて何となく暗いイメージがある。大の月、とはあまり言わないようだが、正月、三月五月のお節句、七、八月の明るい夏の日差し、十二月のクリスマスと話題性に富んでいるように思えてならない。表裏で言ったら、どうも裏に見える。私自身六月生れでいながら、一年で六月が一番嫌いかもしれない。 家の二階から、真正面に見える桜の樹が、十月を越すと、木の葉の色も褪せパラパラと枝を離れて落ちスケスケになり、後ろの鈍色の冬空が重くのしかかってくる。寒さはまだ本格的ではないが、こっちの体がまだ慣れていないせいもあって、それより近頃は急に三十度近い夏日になったりする不順な天候もあったりで、とまどう事もままある。 おまけに、世の中は選挙一色で慌ただしい。大体、解散総選挙が総理大臣の政権事項と言うのも不可思議ではないか。全議員の意向ならわかる。総理ひとりの考えで決めるのはおかしい。国民全部が選んだ議員なのだから、今回みたいに総理の恣意と自民党の一番都合のいい時に行うというのは理不盡だ。国民に今一番人気のないのは総理本人ではないだろうか、いくら言っても犬の遠吠えでは何ともならないが…。


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柳田国男=書斎で、昭和4年(『新潮日本文学アルバム』より)

文学つれづれ(156)

『桃太郎と一寸法師』(12)

たしかに多くの論者が指摘するように桃太郎や一寸法師の話の原型も、川上の異界から訪れた神という考え方にあるに違いない。しかし桃太郎や一寸法師が神とはされず「小さ子」にとどまるのは、そして何世紀もの間、おとぎ話として庶民の心の中に生き続けてきたのは、彼らがただ単に川上から訪れた神にとどまらず、子を失った母の、我が子が永遠に生きてほしいという願望が付け加わったからであるというのが私の考えなのである。 川というものがコンクリートで囲まれてしまい、日本人と川との交わりが崩れてしまった現代ではそれほど聞かなくなったが、つい最近までは親たちが子供をしかる時に、「お前は川から拾われて来た子だ」「橋の下から拾ってきたのだ」という言い方の中には、子供は川上に住まう神からの授かりものであるというイメージのほかに、ひょっとしたらわが子が日の目を見ずに死んでいたかもしれない、またよその多くの子供と同じように川で溺れ死んでいたかもしれないという母の恐怖が秘められていたにちがいないのである。また母親にそう言われて泣く子供の心の中には、自らの存在の頼りなさへの不安と恐怖が渦巻いていたに違いない。 子供というものは川上から流れて来て幸いをもたらすものであると同時に、いつまた川に流されていってしまうかもしれない不安定な存在だったのである。川は稲に恵みの水をもたらす川であると同時に、一瞬のうちにすべてを奪ってしまう狂暴な川であった。川は人々に子供をもたらすかけがえのない川であると同時に、いつまたその子を奪ってしまうかもしれない恐怖の川であった。日本人の喜怒哀楽は川と共にあったといえよう。 もしかしたら、日本の神々のイメージも、子を失った原始の母の暗い情念の中から生まれてきたのではないだろうか。柳田国男は『人を神に祀る風習』で次のように述べている。
かつて我々も間に住み、我々と共に喜怒哀楽した人たちを、その死後一定の期間を過ぎ、もしくは一定の条件の下に、大よそ従来の方式に従って一社の神に祭り拝み且つ祈るということが、近い頃までの日本民族の常の習わしであった。
そしてそれはおそらく日本固有のものであるという。そして神に祀られる場合の条件として
年老いて自然の終りを遂げた人は、先ず第一に之にあずからなかった。遺念余執というものが、死後に於てもなお想像せられ、従ってしばしばタタリと称する方式を以て、怒や喜の強い情を表示し得た人がこの「あらたかな神」として祀られることになるのであった。
日本には若宮八幡や天満神宮など怨霊鎮魂の寺社が多くある。日本人の信仰の中にはタタリを恐れてこれを祀ると「次第次第に平和の徳を発揮して、後には富貴安楽子孫繁栄という如き、個人の祈願さえ掛けられるようになる」ということがあるが、私はそうした信仰の源流をさらに尋ねていくと、日本人の信仰の根本には子を失った母の悲しみがあると考えたいのである。 幼くして、または日の目を見ずに子供に死なれた母は、深い悲しみの中で我が子が永遠に生きてほしいと願望する。あるいは我が手から失われた子が、どこかで再び命を与えられて生き続けているに違いないと幻想する。しかし同時にその後に続く多くの苦しみの原因が、我が子のタタリに有ると恐怖する。そうした原始の母たちの暗い情念の中からこそ「祈り」というものが生まれたのではないだろうか。
(神奈川歯科大名誉教授)


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体育館が子どものまちに

初企画「こどもタウン葉山」

葉山町の一色大滝商店会が初めて主催した一色大滝祭りで10月8日、「こどもタウン葉山」が行われ、約3百人が一色小学校体育館に集まった=写真。 この企画は、子どもたちが自由な発想で「仮想のまち」を作り、その中で仕事をして得た通貨を使って買い物をしたり遊んだりすることで、社会の仕組みやルールを学ぶというイベント。同商店会からも自慢のメニューや雑貨販売などの出店があった。 会場では、大人は立入禁止の「こどもタウン」のエリアに、役場・学校・銀行・警察・ゲームセンター・カフェ・ラーメン店・「こどもによる大人の悩み相談室」など26の職場が設けられた。 参加者はまず住民登録を行い、ジョブセンターで仕事を選び就職。さまざまな職種で収入を得て、遊びや飲食で消費することにより経済や社会の仕組みを実体験した。 町民にまちのルールを説明し、会場内の安全を守る役割を担った「こども警察」では小学3年の女子らが大活躍。「落とし物が多くて大変だった」と話しながらも任務終了後には思いきり遊ぶ無邪気な姿が見られた。 宮寺透(ゆき)雄(お)会長(53)は「来年は実際の店とコラボした職業体験も考えたい。この取り組みが子どもたちの心に根付き、郷土愛を育て、防犯などにもつながれば」と子どもたちとの新たな絆に期待を寄せていた。 (K)


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仏セーリングチーム園児らと交流

2020年の東京五輪に向けた事前キャンプで来日していたフランスのセーリングチームのメンバー約20人が10月12日、鎌倉市大船の鎌倉市立大船保育園(伊藤広子園長)を訪れ、園児や保育士ら約80人と交流した=写真。 この日は鎌倉大仏高徳院を観光したというメンバーは、園児らが待機するホールに入ると、保育士らの「かがり火太鼓」、園児たちの元気な歌の歓迎を受けた。 「セーリングって何」の質問にメンバーがジェスチャーを交えて解説。園児たちから手作りのメダルのプレゼントを受けて、統括監督のリオネルさんは「ありがとう、オリンピックでも金メダルをとるね」と笑顔で園児たちに約束した。


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地元文化人が鎌倉桜を植樹

歴史文化交流館

歴史ある鎌倉桜の普及活動をしている「かまくら桜の会」(高柳英麿代表)が10月5日、鎌倉歴史文化交流館(市内扇ガ谷)に樹高約3㍍の鎌倉桜の若木2本を植えた=写真は同会提供。 鎌倉桜は、材木座の桐ヶ谷が原産であることから「桐ヶ谷桜」と呼ばれ、足利尊氏はこの桜を京都御所の「左近の桜」として植えたとも伝えられている。京都では、桜の前を通った天皇が御車を返してその美しさを愛でたという故事から「御車返し」と呼ばれている。 植樹には、地元在住の文化人の集い「鎌倉文化人会議」会員、芸術院会員で洋画家の大津英敏さん、茶道家元・山田宗徧さん、元NHK副会長・今井義典さんらが参加し、金色のスコップで土をかぶせた。



ウミガメふ化ならず

鎌倉朝日9月1日号8面の「子ガメ誕生か・ウミガメの卵を保護 葉山」の記事で「9月後半ふ化予定」とお知らせしましたが、台風が来たため10月20日、卵を掘り出してところ、ふ化できていなかったことが確認されたそうです。「温度が低かったためか」と葉山しおさい博物館の学芸員は話しています。


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「ひと」
神奈川県建築士事務所協会鎌倉支部長に就任した

森安啓司(もりやすけいじ)さん

建築主の希望に沿って建物を設計し、工事の進み具合を指導・監理する建築士事務所。その集まりである建築士事務所協会の鎌倉支部長に今年4月就任した。 大船駅近くにある「芙蓉建設工業」代表取締役。「建築士の業界を盛り上げ、市民からもっと理解を得ていきたい」と語る。 鎌倉支部は1996年(平成8)、きめ細かい対応と地域活動強化という時代の要請を受け、湘南支部から独立して発足した。昨年で20年、会員も42事務所になった。相互協力、連帯し誠意をもって仕事を遂行し、家を建てる人の期待に応えることを目指している。 一般の人には建築士というと敷居が高く、多くは尻込みしてしまう。で手間のかかるアナログ世界。スマホのような簡単アプリはなく、エネルギーをたくさん使っていいものをつくっている」と力説、「魅力的で、安心で、愛着のある家ができあがる」とアピールする。 その違いをわかってもらおうと支部では毎年「鎌倉の建築士仕事展」を開催している。建築士の仕事、作品をパネルで紹介。今年も10月27日から3日間、鎌倉生涯学習センターで開いた。 鎌倉生まれの鎌倉育ち。親に「建築の勉強をしてみたら」と言われ、県立工業高校の建築科に進み、大学でも建築を学んだ。卒業後、横浜のゼネコンで2年間働き、平成8年に父親が創業した芙蓉建設に。3年半前、父親が病床についたのを機に社長に就任した。 気がかりなことがあるという。最近、小学生のなりたい職業から「大工さん」がランク外に落ちた。建設業への関心が薄れてきたのだ。そこで今夏、鎌倉支部は住宅設備メーカーのショールームを借り、夏休み企画「家の模型を作ろう!」を開いた。初の試みで、子どもたちに「君たちの住んでいる家を設計したり作ったりするのは面白いことだよ」と知ってもらうため、毎年続けるという。 支部は鎌倉市と連携して耐震やバリアフリーなどの相談窓口にもなっている。市の景観会議に出席、まちづくりに参考意見を述べたりもする。 自分の性格を「いい加減」と分析する。「建築士たちはアクが強い人物が多いので、そうでないとやっていけない」と語る。冷静な話ぶりからそうはお見受けしなかったので、謙遜と受け取った。46歳。
文・写真準 三浦準司


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健康百科通信(102)

眼科検診としての眼底検査
  日本眼科学会認定専門医 今村 周

よく患者さんに「眼底検査ってどれくらいの頻度でやればいいの?」と聞かれます。 「貴方の年齢ですと1年に1回くらいですかね。でも、市から案内の来る胃がんや乳がんの検診も大事ですよ」とお答えします。 眼のことを気にするのはよいことですが、大切ながん検診等を受けていない方が時々いらっしゃいます。 眼も大切ですがもちろん体も大切です。自覚症状のない眼病の場合、早急に治療をしないと手遅れになる状況は比較的稀と思われます。ですから優先順位が違うのではと思うこともあります。 テレビなどで目の病気の特集に触れたり、知人が眼病になったりで一時的な不安にかられ眼底検査を希望される方が多いようです。 さて、眼底検査で早期発見が大切なのは緑内障・加齢黄斑変性・糖尿病網膜症(糖尿病の方)網膜はく離等でしょうか? これらの眼病を指摘されても医学の進歩は目覚ましく効果的な治療があります。早期発見早期治療で何とかなることが多いです。 具体的に言いますと、もはや緑内障イコール失明の時代ではありません。検診は早期発見のためと理解し、冷静に恐れず眼病と向き合ってもらえれば幸甚でございます。

湘南台ごしょみ眼科
藤沢市湘南台2―4―64階
0466・54・9701


鎌倉朝日新聞社

広町の森の深い緑の先に富士山が見える?

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楽しい稲刈り 2017年10月8日

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森の会が手入れを 2017年1月

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収穫祭 2014年11月

広町緑地の生物多様性を維持拡大

認定NPO法人 鎌倉広町の森市民の会

鎌倉市西部に残る貴重な〝自然林〟広町の森。この公園の管理者名を見ると「鎌倉広町パートナーズ」とある。これは指定管理者として指名された公益財団法人「鎌倉市公園協会」(今年6月号本紙で紹介)とNPO法人「鎌倉広町の森市民の会」の共同事業体名で、名前に見るとおり当初から同園開設の歴史に関わってきたのは後者。「鎌倉広町の森市民の会」の望月高明理事にうかがった。

古都に残された貴重な里山後世に

広町緑地とは。

鎌倉に残る三大緑地(他の2つは常盤山と台峯)の一つです。鎌倉市西部にあり、かつてこの地域が字(あざ)広町と呼ばれていたことが名前の由来と聞いています。 広町緑地は周囲を住宅地で囲まれた面積48㌶の緑地です。最終的にはここも住宅地にしようという不動産開発業者の意向があったようですが、すでに住んでいた住民を中心にしてこれ以上緑を減らさないでほしいという反対運動が起こり、最終的に2002年、国の補助や県の補助、市民の寄付などにより鎌倉市がここを買い取りました。

反対運動の経緯は。

40年ほど前に住宅開発反対運動が起きたときは40以上の様々なグループが同時に発足し個々に活動していましたが、緑地が市に買い取られることが判明した後にこれらを一つのグループにまとめて2003年春「鎌倉広町の森市民協議会」という会がつくられました。そして2014年「鎌倉広町の森市民の会」に名称変更されました。

鎌倉市の持ち物になった後は。

私も最初市民協議会のメンバーでした。鎌倉市は土地は買い取りましたが、公園として整備するのに時間がかかり資金も不足していることから市民の力を借りて保全管理しようということで、私たちがボランティアでその役目を担いました。

開園後は。

2015年に開園が決まると、市は「指定管理者制度」を採用しました。会も単独で指定管理者として応募したのですが、経験不足ということでその時は不調に終わり、開園後1年間は市の管理で、私たちがボランティアで手伝うというスタイルでした。2016年には鎌倉市公園協会と当会が指定管理共同事業体を作り同年4月から管理を受託して1年半となります。

両者が共同で管理するということで「鎌倉広町パートナーズ」ですね。

都市林…大切な緑身近に

市民が緑保全に向け立ち上がったということですが、その意義は。

神奈川県と鎌倉市がこの緑地を「都市公園法」で定められている「都市林」と位置付けました。都市林とは、主として動植物の生息地または生育地である樹林などの保護を目的とした公園です。市街地にある緑地で、たくさんの生物が生きてゆける、そういうエリアを後世に残してゆくということにつきます。

現在の会員数は。

約8百人です。

会活動の将来への方向性は。

市民の会の定款にうたってある広町緑地に関する事業を発展させることです。会の目的は「都市林として自然環境を保全することで、今はまだ不十分な生物多様性が維持され、拡大できるようにする。子ども達の環境教育を支援する場所作りをする」ということです。

具体的な活動で目指すものは。

放置されたままの田んぼや畑を今復元しています。農薬を使わず、肥料にも自然に良いものを用いて米を作ることが自然環境の多様性を維持することに繋がると判断しています。畑の作業も同様です。

そのような活動自体が動植物を活性化させるのですね。

そうです。土地を耕し活性化することは、動植物を生き生きと蘇らせることになるのです。

11月18日に「第12回鎌倉広町の森収穫祭」

5つのボランティア活動とは。

田んぼの会は、名前の通り田んぼの整備をしてお米の収穫を目指すのが会の活動です。それに併せて水路を整備、田んぼの周囲の草刈りをして田んぼに集まる動物や植物を維持管理することも役目の一つです。活動日は毎週土曜(第1週は日曜)午前9時から12時です。 畑の会は、水田の隣の山側に20㌃の畑を耕していて、20種類以上の作物を作っています。この作業で様々な花が咲くので、ここにはたくさんのチョウが集まり、これが非常に大事です。収穫物を得ることと同時に花に集まる昆虫たちを間近で観察できることが畑作りの大きな意義です。活動日は毎週日曜午前9時から12時です。 森の会は、園内の桜の木をもう少し増やそうというのが一つの目標で、園内の空き地に桜の木を重点的に植樹する活動をしています。あわせて植樹した木の周りの草刈り、園内の伸びすぎた木の枝おろし、危険な木が見つかった場合にその木を伐採して、来園者の安全を守ることもしています。活動日は第1・第3日曜午前9時30分から12時です。 自然観察の会は、反対運動の中で保護すべき自然がどういうものかを調べ、市民と共有しようとして始まりました。例えば、いくつか観察する指標を決め、どういう動物がいつ、どれくらい園内で生活しているかを調べています。指定管理者となってからもいくつかの動植物についてはひき続き観察して毎年報告集にまとめています。ホタルが飛ぶ時期にはその数の調査を1週間に1回程度しています。ホタルの餌になるカワニナの調査、ホトケドジョウという魚の生息数の調査や生息地の確認とか、生息数を増やすための取り組みもしています。園内の植物観察を行い『鎌倉広町緑地花図鑑』としてまとめました。活動日は第3日曜日の午後1時半からです。 散策路の会は、発足当時は広町緑地内の園路。昔から農家の方や山で木を切る方たちが使っていた道でこれを補修したり整備したりするのが主だったのですが開園後は園路の点検をしています。園路沿いにある樹木に樹名板を取り付けて来園者に園内の様々な植物の名前を知ってもらう活動をしています。園路には手作りの案内板を設置し、補修管理もしています。活動日は第2日曜日の午前9時からと第4日曜日の午後1時半からです。 かまくら緑の探偵団は、先のグループとは異なり、全国的に少年団という組織があります。県にある6つの組織の1つで、市民の会で経費を援助している組織です。年間15回ほどの活動を広町を中心に行っています。

今月18日に「収穫祭」(午前11時~、御所谷入り口)がありますね。

私たちの1年間の活動の1つの終結地点でしょうか。会の総力をあげて田んぼや畑で作った収穫物を市民や広く県民に紹介し提供するということが私たちの活動の成果のお披露目だというふうに考えて、今年で12回目になります。その意味では、田んぼも畑も11月の収穫祭に向けて1年間の活動計画を立てています。

活動の成果としての収穫物を市民の方に味わってもらおうということですね。どうもありがとうございました。

鎌倉広町緑地管理事務所
鎌倉市稲村ガ崎4―3―7
0467・32・5112


鎌倉朝日新聞社

てらこやアワード2017=鎌倉大仏高徳院

いざっ!!鎌倉てらこや(41)

てらこやアワード2017
NPO法人鎌倉てらこや事務局 豊田 晋

10月8日から9日にかけて、鎌倉大仏殿高徳院と臨済宗大本山建長寺で「てらこやアワード2017」が開催された。 てらこやアワード2017は、全国50カ所に拡がる「てらこや」に参加する大学生スタッフが一堂に会して、てらこや運動の原点の確認と、お互いの活動内容・成果を共有することを目的で開かれた。 アワードでは、各地てらこやに所属する大学生によるプレゼンテーションが行われた。地域の特色に合わせた事業をそれぞれ行っていて、各地工夫のこらされた想いの込められたプレゼンが披露された。 地域に住む宮大工の方をお呼びして、子どもたちと一緒に宮大工体験を行っている和歌山てらこやの学生は、「子どもたちの中には乗り気ではない子もいますが傍に学生が寄り添い、まずはその子の話を聞くところから始めます」と発表し、宮大工に子どもたちと学生が一緒にチャレンジしていく様子を伝えてくれた。 閉会の挨拶で鎌倉てらこやの創設者である森下一先生からお話をいただいた。 「子どもたちが大人の期待にそおうと努力すればするほど子どもたちの持つ魂の輝きは灰色にくすんでしまう、本来の輝きを取り戻すには子ども一人ひとりを深く理解し寄り添ってくれる存在が必要。子どもたちの魂を再び輝かせる存在に大学生がなりえる」 塾や習い事と毎日を忙しく生きる子どもたちの背中には大人たちの期待がのしかかっている。そんな子どもたちの魂の救済のために自分を受け止め認めてくれる、そんな大学生の存在が必要なのだ。 改めてそれぞれのプレゼンテーションを振り返ると、どの「てらこや」も、大学生が子どもたち一人ひとりと真剣に向き合った過程が現れている。 鎌倉の地で2003年に「てらこや」が産声を上げてから今年で15年目。年月は経ち、鎌倉発の「てらこや運動」は、全国各地で想いが脈々と引き継がれている。そう改めて感じさせられた1日だった。

鎌倉てらこや事務局
0467-84-9746(平日13~17時)
http://kamakura-terakoya.net/


鎌倉朝日新聞社

夏目漱石

心のふる里を行く ⑤

漱石の鎌倉円覚寺での坐禅体験 池田雅之

明治20年代、若者の間で参禅が流行したことがあった。その若者の一人に夏目金之助、のちの漱石がいた。 彼は1897年(明治27)12月23日から翌年の1月7日まで2週間ほど円覚寺の塔頭(たっちゅう)の帰源院に参禅生活に入ったことがある。27歳の時である。 その参禅体験をもとに『門』(明治44)という小説を書いたのは、なんと17年後の44歳の時である。この参禅体験がいかに彼の作家人生にとって深刻で意味深いものであったかがうかがえる。 『門』のテーマは俗にいう男女の三角関係の話であるが、ドロドロとした生々しさはない。漱石の分身と覚しき主人公・宗助は、妻御米とひっそりと隠れるようにして東京の片隅で暮らしを立てている。宗助は親友安井の妻だった御米と恋におち、安井から御米を奪ってしまったからである。 宗助が犯した罪は、彼と御米を果てしなく追い詰めてゆく。ある日、恋がたきの安井が訪ねてくるという噂を耳にして、彼の精神不安は極度に高まる。宗助は御米に「少し脳が悪いから、1週間ほど役所を休んで遊んでくる」と言い残して、鎌倉の円覚寺に出かけていく。円覚寺の塔頭・帰源院に入ると、老師から「父母未生以前の面目とは何か」という公案を出される。宗助はうまく答えることができない。 公案の「父母未生以前の面目」とは「じぶんとは何者なのか」「本来の自己とは何か」を問うているのだろう。私には、永遠の生命の大きな流れ、個を超えて連綿と続く命の根源の意味を問うているように考えられる。 宗助は坐禅で悟りをひらくこともできないまま山を下りる。しかし、御米が一人で守っていた自宅に戻ると彼の心配は杞憂に帰していた。安井がやって来るという噂話は、立ち消えになっていたのだ。自分のささやかな妻との日常が犯されることにおびえていた宗助は安堵の胸をなでおろす。 宗助の参禅は悟りをひらくという意味では失敗だったにもかかわらず、事態が解決したことは偶然だったかもしれない。他方、日常生活にはない聖なる土地、空間に身を置くという行為が陰に陽に彼の無意識に働きかけ、自分を縛っていた自意識に何らかの変容がおこり、それが日常生活の困難を溶かしていったようにも考えられよう。漱石は円覚寺での参禅体験が自分の内面にどのような影響を及ぼしうるかを深く自覚していたと思われる。
(早稲田大学名誉教授・鎌倉てらこや顧問)


鎌倉朝日新聞社

色彩豊かに草花やチョウ、野鳥など

山室眞二さんのいも版画展

鎌倉市在住の版画家・山室眞二さん(78)の「じゃがいもデ版画展―いも版と造本の世界」が11月26日まで長野県の八ヶ岳美術館で開かれている。 幼いころから草花や昆虫がすきだった山室さんは、いも版ならではのしっとりとした質感と温かさに魅せされて30年以上に渡りジャガイモで版画を制作してきた。カッター1本でできる手軽さも魅力という。建設省などに勤務後、シンジュサン工房を主宰し、版画の制作や本の装幀などを行っている。 八ヶ岳をはじめ全国各地の山々や鎌倉で出会った山や植物、蝶、鳥などをモチーフにしたいも版画の作品約80点を紹介。「これがイモ版画?」と驚かされるような繊細な彫りと多色刷りの色鮮やかさがある。
八ヶ岳美術館 03・6264・8890



第10回予告篇ZEN映画祭

江ノ島で予告篇大賞上映

映画文化の振興を目指し、映画予告篇の紹介を切り口に多様な映画に出会える場を創ろうと2008年にスタートして今年10回目の映画祭。 11月23日10~18時、江の島ヨットハウス。 ヨット体験や江の島周辺の散策、コンペ部門「予告篇大賞」などの上映、「予告篇映画祭の10年」のトークなど。 12月は北鎌倉の浄智寺、建長寺で小津映画の上映とトークを予定。
湘南遊映坐 0466・65・0123



星槎大学オープン・カレッジ

鎌倉から世界を展望するⅢ

11月11日14時、高徳院鎌倉大仏殿書院。 ジャーナリスト・元NHKモスクワ支局長小林和男の「女性とプーチンで読むロシア」。 2千円、学生千円。要申込。
はなしの玉手箱事務局・人間社 0467・24・7223


鎌倉朝日新聞社

グローバルフェスタ=台場にて

NPO法人 ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会(21)
    国際協力の催しやTVで活動紹介

  当会代表理事 名知仁子

ミャンマーのミャウンミャからこんにちは! 我々の団体はミャンマーの僻地で、自分で〝命〟を守るために巡回診療を行いながら保健衛生の重要性、例えば、手洗い指導や歯磨き指導を行っています。さらに、村に食べものが十分にないため、他の団体の専門家と協働で、有機野菜作物栽培を学ぶ機会を提供し、医と食で村の住民が自ら自分たちの命を育てることをサポートしています。 当会は法人設立して5年目にしてお台場で9月30日、10月1日に行なわれた国際協力のイベント、グローバルフェスタ、通称「グロフェス」に参加しました。 これは、外務省が主催している国際協力のお祭りで、世界中で活動しているNGO・NPOなどが一同に会します。2年前からの念願を果たしました!  ミャンマーで活動に関してインタビューを受けた慶応大学の学生さん2人もボランティアとして参加され、若者パワーがさく裂。百人を超す大勢の方にミャンマーのクイズをしながら当会の活動を直に伝えることができました。現地での活動をこのような大きな舞台で発表できるのも皆様のお力添えのおかげです。 このご縁は続き、11月25日(土)26日(日)の東京大学で開催される「グローバルヘルス合同大会」という大きな医学界の学会でもブースを出展し、さらに同会の自由集会という項目で、11月26日(日)午後6時、「なぜ医師がミャンマーの無医村で有機栽培の菜園つくりに挑むのか?」という題で話をする機会を得ました。無料で自由に参加できるので、時間のある方はぜひ東京大学医学部2号館1階小講堂第5会場にいらしてください。 最後に、11月8日(水)NHKワールドに当会の活動が放映される予定です!ミャンマーでの当会の活動が継続可能なのも皆様のお力添えのおかげです。どうもありがとうございます。
http://event-saitama.jp/
【連絡先】東京荒川区東尾久8―41―23
FAX 03・6807・7499
myanmarfcg.info@gmail.com
http://mfcg.or.jp/
https://www.facebook.com/mfcg.or.jp

【この記事は清興建設提供】



終の棲み家を考える43

遠赤外線暖房

本格的な寒さがやってきます。この冬の寒さをどうやって凌ぎますか。 エアコンをフル稼働させて空気を温めたり、石油やガスヒーターで化石燃料を燃やし炭酸ガスを沢山発生させたりしますか。 どのみち電気・石油・ガスを使って温めることしか考えてきませんでした。政府の推奨もあり太陽光発電事業が日本中で行われてきましたが、結果どうでしょう、固定価格買い取り制度が成り立たなくなり、発電した電気を電力会社が買い取らなくなりつつあります。 当たり前のことで、買う電気より売った電気の方が高ければ、差額は誰が負担しているのでしょう。今後家庭からの売電金額も間違いなく下がり、買う電気代より安くなるはずです。 そんな事をするより太陽のエネルギーでお湯を作る方がもっと現実的で、理にかなっています。家庭で消費するエネルギーの60%以上は暖房と給湯に使われておりその全てを太陽エネルギーで賄えます。 蓄熱式床暖房は遠赤外線の床暖房ですが、太陽で温められたお湯で暖房する仕組みです。自分の家の屋根で作られたお湯で自分の家の給湯と暖房ができます。そのお湯は他に売ったり、金儲けにはなりませんが本当のエコロジーな生活を手に入れられます。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp


鎌倉朝日新聞社

だんかづら

クララ・11歳のトイプードルで我が家のアイドル☆みんなを癒してくれます。お肉とお魚に目がない食いしん坊ですが、只今健康のためにダイエットを頑張っています!
葉山町 西前さん方



画廊・ギャラリー

●ギャラリー一翠堂 22-3769
1月2~7日岡村昭男作陶展9~14日
工藤泰代・川本摩理子展22~26日第14回やぶ小路工房展



お知らせ

●吉屋信子記念館公開
11月1~3日と毎土曜。鎌倉生涯学習センター 25・2030
●第6回こころの自由帳作品展11月1日~12月1日鶴岡八幡宮直会殿ほか。被災した福島・宮城の小中学生の作品展。
22・0315
●漁協の朝市11月5日10時、鎌倉パークホテル駐車場。
鎌倉漁協 22・3403
11月2・16日10時、腰越漁港。腰越漁協 32・4743
●扇湖山荘(鎌倉山)の庭園公開11月24・25日13~15時、25日は10~12時も。
市都市景観課 61・3477
●フードドライブ食材募集
11月26日10時半~13時、27日~12月1日10~16時、鎌倉リサイクル推進会議(笛田リサイクルセンター内)。余っている缶詰類、根菜類、米類、乾麺など。
市ごみ減量対策課 61・3396


鎌倉朝日新聞社

鎌倉JOyful Harmony

き く

▼第27回逗子三曲会演奏会
11月5日11時、逗子文化プラザ。箏・三絃・尺八の演奏で「嵯峨の秋」など。無料。
梅山方 046・873・3543
▼第4回大蔵頼朝商店会音楽コンサート
11月11日14時、鎌倉市立第二中学校。同校吹奏楽部とカイ・ぺティート氏の演奏。無料。要申込。
銀の鈴社 61・1930
▼鎌倉の輪Ⅱコンサート~2VOICEと仲間たち
11月18日17時半、鎌倉生涯学習センター。 元サーカスの「2VOICE」と、2VOICEが歌唱指導する鎌倉の歌好きの市民グループ「鎌倉ジョイフルハーモニー」のジョイントコンサートで「Mr.サマータイム」など。3千円。
事務局 090・3470・6900 ▼第23回藤沢市民オペラ 歌劇トスカ 11月19・23・25・26日14時、藤沢市民会館。指揮・園田隆一郎さん、市民公共楽団、市合唱連盟の演奏で。3500円~。
藤沢市みらい創造財団 0466・28・1135
▼Jazz in逗子
11月19日14時、逗子文化プラザ。逗子スウィングジャズオーケストラの演奏で「ひょっこりひょうたん島」など。無料。
046・870・6622
▼沼田園子と仲間達によるモーツァルトなどの室内楽
11月19日14時、藤沢リラホール。沼田園子、蓼沼明美、藤村俊介三氏の演奏で「ヴァイオリン・ソナタ二長調K306」など。3500円。
湘南モーツァルト愛好会 046・872・1963
▼アイリッシュハープレクチャーコンサート
11月19日14時、腰越学習センター。寺本圭祐さんの演奏でアイルランド・スコットランドの民謡など。無料。
申込は9日までに往復ハガキで同センター 33・0712
▼サロンコンサート「歌と語りのタペストリー」
11月23日14時半、旧東伏見宮別邸。村田望さんのソプラノ、中沢美紀さんのピアノでドビュッシー「星の夜」など。3千円。
山本方 080・5096・1385
▼朗読と音楽で綴る音楽家の肖像Vol.Ⅵ
11月26日14時、レスプリ・フランセ。ピアノ・鶴見久美子、中澤美紀、ソプラノ・太田涼子、朗読・金井薫。3千円。
0466・6523・6989



鎌倉市民文化祭 11月

上記は鎌倉市展、下記は舞台行事

菊花展 1~15日 鶴岡八幡宮 鎌倉菊花会
23・1071
華道展 3・4日 鎌倉芸術館 鎌倉華道連盟
25・1587

第59回
鎌倉市民合唱祭
5日12時
鎌倉芸術館
鎌倉合唱連盟
澤方22・5069
鎌倉シティブラス第38回定期演奏会 19日14時半
鎌倉芸術館
鎌倉シティブラス
田原方080・5527・1275
鎌倉民謡民舞協会公演会 23日11時半
鎌倉芸術館
鎌倉民謡民舞協会
熊谷方44・2097
第51回鎌倉マジシャンズクラブ奇術大会 26日13時
鎌倉芸術館
鎌倉マジシャンズクラブ
山田方31・1829



み る

▼特別展 鎌倉公方足利基氏―新たなる東国の王とゆかりの寺社
12月3日まで鎌倉国宝館。初代鎌倉公方・足利尊氏の没後650年を記念し、足利氏関連資料やゆかりの寺社に伝わる宝物を一堂に展観。6百円。
22・0753
▼特別展 清方 江戸東京の美しき面影
12月3日まで鏑木清方記念美術館。江戸の面影を残す下町で幼少期を過ごした清方が描き続けた江戸や明治の下町の風景画を中心に紹介。3百円。▽日本画ワークショップ19日13・15時。8百円。要申込。
23・6405
▼川喜多映画記念館
▽特別展「映画衣装デザイナー黒澤和子の仕事」~12月17日。3百円。▽映画11月1~3・5日「麗しのサブリナ」、1・3~5日「フェリーニのアマルコルド」、14・15・18日「まあだだよ」(18日のみトークイベント)、14・16・17・19日「エレニの帰郷」、21~24・26日「人生フルーツ」、21・23・25・26日「この世界の片隅に」、22・24・25日「アラヤシキの住人たち」。千円。
23・2500
▼平山郁夫シルクロードコレクション展
12月3日までそごう美術館。初公開の薬師寺玄奘三蔵院壁画大下図などの絵画約40点。金銀装身具、織物など約170点。千円。
045・465・5515
▼特別展 唐物―中世鎌倉文化を彩る海の恩恵 11月3日~2018年1月8日県立金沢文庫。中世時代に大陸との交易で鎌倉にもたらされた仏像、仏画、陶磁器など国宝、重要文化財を約百点。6百円。
045・701・9069
▼展示「湘南と明治・大正・昭和の画家たち」
12月17日まで藤沢浮世絵館。無料。
0466・33・0111
▼江嶋縁起展
12月18日まで毎土~月曜・祝日、遊行寺宝物館。江ノ島に関する県市指定文化財の展示。
▽江嶋縁起展見学と江の島弁財天道標巡りツアー3日10時。千円。要申込。
藤沢市郷土歴史課 0466・25・6731
▼第40回腰越地区総合文化展 11月2~4日腰越行政センター。書道、生け花、木彫、手工芸など展示。
実行委 33・0710
▼第12回鎌倉彫20人展
11月3~5日円覚寺。禅師寺院の仏具を祖形にもつ鎌倉彫を現代作家20人の作品で紹介。無料(別途拝観料)。
実行委 25・1500
▼二人展「智代に弥千代に」
11月3~9日銀の鈴ギャラリー。
銀の鈴社 61・1930
▼だるまちゃんとあそぼ!かこさとし作品展
11月14日~12月10日藤沢市民ギャラリー。藤沢在住の絵本作家・かこさとしの絵本原画、絵画など約40点。無料。
▽オープニング式典14日10時半~。▽おはなし会18日10・13時。無料。
0466・26・5133
▼白寿記念 堀文子展
11月18日~2018年3月25日県立近代美術館葉山。自然と生命を描き続ける日本画家の水彩画など約百点、関連資料50点。千2百円。
046・875・2800
▼第48回鎌倉郷土芸能大会
11月19日11~15時、光明寺。市内各地に伝わる郷土芸能上演。無料。
市文化財課 61・3859
▼能を知る会 鎌倉公演
11月25日鎌倉能舞台。10時、狂言「無布施(むせない)経(きょう)」能「紅葉狩」。14時、狂言「狐塚」能「六(むつ)浦(ら)」。5千5百円。
22・5557
▼岩手郷土芸能祭in鎌倉
11月25日17時・26日10時、大本山建長寺。岩手の国指定重要無形民俗文化財・黒森神楽。3千5百円(別途拝観料)。
実行委 080・2120・7379
▼映画
▽「最後の忠臣蔵」12月1日14時、鎌倉生涯学習センター。201年日本アカデミー賞受賞作品。無料。
申込は20日までに往復ハガキで同センター 25・2030
▽「クロワッサンで朝食を」11月23日10・14時、あーすぷらざ。昨年逝去したジャンヌ・モローが85歳にして主演を務めた作品。4百円。
045・896・2121


鎌倉朝日新聞社
鎌倉朝日新聞社

2017年を締めくくる「歓喜の歌」

キエフフィルと市民合奏団が共演

12月16日15時、藤沢市民会館。 キエフ国立フィルハーモニー管弦楽団が、ベートーヴェン「第九」をキエフの一流ソリストと藤沢市合唱連盟180人の合唱付で。 指揮ニコライ・ジャジューラ氏、ヴァイオリン大谷康子さん。 5500円~。
茅ヶ崎市楽友協会 0467・82・3744


鎌倉朝日新聞社

朝夷奈切落葉

原田寛写真展

『鎌倉 四季彩光』

11月1~6日建長寺塔頭・禅居院梅洲庵(山ノ内1534)。 鎌倉の歴史、文化、自然の撮影をライフワークとしている写真家・原田寛さんが22年間発行してきたカレンダー作品から約20点、四季折々の鎌倉の風景を大判プリントで。無料。
星月写真企画 23・3694



まなぶ

▼鈴木明子特別講演会「輝く夢に向かって」
11月4日13時、鎌倉女子大学大船キャンパス。プロフィギュアスケーター・鈴木明子さんが体験をもとに夢に進む大切さを語る。無料。
同大学生センター 44・2297
▼市民向け危機管理講座「最近の北朝鮮事情について」
11月9日15時、鎌倉生涯学習センター。防衛大学国際関係学科教授が緊迫する北朝鮮情勢を話す。無料。
市危機管理課 23・3000
▼中村天風心身統一法鎌倉講習会
11月11日14時、鎌倉商工会議所。心身統一法概論。千円。
天風会認定鎌倉の会 44・4461
▼公開講座「明治の青春と鎌倉」
11月の毎土曜14時、早見芸術学園鎌倉本校。4日島崎藤村、11日国木田独歩、18日与謝野晶子、25日釈宗演。1回千5百円。4回連続4千円。
申込は往復ハガキで同学園内鎌倉ペンクラブ 24・4002
▼世界平和アピール七人委員会in鎌倉「壊してはいけない日本国憲法」
11月16日14時、鎌倉芸術館。安倍政権が憲法改正を進めるなかで日本の平和、民主主義、基本的人権の行方を考える。999円。
鎌倉・九条の会 24・6596
▼鎌倉ゆかりの映画人「小津安二郎と鎌倉」
11月17日14時、深沢学習センター。鎌倉文学館・小田島一弘副館長が同館所蔵の資料から小津安二郎と鎌倉の関係を話す。無料。
申込は4日までに往復ハガキで同センター 48・0023
▼第2回かまくらまちづくり市民対話セッション
11月18日10時、鎌倉市役所。鎌倉投信・鎌田恭幸社長らの公的不動産の利活用を考える講演や討議など。無料。16日までに要申込。
市経営企画課 23・3000
▼イスラエルから見た日本と杉浦千畝
11月18日14時、鎌倉市役所。ヘブライ大学名誉教授の講演でユダヤ人の理解を深める。無料。要申込。
市文化人権推進課 61・3870
▼最後はどこで?―住まいと気持ちの準備
11月22日13時15分、鎌倉市福祉センター。最期の迎え方を住まいから考える。無料。要申込。
地域包括支援センター鎌倉静養館 23・9110
▼鎌倉リサイクル推進会議の催し
▽「食品ロスと私たちの暮らし」11月22日13時半、大船学習センター。食品ロスの減らし方や有効活用の取り組みを話す。無料。要申込。
▽リサイクルマーケット26日10時半~13時、笛田リサイクルセンター。
32・9094
▼加藤忠相講演会「いつまでも自分らしく生きる」
11月23日13時半、鎌倉福祉センター。藤沢で介護事業を営む認知症介護のパイオニア・加藤忠相さんが認知症の正しい理解と介護の可能性を話す。5百円。要申込。
シェアハート鎌倉 090・5751・3185
▼鎌倉近現代史をひもとく―パヴロバ姉妹の足跡
11月25日13時半、鎌倉婦人子供会館。ロシアから亡命し七里ガ浜に日本初のバレエスクールを設立したパヴロバ姉妹の足跡をかまくら女性史の会・横山佐智子会長が話す。1080円。
申込は24日までに同館 22・0507
▼アダプトプログラムの活動とその将来
11月25日9時、鎌倉生涯学習センター。鎌倉で清掃活動を実施する7団体の活動報告やパネルディスカッションなど。無料。
市環境保全課 61・3443
▼講演会「時代をつくった広告クリエイターたち」
11月25日14時、腰越学習センター。大正~昭和の広告や製作者が社会に与えた影響など映像を交え紹介。無料。
申込は14日までに往復ハガキで同センター 33・0712
▼夜間講座「頼朝が造った地上の極楽浄土」
11月28日18時、鎌倉歴史文化交流館。永福寺跡発掘調査に携わった考古学専門家の講演。無料。
申込は14日までに 73・8545 73・8501
▼講演会―再起動 鎌倉市民の望む世界遺産 11月29日13時半、鎌倉生涯学習センター。鎌倉の世界遺産再挑戦に向けた講演と市民活動などのパネルディスカッション。5百円。
鎌倉の世界遺産登録をめざす市民の会 23・6621
▼講演会「学びあい手をつなぐ子育て」
12月3日13時、鎌倉市常盤のピヨピヨ保育園。神戸大学名誉教授が乳幼児期から思春期を見通した育児を話す。無料。要申込。
同園 84・8671
▼市民講座「親なきあと」「親あるうちから」
12月3日13時半、鎌倉市福祉センター。弁護士が知的・精神障害者の成年後後見制度の活用法を話す。鎌倉在住・在勤・在学者。無料。要申込。
鎌倉市成年後見センター 38・8003
▼暮らしのお役立ち講座@としょかん
12月9日13時半、玉縄学習センター。インターネットをめぐるトラブルを防ぐ講座。鎌倉在住・在勤・在学者。無料。要申込。
玉縄図書館 44・2218


鎌倉朝日新聞社

季節の心⑰

秋、北斎、栗…  佐伯 仁

●栗が見せる多彩な顔
栗は深まる秋の象徴…。丁度、その頃、栗の産地岐阜・中津川の友人から郷土菓子「栗きんとん」が届きます。口に含むとフワッ溶け、風味が広がります。秋の恵みと友の心遣いに感謝する至福の時です。 栗の魅力は古代の縄文人も知っていた様です。その証拠は、青森・山内丸山遺跡…大量の栗の花粉、栗材による巨大な建造物…貴重な発掘品が栗の素顔を伝えています。恐らく栗は当時の気候風土に適していたため、大規模な植林が進み、栗を日常食として栽培していたに違いありません。 現代でも栗の品種は豊富で丹波栗、利平栗で昔は、米の代わりに年貢とした歴史もあったとか…。   江戸末期、北斎は信州の豪商・高井鴻山に招かれ、小布施町の岩松院の天井画の依頼を受け、描いたのは「八方睨み鳳凰図」。北斎、83歳の傑作で今も観光客に人気です。栗の名産地である小布施で北斎はどんな栗菓子を賞味したのでしょうか。 一方、栗は昔話「猿蟹合戦」で猿への復讐に参加しています。猿の留守宅の囲炉裏に隠れ、猿の帰宅に合わせて弾け仇討成功…正義派の栗の心意気に乾杯!
 栗拾いねんねんころり
 言ひながら   一茶



さんか

▼第229回歌のサロン
11月1・29日14時、鎌倉生涯学習センター。参加型合唱とミニ演奏。千円。
古川方 22・2131
▼なかよし大船こども食堂
2018年3月までの毎第2木曜、カトリック大船教会。小・中学生。無料。25日に清泉女学院音楽部のチャリテーコンサートも。
45・9728
▼鎌倉風致保存会の催し
▽みどりのボランティア11月4日9時半、十二所果樹園。11・18日9時半、御谷山林。要申込。
▽鎌倉の緑と歴史探訪11日13時、鎌倉「杉本観音」バス停前の鎌倉青少年会館前集合。巡礼古道、岩殿寺へ。5百円。要申込。
23・6621
▼鎌倉歩け歩け協会
▽秋六国峠から能見堂跡への道11月4日8時50分、鎌倉駅西口横浜銀行駐車場。5百円。
▽10㌔ふれあいウォーク14日天園、十二所から逗子へ。21日秋の番場ヶ谷を歩く。9時50分、鎌倉駅西口時計台広場。5百円。▽5㌔はつらつウォーク28日大船発・城跡と花めぐり。9時50分、湘南モノレール大船駅ペデストリアンデッキ。2百円。
090・2633・3715
▼鎌倉てらこや
▽てらハウス11月毎土曜、大船の千里ビル。午前学び、午後遊び。千円。▽遊ビバ!5日13~16時、辻堂海浜公園。大学生と遊ぶ。無料。
▽みんなで朗読26日13時、浄智寺。元アナウンサー中里貴子さんと朗読。千円。小中学生と保護者。▽土と遊ぼう12日14時、鎌倉市山崎。陶芸家・河村喜史さんと陶芸。2千円。小中学生と保護者。
84・9746
▼鎌倉史跡めぐり
▽中世の鎌倉 発掘跡11月7・13日9時半、鎌倉駅西口時計台広場。鎌倉歴史文化交流館、永福寺跡など。▽深秋の山里散策9・14・16・21日9時半、鎌倉駅西口時計台広場。極楽寺、北条氏常盤亭跡など。▽公方足利氏・管領上杉氏の鎌倉17・18・24・25日9時、北鎌倉駅東口。円覚寺、明月院、長寿寺など。
各5百円(交通費・拝観料別)。申込は1週間前までにハガキかFで。
鎌倉ガイド協会 24・6548 24・6523
▼キュンとするビーチクリーン
11月11日9時半~12時、片瀬海岸東浜。海岸清掃後、ドラム缶楽器演奏。
藤沢市観光シティプロモーション課 0466・25・3421
▼キャンドルナイト
11月12日17時~19時半、あーすぷらざ。18時半、ハンドベルコンサートも。無料。
045・896・2299
▼第9回地域福祉推進感謝の集い
11月17日13時半、鎌倉生涯学習センター。社会福祉功労者の表彰、鎌倉女子大生の沖縄舞踊とフラダンス。
市社会福祉協議会 23・1075
▼文化財めぐり―重要文化財英勝寺の諸堂
11月17日14時、英勝寺。同寺の仏殿・唐門・祠堂など市文化財課学芸員の案内で特別拝観。無料(別途拝観料)。
申込は7日までに往復ハガキで市文化財課 61・3857
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ11月18日10時、山ノ内配水池横。
▽山歩き19日9時、山ノ内公会堂。
北鎌倉の景観を後世に伝える基金・望月方 45・7420
▼かまくらスポーツ・レクリエーションフェア
11月19日10~15時、鎌倉武道館・浄化センター増設予定地。ニュースポーツなどの体験。無料。
市スポーツ推進委連絡協 43・3419
▼スポーツかるた大会・体験会
11月23日10~15時、鎌倉武道館。小倉百人一首かるた大会の見学と体験。無料。
市レクリエーション協会 045・892・2634
▼平和のつどい「音楽に続け!」
12月9日14時、鎌倉生涯学習センター。作曲家・宮川彬良氏が童謡やクラシックに秘められた平和の想いを演奏とともに語る。5百円。
市文化人権推進課 61・3870



第21回写真供養感謝祭

11月11日11~15時、浄智寺。 捨てられない懐かしい写真、想い出の写真など持ち込まれた写真を、住職が読経し写真を焚き上げ供養してくれる。プリント写真のみ、アルバム・ネガ・額縁等は不可。供養料志納。
実行委 090・9812・2717


鎌倉朝日新聞社

三浦半島の冬

第25回コンポジション展

11月21~26日鎌倉芸術館。 陽画会、水彩会、画研、版画研究会パスなどの黒川教室と蒼美会の合同展。会員約50人の水彩・油彩・パステル画・版画など2百点。本紙8面「スケッチ日和」で連載の黒川明さんの作品原画も。無料。
黒川方 046・873・1645



まつり バザー

▼鎌倉文学館フェスティバル
11月19日まで鎌倉文学館。4百円。▽ヴァイオリン&ピアノコンサート4日13時半。▽子ども文学賞表彰式5日13時。全国の小中学生から募集した詩の入賞と大賞を表彰。▽バラ解説1・8日10時半。
23・3911
▼逗子アートフェスティバル
11月26日まで逗子市内各所。アートの展示、ワークショップなど。6日まで第67回逗子市文化祭併催。逗子文化プラザで合唱・ダンスなどのステージ、生け花・絵画の展示など。
実行委 046・873・1111
▼学習センターのフェスティバル
▽玉縄11月1・2日、玉縄学習センター。サークルの発表。 44・2219▽今泉4・5日、今泉さわやかセンター。サークルの発表、模擬店、バザー、野菜販売、高齢者相談など。
45・4611
▼ファンタスティック☆ライブラリー106
▽活字から聴こえてくる音11月1日18時15分、大船図書館。鎌倉市中央図書館館長とフルート奏者・吉川久子さんの対談と演奏。要申込。無料。 ▽鎌倉市中央図書館の催しA田邉松坡―教育学者・漢学者・家庭人3日10時。田邉松坡創立の逗子開成中高等学校元校長・袴田潤一さんの講演。B鎌倉にふさわしい近現代史資料の収集・保存・活用について3日13時半、座談会。C日本遺産・鎌倉の別荘地文化に由来する歴史的風致とは4日10時。別荘地時代研究会成果発表。D長谷・柴崎牛乳店の明治・大正・昭和4日13時半。かまくら女性史の会成果発表。E大人のおはなし会・かみしばい5日13時半。無料。Fファンタスティック☆カフェ6日13~16時。
A~Dまで要申込。無料。 25・2261
▼第30回鎌倉健康まつり
11月5日10時半~14時半、手広スポーツ広場。ブース、模擬店、ミニ運動会など。
深沢中央診療所 31・7284
▼第24回玉縄まつり
11月11日10~14時、玉縄小学校。お囃子、太鼓、小学生のジャズなど。
玉縄支所 44・2217
▼かながわトントンまつり
11月12日10~15時、湘南台公園・湘南台公民館。県内産銘柄豚の精肉・加工品販売など。
県養豚協会 046・238・2502
▼鎌倉なないろマルシェ
11月12日10時半~15時半、レインボーステイ(二階堂402)。手づくり品や農産物販売、模擬店など。
25・6963
▼深沢地区福祉バザー
11月12日9時半~12時、深沢行政センター。野菜などの即売。
深沢地区社協 48・0021
▼被災地の子ども支援バザー
11月18日10~15時、鎌倉市大町の清興建設駐車場。
24・3700
▼かまくら里山フェスタ
11月23日10~13時、御谷緑地。自然とふれあい大切さを学ぶ。小学生以下と家族。無料。
鎌倉風致保存会 23・6621
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。▽フリーマーケット11月24日9~15時。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市25日8~15時。出店者募集。
片岡方 090・5442・3778
▼逗子交流センターフェア
11月26日逗子市民交流センター。市民活動パネル展、模擬店、ワークショップなど。
046・872・3001



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(9月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は9月に一般372冊、児童書138冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「北條五代を支えた女性たち―小田原北條氏は平和外交を目指したのか」石井啓文著〈小田原の郷土史再発見〉(夢工房) ▼「源頼義」元木泰雄著〈人物叢書 新装版〉(吉川弘文館)▼「私が愛した頼朝さん」小池時一著▼「プラタナスは見ている―鎌倉婦人子供会館物語」溝口文子著(以上かまくら春秋社) ▼「鎌倉でしたい100のこと―したいこと、見つかる!ステキな旅のスタイルガイド」〈JTBのMOOK〉 ▼「新編天才監督木下惠介」長部日出雄著(論創社) ▼「虚子探訪」須藤常央著(神奈川新聞社)▼「いつでも死ねる」帯津良一著〈幻冬舎〉▼「映画でめぐるドイツ―ゲーテから21世紀まで」青地伯水編著(松籟) ▼「広辞苑はなぜ生まれたか―新村出の生きた軌跡」新村恭著(世界思想社)▼「60歳からの外国語修行―メキシコに学ぶ」青山南著▼「図工準備室の窓から―窓をあければ子どもたちがいた」岡田淳作(偕成社)▼「抗生物質と人間―マイクロバイオームの危機」山本太郎著▼「中原中也沈黙の音楽」佐々木幹郎著〈以上岩波新書〉 ▼「見つけて育てる生きもの飼い方ブック―実は飼える!30種」新宅広二著〈コツがわかる本〉(メイツ出版)▼「こいしいたべもの」森下典子著〈文春文庫〉(文藝春秋)▼「日曜日の狩猟採集生活」渓流編集部編(つり人社)


鎌倉朝日新聞社

鎌倉いちばブランド

地産他消で販路拡大 鎌倉青果市場

鎌倉市梶原の鎌倉青果地方卸売市場は古都鎌倉で90年以上の歴史を持つ市場。朝7時すぎから始まる競りに周辺の小売商が集まってきて、次々に青果物が競り落とされていく=写真。 「9月下旬ごろから品数が増えてくる。今年の果物は甘味がある」と同市場を運営する「鎌倉青果」の高橋伸行社長。 同社では、1種類の野菜を専門に作り続ける生産者が手間を惜しまず栽培した高品質な野菜を、他の市場の野菜と差別化するために、2014年3月「鎌倉いちばブランド」と名づけた。鮮度が良く味のよい青果物に、食品検査で安全・安心をプラスし、「鎌倉いちばブランド」としてPR。 長年地元で支持されている良質な野菜を地産地消だけでなく、地産他消に販路を拡げるための取り組みで、同ブランドの商標登録やロゴマークを作成し、品物を扱う小売店にのぼり旗を配布。 さらに農林水産省が食料自給率向上の取り組みの一環で行っている「フード・アクション・ニッポンアワード2014」に応募し、審査員特別賞を受賞。国が認めたブランドとして知名度が高まり、都心のデパートや大手スーパー、外食産業にも流通するようになった。 現在、鎌倉いちばブランドの認定を受けているのは同市場に持ち込まれる青果者の3割程度。高橋社長は「やっと普及の入り口に来た。今後もっとブランドの拡大に向けて参画を呼び掛け、販路を拡げていきたい」と話している。


鎌倉朝日新聞社

日本の「家」写真展

木組みの模型展示も

伝統の職人技で鎌倉の町並にあった家づくりをしている戸井田工務店が、古民家ギャラリーで家づくりにまつわる写真展を開催する。協力は伝統構法の家づくりに取り組む滋賀県の梓工務店。木組みの模型展示なども。 11月3日(金・祝)~5日(日)午前11時~午後4時30分、ギャラリーよひら(鎌倉市長谷1―15―20)、入場無料。 また、戸井田工務店では家づくりに関する連続セミナーを開催している。第1部では暮らしの快適性をあげるヒントを住まいの専門家の立場から紹介。
11月11日(土)午前10時、鎌倉商工会議所(御成町)。参加無料・セミナーは要事前申込(先着15人)。
申込・問合せ戸井田工務店 0467・24・7777
メールinfo@kamakura-standard.com


鎌倉朝日新聞社

逗子アートフェス

コンシェルジュが駅前でお出迎え

5年目を迎えた逗子アートフェスティバルが26日まで開かれている。 トリエンナーレの今年は、過去最大の33の市民企画を含む80以上の企画が盛り込まれ、国際的に活躍する現代アートの作家らの招待作品や地元作家らの絵画、写真、工芸、市民参加型のワークショップなどを市内各所で展開している。 土日祝日の逗子駅前広場には、白いユニフォーム姿の「ずしコンシェルジュ」が立ち、市内に点在するアート拠点を紹介する案内役を務める。 実行委員を含めたコンシェルジュは約40人。公募の20代~80代までの市民ボランティアが4、5人でチームを組み、パンフレットを配布しながら道案内からお店の紹介まで幅広い問い合わせに応える=写真。今年で2回目の参加という宮武蘭さん(27)は「あらかじめ実際の作品を見てアーティストの思いを受け止め、お客様にも伝られるよう心掛けている」と話す。 4年前にコンシェルジュとなったのをきっかけに逗子に転居したという遠山浩司さん(35)は「普段は劇場管理の仕事をしているが、フェスティバルは箱物の芸術とは違う広がりがある。『暮らし+α』を表現する深さが魅力」と音楽祭やワークショップの運営にも加わり、アートを通した人とのつながりを楽しむ。 パンフレットは市役所、市民交流センターなどで。
問い合わせ実行委事務局 046・873・1111内線278


鎌倉朝日新聞社
鎌倉朝日新聞社

大正の数寄屋建築 旧山本条太郎別荘を公開

11月16~19日鎌倉え

昨年、国の登録有形文化財に指定された鎌倉市長谷の旧山本条太郎別荘(現神霊教鎌倉霊源閣)が11月16~19日公開される=写真。第12回湘南邸園文化祭の一環で鎌倉別荘時代研究会(島本千也代表)の主催。 この建築物は南満州鉄道の総裁を務めた山本条太郎(1867~1936)の別荘として1918年(大正7)に建築された。桑ケ谷に南面する約5千坪の敷地に建てられた150坪の数寄屋建築の住宅で、1956年(昭和31)年旧華族の九鬼家に譲渡され、現在は宗教法人神霊教が所有する。 大正時代初期の建物がほぼ完全に現存し、改造も少ないことなどから「関東大震災の被害が大きかった鎌倉で震災以前にさかのぼる別荘として希少な例とされ、九鬼家に増築された茶室の待合、練塀、門についても一体で計画され、丁寧な設計と造作がなされているとして評価されている。 島本代表は「別荘としては海の見える最上の立地で鎌倉では希少」と話す。紅葉も見ごろを迎えるかもしれないとのこと。18日は茶室でお茶の接待も。5百円。 開場は午前10時~午後4時。入館料5百円。
問い合わせ島本さん 0467・67・5873


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和⑤

「鎌倉駅」  黒川 明

駅から出るとそぼ降る秋の雨。雨は数日続いていた。乾期の象でもなければうんざりするだろう。故に人々は寡黙になっている。駅から吐き出された人たちが揃って傘を開く。それが小さなリズムを奏でた。静かな人たちは静かに散ってゆく。その一部がバスに飲み込まれていった。 交差点を渡って振り返るとバスが信号待ちをしていた。静寂の車内で、賑やかで温かい自宅を思い浮かべているのだろうか。彼らはそこに、もうすぐに、たどり着けるだろう。水彩、31×41㌢



鎌倉年中行事

11月

▼宝物風入  3~5日円覚寺、建長寺。
▼国宝舎利殿特別公開 3~5日円覚寺。
▼火焚き祭 8日14時、鶴岡八幡宮境内の丸山稲荷社。五穀豊穣、無病息災祈願。鎌倉神楽奉納。
▼写真供養感謝祭11日11時浄智寺。(7面に紹介)
▼「七五三」の宮参り
15日。女子7歳「帯結び」、男子5歳「袴着け」、男女3歳息災と幸福祈願。
▼逗子流鏑馬と武者行列 19日10時20分、武者行列(亀岡八幡宮~)。13時、流鏑馬(逗子海岸)。
▼時頼忌大俳句大会 23日11時~投句。建長寺。
▼新嘗祭 23日10時、鶴岡八幡宮。収穫の感謝と国の弥栄を祈念。
▼一ツ火法要 27日17時、遊行寺。灯火を灯し仏法甦り念仏祈念。


プロムナード

生活を営む際の根本に「衣食足りて礼節を知る」という諺があります▼衣服と食料が満たされていれば、礼儀や節度などの社会的秩序が保たれると考えられてきたのですね▼鎌倉市では、今年11月7日から中学校で給食が実施されます。中学生の発育にあわせて栄養バランスに配慮した献立になっているそうです▼バランスの良い食事をとることは大人でも大切ではありますが、とくに発育盛りの成長期には重要なことだと思います▼ニュースで学級崩壊などが取り上げられることも多い現在、荒んだ心になっている生徒に栄養バランスのとれた給食が届くことで、「衣食足りて礼節を知る」のように学校生活が充実したものになることを期待しています。(N)


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