鎌倉朝日新聞 (5月1日号 2018年 第470号)

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募金でベトナムに建設された校舎

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折が紙で交流

ベトナムの小学校に校舎寄贈

鎌倉学園 校内募金で国際交流

鎌倉市山ノ内の鎌倉学園中学・高等学校(竹内博之校長・生徒数約1400人)が、校内で募金活動を行い、その資金でベトナム中部グアンナム省にあるホアンヴァントゥ小学校に新校舎を建設した。開校式が3月27日に行われ、同校の第4回ベトナム研修旅行(3月23日~30日)に参加した中学3年と高校1年の63人が出席した。 同学園では2015年から中学3年から高校2年までの希望者に海外研修旅行を行っており、2016年の参加者からベトナムのためにできることはないかという意見が出て、募金活動を始めることになった。 アジアで学校建設をしているNPO法人から、ベトナムに校舎の老朽化に加え、水害で教室が水没するため、高台に新校舎の建設を願う小学校の紹介を受け、昨年1月、新校舎建設のための募金活動「バンタンプロジェクト」を発足させ、募金活動を継続させた。「バンタ」はベトナム語で「親友」の意味。 生徒はじめ、OBや保護者、教職員からの募金と、学園祭の模擬店の売り上げなど2年間に約450万円が集まり、その募金で、5教室と教員室、トイレが建設された。校舎は避難所も兼ねているという。 27日は現地で午前中、開校式が行われ、午後は運動会などで現地の児童らと交流した。 開会式の企画・進行班の榊原慧(参加時高校1年)くんは「自分たちの募金が目に見える校舎となり、現地の人たちが喜んでいる姿に感動した」と計画の実現を喜んだ。 パフォーマンス班でダンスを披露した杉本遥哉くん(参加時中学3年)は「大きな歓声や拍手をもらってうれしかった。言葉は通じなくても身振り手振りで共感できた」と交流を楽しんだ。 担当の田中正幸教諭は「このプロジェクトを継続して活動を拡げていきたい」と話している。 ベトナムでの開校式、活動の様子は6月16・17両日の学園祭で発表される。入場自由。
鎌倉学園 0467・22・0994


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慈善茶会のチラシ

鎌倉青年会議所 第50回慈善茶会 大仏殿

日本の伝統文化の紹介も

鎌倉青年会議所(樋渡悠浩理事長)主催の「第50回慈善茶会」が5月19日大仏殿高徳院で開催される。午前8時半から午後3時、雨天決行。 慈善茶会は、同会議所が1969年からまちづくり事業の一環として開催していて今年50回目。 茶道裏千家千宗室家元と大仏殿高徳院の協力で行われ、今年は「まちと人の軌跡をたどり、想いを紡ぐ」をテーマに、慈善茶会の歴史を振り返る場を設け、まちと人との関わりを深める。 午前10時から家元が大仏様にお茶を差し上げるお献茶式がある。一般の参拝者は立礼席でお茶をいただける。 お茶席では同会議所会員らがお点前を披露し、市内の高校の茶道部の生徒らがお手伝いするが、本席、野点席、淡交会席、点心席はお茶券が必要。 お茶券は1万円で、収益を4年前から毎年「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」に寄付している。会員が福島県の被災地に赴き道路沿いに桜を植樹する作業にも参加する。 50周年を記念し、近隣の2カ所で催し物を開催▽長谷別邸で慈善茶会の歴史を紹介する資料、鎌倉彫、陶器の展示。午前10時~午後3時。▽鎌倉能舞台で中森寛太さんの鎌倉と能に関する講話。午前11時、午後1時、午後3時。入場にはお茶券の提示を。 潮見雅利実行委員長は「気軽に訪れて日本文化に親しんでいただきたい」と話している。
問い合わせ同会議所 0467・25・5538(火・木・金午後1~5時)


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鎌倉みほとけ紀行(81)

本覚寺・金剛力士立(吽形)像

お天気ともなれば「いざ鎌倉」とばかり小町通りは人、人、人であります。そんな小町でありますが、かつて賑わいをみせた大町に対しての呼び名であったのです。ここ本覚寺周辺は鎌倉時代、それこそ今の小町通り並に賑わい、多くの人であふれていたことでしょう。そこに佐渡流罪からやっと鎌倉に戻った日蓮上人が夷堂(えびすどう)(当初は天台宗系寺院)を拠点として辻説法を行うなどして布教を再開されたのが、現在の本覚寺さまです。 本覚寺の仁王門は江戸時代に造られた楼門で、道の辻(角)に面しているのでとてもよく目立ちます。その仁王門に仁王さまが睨みをきかせておられます。仁王(におう)とはもともと執(しゅう)金剛(こんごう)神(じん)という1体の神だったが、後に金剛(こんごう)力士(りきし)となって阿吽(あうん)の二形にわかれ、2体で1対になることから仁王(二王)と呼ばれるようになったそうです。 執金剛神は昔、ある国の王子に生まれましたが、釈尊の近くに仕えることを希望して金剛力士となり、仏教の守護神となったと伝えられています。 この2体の金剛力士は阿行と吽形と呼び、阿形は口を開き、吽行(当像)は口を閉じます。阿形は五十音のはじまりの「あ」であり、吽形は最後の「ん」をあらわしています。つまり万物の根元と終極を意味し、阿は真理への到達を、吽は悪の門を閉ざして罪悪を遮断する役割があるようです。俗に「阿吽の呼吸」といわれるように、ぴったりと合った呼吸で悪いものを寄せつけないのです。 鎌倉幕府の裏鬼門(南西)を守り、今の世にも往来する人々の安心を見守って下さっているのです。
各寄木造、玉眼、彩色。像高(吽行)288・5㎝。江戸時代。


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離山富士見地蔵堂

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堂内の地蔵尊

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地蔵堂の裏の五輪塔

かまくらの不思議を歩こう⑬

離山の霊力 大貫昭彦

*古代の離山 4月の大根会は、大船駅から離山に向って出発しました。駅前商店街の路地を何度も曲り、大船行政センターの前で少休止。 辺りは商店が並ぶ賑やかな町ですが、昭和も40年代までは水田茫々たる風景でした。当時は、台風が来る度に駅の改札口まで水が押し寄せる町でした。ですから開発が始まる関東大震災直前まで離山は大海原に浮かぶ島のように見えたと言われます。 江戸時代の「鎌倉攬勝考」は、古代人の古墳だったに違いないと記しています。大船の首長が、わが支配地を一望する離山に眠らせよと命じる。それで古墳を築いた。想像をたくましくすると、古代の離山が浮かびます。 「新編相模国風土記稿」は、離山は三つの峰に分かれると記しています。北から腰山、長山、地蔵山です。離山の名はこれに由来するのですが、全体の形から柄杓山と呼ぶ説もあります。中世考古学の先駆者と評される大三輪龍彦先生は、柄杓山と離山が同じ山なら前方後円墳だったかもしれないと、本紙(1988年6月号)の「知られざる鎌倉」に書かれています。
*その後の離山 梶原景時が城にしたとか、新田義貞が作戦会議を開いたとか、伝説に近い話がありますが、鎌倉公方の兵と京都将軍方の今川氏が戦ったことは確かなようです。離山は、鎌倉の北の入口ですから、度々戦いの場になったことでしよう。 開発される前、山上には13もの塚があったそうです。みな犠牲者の供養にと造られたものでしょう。現在の離山は、古代、中世とはかけ離れた姿をしています。 まず、大正から昭和にかけて腰山と長山が土地開発のために、太平洋戦争の時には地蔵山が軍事施設の建設のために崩されました。さらに現在は、すっかり住宅地に変わっています。
*道端のパワースポット しかし、離山の地霊は消えてはいません。大船行政センターで一息ついた一行は、少し先の信号を渡って大船3丁目の道を行きました。道は離山の西の麓を行く中道と呼ばれる古道で、北鎌倉の小袋谷から大船、笠間を経て戸塚に通じています。 高台に並ぶ住宅を見上げながら歩いていると、大根師が急に道端で立ち止りました。霊力を感じたというのです。メンバーが示された場所に立って手を合せます。40代の女性に感想を聞くと、下から力が上がってくる感じと言いました。30代の女性は、足の裏が温かい、70代の女性は、パワースポットの近くでは頭がズキズキしたが、少し歩いたら治ったという感想です。こうした反応をどう解釈したらいいか、不思議パワーに鈍感な者には理解しがたいことです。すぐ先には離山富士見地蔵堂があるのです。パワーはそちらにあるはずだと思っていたので、狐につままれた気分でした。
*パワーの源泉 地蔵堂は、地蔵山の北の端にあります。堂の前には「離山富士見地蔵尊」の碑が立ち、石の地蔵菩薩が祠の中に座っています。堂の裏には中世の五輪塔が五つ並んでいます。離山合戦で命を落した兵たちの供養塔でしょう。 堂の前にある説明を読むと、地蔵尊は昭和13年山から下ろされ、昭和58年西山家が屋敷の一部を提供して安置したとあります。山の上では富士山の見える西に向いて座っていたのでしょう。道端のパワーは恐らく地蔵尊が座っていた地が発しているものでしょう。


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春爛漫鎌倉彩る〝華"満開の催し

源頼朝公顕彰 第60回鎌倉まつり 行列巡行

古都鎌倉に春の到来を告げる「第60回鎌倉まつり」(主催・鎌倉市観光協会主催、共催鎌倉市)初日の4月8日、葉桜の若宮大路で下馬四つ角から鶴岡八幡宮まで行列巡行が行われた=写真。 鎌倉まつりは1959年(昭和34)から始められ、今回60回目。「源頼朝公顕彰」の冠がつけられた今年のまつりの行列巡行は、頼朝ゆかりのほかの市町村にも参加を呼びかけ、第一梯団に千葉県安房郡鋸南町から甲冑をつけた武者行列が初参加した。 第2梯団は、大町、雪ノ下、七里ガ浜、材木座など鎌倉各地のお囃子連と神輿で、子どもたちがお囃子で軽快な音色を響かせ、男衆が神輿を担ぎ「どっこいどっこい、どっこいそーら」の威勢のよい掛け声をかけながらまちを練り歩いた。 鎌倉市観光協会の大森会長は「頼朝を顕彰することによって鎌倉を国際観光都市として発信していきたい」と話していた。


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2018ミス鎌倉=左から梅田さん、田中さん、コーリアさん

ミス鎌倉お披露目

鶴岡八幡宮舞殿

2018年度ミス鎌倉のお披露目が鎌倉まつりの4月8日、鶴岡八幡宮舞殿で行われた。 71人の応募者から選ばれたのは、梅田すずさん(20、横浜)、田中紅音(あかね)さん(20、横浜)、コーリア留奈さん(21、鎌倉)の3人でいずれも大学生。 梅津さんは、生け花、読書、英語が特技で、「鎌倉のイメージをよりよいものとするよう精進していきたい」と意気込みを語り、田中さんは、4歳からクラシックバレエをしていて、特技は心肺蘇生法、「鎌倉のことを知り、日々自分を磨きたい」と笑顔で挨拶。コーリアさんは、父親が米国人。語学が得意で歌うことが好き。「生まれ育った鎌倉をPRしていきたい」と抱負を述べた。


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花祭り 花供養

建長寺

お釈迦様の誕生を祝う鎌倉市仏教会主催の「花祭り(灌仏会)」の法要が、4月8日建長寺で行われた=写真上。 三門の前で16人の僧侶が読経をし、花御堂の誕生仏に甘茶をかけてお参りすると、一般の参拝客もそれに続いた。お釈迦様が生まれた時に九頭の龍が現れ、頭から香湯(甘露の雨)を注いだという伝承に由来するという。境内で甘茶もふるまわれた。 そのあと、枝垂桜の下の花塚で花供養が行われ、読経の後、参拝者たちも花塚にお参りした=写真下。吉田正道管長は「我々はお釈迦様のお教えを受けてこの世に活かされている」と説いた。


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京都の芸術美を鎌倉で体感

日本画家・秋野不矩 の作品展

日本画家・秋野不矩(ふく)(1908―2001)の絵画展が鎌倉・若宮大路の鎌倉彫会館ギャラリーgで4月上旬、行われた=写真。 秋野さんは28歳の時、文展鑑査展で選奨を受賞して以来注目を集め、西洋絵画の特質を取り入れた様式で精力的に創作活動を続けた。1999年に文化勲章を受章、2001年93歳で逝去した。 「秋野不矩 京おどりを描く」と題した今回の展示では、都をどりのポスターとして描かれたものを中心に、艶やかな京都の風情が伝わる作品約15点が紹介された。 祇園の伝統文化を守る舞妓・芸妓を撮る写真家・溝縁ひろしさんの写真パネルや、京町家の貼り絵、京都在住作家の陶器なども並べられた。 主催者で出版・企画者の水野忠始さんは「鎌倉で普段目にできない作品をお届けできればと思い企画した。今後も芸術の美しさを全国に伝えたい」と話した。


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木版画 藤本宿

谷戸の風(57)

春の色  山 内 静 夫

花冷え、ということば、美くしくて好きだ。古来花と言えば、桜を指している。今年はいつもより一週間ぐらい早く桜が開花した。そのせいもあってか、満開になってから後も、かなり寒いと感じる日が何日かあった。開いた花が寒さできゅっと引き締るように花びらの白さが際立ってきれいに見えた。寒さ暑さも彼岸までと言うが、三月の二十日を越した頃から春の気配が近づいてくるが、西の方の名地の開花の知らせがあって、アッというまに咲き揃った。 桜が終って、春の嵐が一荒れすると待っていたかのようにつつじの花が咲く。気象の方は最近乱高下が多いが、自然界は節理正しく動いている。 人間界は、間違いなく高齢化が進んでいるようだ。私自身いつのまにか九十歳を過ぎているが、年齢に対する意識は変っていない。暢気なのかアホウなのか、あと何年ぐらい生きるだろうかとか考えもしない。 平均寿命から見れば、おかげさまで長生きと喜んでいてもいいのかもしれないが、かと言ってこれを有難がってあと何年は生きられるだろうなどと考えるのは不遜である。 死を自然に待ち受けることが出来るように日々を過ごせることがこれからの人生での最高の幸せではないか、いやそれさえも余計な予測などしない方が自然な一生だと思う。 あと一年で父親の亡くなった年齢と同じになる。単なる目安として考えるだけで、父親より長く生きようなどと考えている訳では毛頭ない。 春風に揺れながら、桜の花がゆっくりと地上に舞い散るような人生のラストシーンを望むのは贅沢と言うものか。


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折口信夫=「新潮日本文学アルバム」より

文学つれづれ(161)

翁と乙女(四) 赤羽根龍夫

翁さびを単に悲観的な老(じじ)むさい振舞いと考えず、翁舞のことであるとし、その源を祖霊としての翁の鎮魂の舞いに尋ね、老若の対立が現れる時代になって「自分の欲望と、他人の思惑との間に立った、寂しい物言い」になっていき、そこから日本文学の「あわれ」の世界に一つの境地を開いていったという折口の指摘は目を見張るものがある。 しかし、それで本当に老いの問題は尽くされたのであろうか。柳田の慎み深い謹厳は老人像に異をとなえ、老いの気後れと年経て洗練された心の誇りとたゆたいの間に、日本美の真髄である「あわれ」につながる「しみじみとした侘びた境地」を見出した折口ではあるが、私は彼のもまだ柳田の慎み深い老人像の呪縛があったと思うのである。 私が言っているのは性の問題なのである。柳田民俗学に性の問題が抜けていると言われていることはかねてから言われていることである。柳田の慎み深さがそうさせたのであろう。しかしそれでは民俗を正しく扱ったことにはならない。もちろん折口はそのことをよく知っており、性の問題を積極的に取り上げた。現代の民族学者や日本人の深層心理を問題にする人々が柳田民俗学よりも折口学に深い関心を示すのは、折口に性の問題があったからであると言っても過言ではないであろう。しかし、翁論は折口学の中心にあるべきものであるのに、彼の翁論には性の問題が抜けているのである。もののあわれは日本人の美意識の真髄である。しかし「あはれ」には同時に「色好み」の問題が含まれている。 日本の文学の伝統の中には好色な者ほどあわれを感じることができるという発想がある。折口は翁の源流をたずね、まれびととしての祖先神に行き着きながら、祖先神は翁と媼(おうな)あるいは尉(じょう)と姥(うば)という形をとって現れるというところで止まってしまった。だから翁論の到達点である「日本文学の発生序説」で「あわれ」と翁の「わび」とを結びつけ、その次に万葉集の竹取の翁の長歌に言及しながらも、「これなどはちょうど老いを尚(とうと)ぶと、老いを卑しむとの中間を行くものだ」と簡単に済ませ、「翁舞・翁歌」で高砂の翁や住吉・熱田の翁を問題にしていくのである。 しかし、高砂の翁のように翁と媼とを結びつけるのは柳田の慎みと変わらないのである。 翁のかげに彷彿(ほうふつ)と現れるのは老女ではなく若い女なのである。翁と乙女の問題こそ翁論の源流にあるのであり、日本人の感性の根本に潜むものなのである。老いの問題とは老いと成熟の問題であると同時に、老いと色好みの問題なのである。「老人の色好み」ということは、日本文化の底流に、その根源から流れているものなのである。 『万葉集』巻十六に『竹取物語』の先行説話として次の話が挙げられている。 昔老翁がいて、通称を竹取の翁といった。この老翁が春も季(すえ)の三月、丘に登ってはるばると見晴らした。たまたま羹(あつもの)を煮ている九人の女の子に出逢った。とりどりのなまめかしさは並ぶものがなく、花のように美しい顔は無類である。さて娘子たちは老翁を呼び、からかい気分で言うには、「おじいさんおいで、この火をおこしてくださいな」と言う。そこで老翁は、はいはいと言い、のこのこ行って、その席に着いた。しばらくたって、娘子たちはみんな一緒ににこにこしながら、互いにつつき合って言うには、「誰なの、このおじいさんを呼んだのは」と言った。そこで竹取の翁は恐縮して言うことには、「思いもかけず、偶然に仙女さまがたにお目にかかりました。とまどっている私の心はどうすることも出来ません。なれなれしく近づいた罪は、出来ましたら歌で償わせていただきましょう」と言った。
(神奈川歯科大名誉教授)


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自閉症啓発 みんなでウォーク

逗子で60人が参加

4月2日の「世界自閉症啓発デー」を前に4月1日、逗子市で初めての催し「みんなでウォーク」が行われ、テーマカラーの青い服を着た60人の市民らが、ウォーキングを楽しみながら自閉症や発達障害への理解をアピールした=写真。 市体育協会を中心に市内の福祉団体が集まりスポーツや音楽を障害者と共に楽しむ「みんなでプロジェクト」と逗子の30歳代がまちづくりに活躍する「逗子30‘sプロジェクト」が共催。 コースは久木中学校前から出発し、池子の森を経由する班と市街地を経由する班の二手に分かれ、すれ違う人たちへ挨拶をしながら自閉症や発達障害への理解を求めるチラシの配布を行った。 ゴールの逗子アリーナに到着した参加者たちは、ウッドデッキでスポーツ推進委員の指導で球技「ボッチャ」の体験や、音楽演奏に合わせた歌で交流した。 ウオーキングリーダーを務めた市内の福祉事業所勤務の太田英伸さん(35)は「みんなと歩けて楽しかった」、東(ひがし)弘之体育協会会長は「これからも障害者の方々と共に楽しめるスポーツを拡げたい」と話した。(K)


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小さな会員制図書室が大きな交流会

一流の出演者も会員

かまくら駅前蔵書室(通称カマゾウ)は、鎌倉ゆかりの本や鎌倉好きの人が集まる会員制図書室です。 入会金代わりの鎌倉に関する本と年会費1万円を納めるといつでも何度でも利用でき、コーヒーや紅茶が飲めるサロンです。2015年8月にオープンし会員数がまもなく3百人になるのを前に4月14日、タリーズ鎌倉鶴岡八幡宮前店に70人を集めて交流会を開きました=写真。 写真・映像作家の松井みさきさんが監督した映画の上映、湘南モノレールの尾渡英生社長のトーク、女優・奥山眞佐子さんによる朗読、世界的なオーボエ奏者・吉井瑞穂さん、バリトン歌手のスミス・アリスターさん、荻江節を継承する三味線奏者の荻江寿槇さんのコラボ演奏などを堪能。そんな一流の出演者も来場者も全員が会員という同じ立場でたっぷり交流を楽しんだ春の夜になりました。
(かまくら駅前蔵書室 鈴木章夫)


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「ひと」
オール逗子で花火大会目指す

桐ヶ谷覚(きりがやさとる)さん

音楽と一体となった打上げで人気の逗子海岸花火大会。今年は市からの補助金がゼロという大ピンチの中、逗子観光協会の会長として6月1日開催へ向け陣頭指揮を執っている。「市民が一体となれる大チャンス」と前向きにとらえ、資金集めのさまざまなアイディアを打ち出した。 逗子市は7億円の財政赤字。昨年7月、例年出している1800万円の補助金のカットを協会に伝えた。「1年だけですか」と聞くと「3年は」という答えに、「自前でやろう」と腹を据えたという。 「みんなでつくる逗子海岸花火大会」の準備委員会を立ち上げ、アイディアを出し合った。その結果、1800万円を①これまで無料だった砂浜の一部に有料席を3900席設け5500円で販売②リストバンド1万個を作製し1個500円で販売③協賛金④インターネットで資金支援を求めるクラウドファンディングの活用―の4本柱で集めることを決めた。すべり出しは順調で、市民から「いつも花火楽しませてもらっているから」と3万円、5万円の寄付も。 JR逗子駅近くに本社を構える工務店「キリガヤ」の代表取締役。秋田県大館市出身。大学進学で東京へ。3年のとき同級生だった夫人と知り合う。夫人が「桐ヶ谷材木店」(当時)の4人姉妹の長女だったことから後継ぎに。地元密着の工務店をモットーに、本社の1階ホールと3階会議室を市民に積極的に貸し出している。料理教室や市民グループの会合などに利用され、好評だ。 3年前に商工会会長就任と同時に観光協会の会長にも。最初の大仕事は、逗子海岸に水上遊具を海に浮かべた「スプラッシュウォーターパーク」の設置だった。費用がかかるので慎重論もあったが、「橋は渡ってみなければわからない」と即決、2万人近くが楽しむ大成功イベントに。 花火大会も「明るくポジティブに」で臨み、市民、商店街をまきこんだオール逗子で成功させたいと話す。商店には募金箱を置いてもらい、市民にはリストバンド購入で広く支援してもらい気運を盛り上げる。 人柄はいたって気さく。商工会主催の市民まつりで会長自ら交通整理をし、その姿に市民はほほ笑んだり感心したり。テニス、スキー、ゴルフを楽しむスポーツマン。69歳。
(文・写真 三浦準司)


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健康百科通信(107)

歩けなくならないために
  日本在宅医学会認定専門医・指導医 久島 和洋

死に備える活動のことを「終活」と呼ぶことがある。この呼び名に賛否両論あるが、私は「死を意識して生きる」ことは大切だと感じているので、国民が死を意識する一助となったことを喜ばしく思っている。 さて、この「終活」、一人ではできない。医師との話し合いが必要である。起こりうる様々な精神・身体の変化にどう対処してほしいか、最期までどのように過ごしたいかを医師と話し合い、最期に備える作業をACP(Advance care planning)と呼ぶ。 実は、医師から「どういう最期を迎えたい?」と聞くのはタイミングが難しい。ゆっくり話し合いが行える(病状が安定している)ときには聞きづらいし、いざ決断が必要な(病状が不安定な)ときには冷静に話し合いなどできない。 読者の皆様にはこれを機に今後の生き方について考えていただき、かかりつけ医とACPを重ねる機会を設けていただけたら幸いである。 あなたのより良い生を全うするために。

ドクターゴン鎌倉診療所
鎌倉市笛田4―25―2 アスクレピオン鎌倉B1・B2
0467・32・5230


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椿姫舞台風景 写真提供
(公財)日本オペラ振興会

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園田隆一郎

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中村恵理

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笛田博昭

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藤沢市民交響楽団創立55周年記念公演
G.ヴェルディ『レクイエム』

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堤 剛

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高橋長英

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音無美紀子

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柳家小三治

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風雲かぼちゃの馬車

市民に心満たされるひと時を

公益財団法人藤沢市みらい創造財団

プロとアマが共に創る市民オペラの街として全国にその名を知られる藤沢市。市の文化活動の運営を担う藤沢市みらい創造財団の冨田浩喜芸術文化事業課長にうかがった。

園田監督続投 第2シーズンに

2015年に芸術監督に就任した園田隆一郎さんの再任が決定したようですが。

園田さんはオペラ、オーケストラ演奏、両部門で日本のみならず海外でも大活躍されている指揮者で、若手の最有望株です。今年2月には期待される若手音楽家に贈られる「第16回斎藤秀雄メモリアル基金賞」(公益財団法人ソニー音楽財団主催)を受賞しました。藤沢市民オペラでの活動も選考対象となり、このように素晴らしい結果を残されたことを踏まえて続投が正式に決定しました。

初年度となる今年の出し物は。

藤原歌劇団の「椿姫」(10月14日午後2時開演、藤沢市民会館大ホール)で、指揮は園田監督です。園田さんはイタリアオペラを多数手がけてきましたがその中でも人気のある有名演目です。

演出はどなたが。

岩田達宗さんです。すでに今までの市民オペラに携わっていただいていますので大いに期待できる舞台となるでしょう。

出演者は。

今回は園田さんのたっての希望で中村恵理さんをタイトルロール(ヴィオレッタ)にお呼びしています。今海外でも注目されるソプラノの一人として活躍されています。

相手役のアルフレードは。

笛田博昭さんです。すでに昨秋公演の「トスカ」に出演しています。

鑑賞のポイントは。

藤沢でしか実現できないソリストの組み合わせ、ここでしか観られない「椿姫」です。そこに注目してお楽しみください。

市民オペラの前提となる「ソリストオーディション」の開催は。

2020年に開催される第24回藤沢市民オペラの演目はヴェルディの「ナブッコ」に決定しています。昨年上演の「トスカ」と同様オーデションで出演者を決めることになっていて、来年3月1・2日の予定です。

今秋に「椿姫」の公演があり再来年には本格的な市民オペラ「ナブッコ」の公演がありますが、二年目の出し物は。

演奏会形式でロッシーニの「湖上の美人」の上演を予定しています。

今年度の「園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法」は。

第7回は、7月14日に「椿姫」に出演する中村恵理さんと青山貴さんの出演で「~花から花へ~『椿姫』直前スペシャル!」(藤沢市民会館小ホール、午後3時)、第8回は来年1月26日に開かれます。

藤沢市民交響楽団が創立60年

藤沢市民交響楽団が創立60周年を迎えるようですが。

1959年に活動を始めました。藤沢市民会館が開館する10年前です。記念公演として来年2月24日にメンデルスゾーンの大作、交響曲第2番変ロ長調『讃歌』の演奏会(藤沢市民会館大ホール、午後3時)が開かれます。市民オペラで共演している藤沢市合唱連盟が合唱で盛り上げるとともにこれまでの市民オペラで共演している安藤赴美子さん、伊藤晴さん、西村悟さんが登場します。指揮は小田野宏之さんです。

湘南ゆかりの演奏家聴こう

12月2日の藤沢・湘南のピアニストたちによる「24人24色のバッハ~平均律第一巻全曲演奏会」(湘南台文化センター市民シアター、午後2時開演)とは。

バッハの平均律クラヴィーァ曲集第Ⅰ巻全曲は24曲となります。これを藤沢、湘南地域で活躍されている若手からベテランまで、24人のピアニストのリレーで演奏していただこうというもので、藤沢では初の試みです。

藤沢にゆかりの音楽家たち2018」は。

来年3月17日午後3時、湘南台市民センター市民シアターで開催されます。藤沢と縁が深い堤剛さんと若手の演奏家による合奏とトークです。良質の演劇を手頃な料金で

演劇にも力点を置いているようですが。

「都内に行くことなく良質の演劇を安い料金で市民の方たちに見ていただく」をコンセプトに、話題の作品や今人気の俳優が出演する作品を都内に行かなくても鑑賞できるように提供しています。

9月15日に上演される(湘南台文化センター市民シアター、午後2時)トム・プロジェクトプロデュース「にっぽん男女騒乱記」(仮題)は。

東憲司作・演出の新作で、高橋長英さん、音無美紀子さんは何度もご登場いただきましたが、間違いのない演技と安定感がある俳優さんです。

12月15日に上演される(市民シアター、午後3時)風雲かぼちゃの馬車「殿が音痴!?」は。

風雲かぼちゃの馬車は新進気鋭の演劇集団ですが、3年前に一遍上人ゆかりの当地で「一遍」を上演してもらいましたが好評でした。そのときすでに次の演目として紹介されていました。

来年2月3日上演(藤沢市民会館大ホール、午後5時)のDRUM TAO 2019(仮題)は。

積極的に世界に打って出て行き各国で非常に好評を博している和太鼓集団です。普段は九州を中心に活動していますが、パフォーマンス性溢れる舞台作りです。

宮崎真子演劇ワークショップ「シェイクスピアの言葉の森で新しい自分を見つけよう!表現しよう!」(9月17日から6回、市民シアター)は。

今年で16年目で、劇団俳優座所属の宮崎さんを講師に迎え、シェイクスピアの戯曲をテーマに勉強し、最終日に公開して誰でも見られるという形で成果を披露します。

落語鑑賞会は。

人間国宝・林家小三治師匠の登場です。来年3月9日午後2時(藤沢市民会館大ホール)で開催されます。

親子で楽しめる催しは。

「ワンコインコンサート2018」(藤沢市民会館小ホール)があります。0歳から楽しめるコンサートで、7月4日、10月3日、11月7日、来年1月9日、2月6日の5回、午前11時30分から開かれます。

どうもありがとうございました。

藤沢市みらい創造財団
0466・28・1135

子どもの日スペシャル

◎5月4日 ファミリーコンサート「マリンバ・パーカッション・グループTONESコンサート」
◎5月5日 ファミリーステージ 劇団かかし座影絵劇「長靴をはいたねこ」両公演とも湘南台文化センター市民シアターで午後3時。入場無料。


鎌倉朝日新聞社

せきや子どもの家で

いざっ!!鎌倉てらこや(46)

鎌倉てらこや事務局長 小木曽 駿

鎌倉市HPによれば、平成29年に公立小学校に通う児童7924人のうち、学童保育施設への入所希望者数は1609人に上っている。小学校1・2年生の低学年に限ると、その割合は33%となり、実に、3人に1人が学童保育施設を利用していることになる。 かつて専業主婦家庭が多数だった時代に、放課後の子どもたちの見守りは主に家庭に委ねられていた。しかし、少子高齢化、核家族化、男女共同参画社会の推進といった社会構造の変化に伴い鎌倉市でも共働きの世帯数が増加している。 こうした環境の変化に対応すべく、「放課後かまくらっ子」が、6月から深沢小学校で新たに始まる。 「放課後かまくらっ子」は、子どもの家(学童保育)と、学校の校庭・体育館等を主な活動場所として自由に遊んだり、地域のボランティア等がプログラムを実施したりするアフタースクール(放課後子ども教室)が連携しながら放課後の時間を作り上げていく施策である。国が推進する「放課後子ども総合プラン」を受けての展開で、家庭や学校だけでなく、地域の個人やNPO団体などを巻き込みながら、安全・安心な子どもたちの放課後の時間を見守る環境をつくことがポイントとなっている。 この鎌倉市の初めての取組みに、鎌倉てらこやも地域のNPO団体として、プログラムを実施させていただくことになった。当会では、10カ所の子どもの家(学童保育)に、週に1回、大学生スタッフ4~5人がチームで遊びに行く事業を実施してきた。深沢小のお子さんと関わるのは初めてで、新たな子どもたちと出会えるのが楽しみだ。 「放課後かまくらっ子」は、3年で鎌倉市の全ての小学校区で導入される予定だ。家庭や学校だけでなく地域の様々な人材や団体を巻き込みながら、地域総がかりで子どもたちを見守ることのできる放課後の環境づくりにできる限り協力していきたいと考えている。

鎌倉てらこや事務局
0467-84-9746(平日13~17時)
http://kamakura-terakoya.net/


鎌倉朝日新聞社

「『自省録』の教え」(草思社)

心のふる里を行く ⑩

乱世をいかに生きるか 池田雅之

4月15日付の主要新聞のトップ記事は、米・英・仏によるシリア攻撃のニュースで持ちきりであった。この1年ほど米朝、米ロ、日韓、日中関係はかつてないほど緊迫の度を増していたが、今回のシリアへの軍事攻撃は日本人が平和ボケしているとはいえもはや対岸の火事だと見過ごすわけにはいかなくなった。 そんな危機的時代に、私は1冊の訳書を出版した。「『自省録』の教え」(草思社文庫)である。ローマ皇帝のマルクス・アウレリウス(AD121~180)が書き残した『自省録』を8つのテーマ別に編集しなおし、やさしく解説した。『自省録』は、二千年も昔の自己啓発本といってよいが、この激動の時代をいかに心静かに、正しく生きていくかを考える上でふさわしい指南役の一書といえる。 マルクス帝は、ローマ五賢帝時代の最後を飾る哲人皇帝である。ギボンの歴史書に、彼の統治時代ほど民衆が幸福であった時代はなかったと記されている。当時、彼は世界最大の権力を握るローマ皇帝でありながらも、ストア派の流れをくむ優れた哲学者でもあった。 マルクス帝が書き残した『自省録』は、戦の間隙をぬってギリシャ語で綴られた日誌のようなもので、己を反省し、自らを立て直すために記したものである。二千年の歳月を経た現代でも欧米では読み継がれている。ソクラテス以来の「いかに生きるべきか?」というギリシャ哲学の切実な問いは、マルクス帝を経て私たちに引き継がれている命題といえる。 マルクス帝の統治時代(AD161~180)は、ローマ帝国の黄金時代ともいわれていたが、他方ではアジアやドイツとの国境付近では「異民族」との戦争が絶えなかった時代でもあった。彼は戦いの先頭にたち戦火のただ中を駆け巡り、戦争の悲惨と絶望に向き合いながら折れない心と魂を養うべく『自省録』の言葉を書き継いでいった。その中で「人生には絶えられないことは、決して起らない」という言葉を書き残している。私はこの一句に一条の光をみいだしている。 人間はこの世界と地球に対して破壊者となるのであろうか。それとも、その文明破壊を食い止める手立てを見つけることが出来るのであろうか。私たちはマルクス帝の「『自省録』の教え」から乱世を生き抜く心構えをさらに学んでいきたいと思う。この訳書の一読をおすすめする次第である。
(早稲田大学名誉教授・鎌倉てらこや顧問)


鎌倉朝日新聞社

グローバルフェスタ=台場にて

在日ミャンマー人の無料健康相談会
    ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会(23)

  代表理事 名知仁子

ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園(MFCG)はミャンマーの無医村に医療・菜園を通じ、保健衛生・栄養などを学ぶ機会を提供しています。そして、住民が生活環境の課題を解決し、命を育む未来を描ける社会の実現をサポートすることを使命として活動に専念しています。 普段はミャンマーのデルタ地域・ミャウンミャという場所で村々を廻る巡回診療と手洗いなどの保健衛生啓蒙活動、そして家庭菜園レベルの有機栽培で野菜作りなどを行い、命を育み、夢を繋いでいます。 今回は日本での活動をお伝えしたいと思います。毎年最低1回、日本に住んでいるミャンマー人を対象に無料健康相談会を開催しています。これを行う目的は2つあります。 ひとつは、日本に住んでいるミャンマー人が母国語でミャンマー人医師に健康についての悩みを相談できる場を得てもらうこと。 もう一つは、当会は活動しているミャンマーでさまざまな人のお世話になっています。その恩返しをしたいと思ったからです。 2006年から開催し、今回は第7回目となりました。毎回会場は多くのミャンマー人が住んでいる高田の馬場を利用していますが、今年は4月1日に日比谷公園で行いました。 たまたま、ミャンマーで4月に行われる正月祭り(ダジャン祭り)と重なったので、Myanmar Youth Students Association(MYSA)と協働でイベントを開催しました。 3つのテントで、受付、ミャンマー人歯科医師による検診、歯科衛生士による歯磨きなど指導、歯ブラシのプレゼント、さらにミャンマー人医師による健康相談会と共に弁護士による法律相談も行われました。 お祭りにもかかわらず総勢65人の受診者とミャンマー人のボランテイア40人近く、そして日本人ボランテイア30人、ミャンマー人歯科医師とミャンマー人医師は3交代で対応してくれました。ミャンマー人と日本人のコラボができ、とても有意義な時間をいただきました。今後もこのような機会をつくり、ミャンマーと日本を繋いでいけたらと思います。ほんとうにありがとうございました。
【連絡先】東京荒川区東尾久8―41―23
FAX 03・6807・7499
myanmarfcg.info@gmail.com
http://mfcg.or.jp/
https://www.facebook.com/mfcg.or.jp

【この記事は清興建設提供】


4月から新らたな認可保育園

鎌倉御成町に開園

「鎌倉おなり小規模保育室」(鎌倉市御成町)保育スペースを広げ、4月から「鎌倉おなり保育園」と名称新たに、認可保育園としてスタートした。4月2日入園式が行われた=写真。 同保育室は、鎌倉市が所有・管理する御成町在宅福祉サービスセンターの建物の2階でデイサービスを運営していた社会福祉法人「鎌倉静養館(西﨑猛之理事長)が待機児童解消のため、介護施設を移転させて昨年10月から保育園を開園した。 当初は定員19人で0歳から2歳児までだったが、昨年12月から3階の改修工事を行い、2階3階を合わせ定員50人、5歳児まで預かる認可保育園となった。延べ床面積374㎡、2階が0歳~2歳児、3階に3歳~5歳児の保育室と調理室がある。石渡友子園長は「各フロアーとも仕切りなしの縦割り保育で、子どもたちが交流を持ちながらのびのびとすごしてほしい」と話している。 鎌倉市の待機児童は解消されていないが、無認可保育園にはまだ受け皿があるという。


鎌倉朝日新聞社

人とロボットの共生社会を考える

言語学者 白井宏美さんが講演

「コミュニケーションロボットと付き合う方法教えます」をテーマに3月24日、藤沢市辻堂神台の湘南ロボケアセンターで慶応義塾大学SFC研究所上席所員・白井宏美さんのセミナーが行われた=写真。 白井さんの専門は、社会言語学、ドイツ語学、コミュニケーション学で、これまでヒト型ロボットPepper(ペッパー)を使って実証実験を行ってきた。最近町中でよく見かけるようになったペッパーだが、白井さんは、話すタイミングが合わなかったり、聞きとってもらえなかったりして会話が難しいなどの問題はあることを、例をあげて示した。そして人とロボットとの共生社会をつくっていくためには、コミュニケーションロボットを奴隷のように扱うのではなく、パートナー、家族の一員として付き合うことが大切で、そのためにはロボットを演出する能力のある人材の育成も必要になってくると述べた。 ロボットといっしょにマジックをしているマッキー小澤さんの光のマジックも好評だった。


鎌倉朝日新聞社

だんかづら

「ちゅう」20歳です。よその人・動物が大嫌い!な人見知り屋さん。ガラス戸越しにタヌキと歯をむき出して唸りあったことも…。猫のおやつ「ちゅーる」に夢中です。
佐助 湯川さん方


鎌倉朝日新聞社

画廊・ギャラリー

●ギャラリー一翠堂 22・3769
5月25~31日YELLOW NOTE―10PAGE 山内薫子展


鎌倉朝日新聞社

始めましょう

●針糸なし一枚布でつくる魔法のドレス5月8日14時、きらら鎌倉。人形込2千円。
ほほえみドレスの会 046・871・1705



お知らせ

●鎌倉中央公園の催し
▽鯉のぼり~5月6日鎌倉中央公園修景池。
▽花と野菜苗即売会3日10~14時。
市公園協会 45・2750
●子どもたこあげ大会 5月5日(雨天6日)10時、鎌倉市役所講堂集合。百円。
市青少年課 23・3000
●漁協の朝市5月3・17日10時、腰越漁港。
腰越漁協 32・4743 6日10時、鎌倉パークホテル駐車場。
鎌倉漁協 22・3403
●介護者のためのフラワーアレンジメント教室
5月22日、鎌倉市福祉センター。千円。要申込。
市社会福祉協議会 61・2600
●点訳基礎講座 5月31日~10月11日木曜18時半、玉縄青少年会館。千5百円。要申込。
45・3555
●献血に協力を6月7日10~12時・13~15時半、安養院駐車場(鎌倉市大町)。
県赤十字血液センター 045・834・4619
●玉縄学習センターの催し▽水彩画入門6月13・20・27日13時半。2百円。▽マレーシアとはどんな国?9日。13時半。無料。申込は23日までに往復ハガキで同センター
44・221


鎌倉朝日新聞社

堂本印象「竹葉」

鎌倉朝日新聞社

「いつでも夢を」c日活

み る

▼鎌倉の至宝―古都万華鏡
6月3日まで鎌倉国宝館。県立近代美術館葉山。工芸、筆跡、絵画など鎌倉を代表する文化財を一堂に展覧。国宝「蘭渓道隆像 自賛」、「荏柄天神社詩板」ほか。4百円、小中学生2百円。
22・0753
▼佐野登志子七宝美術協会展
5月18~23日11~17時、ギャラリーやまご(22・1772)。アクセサリー約千点、額絵約50点を展示販売。
▼第18回書画表装作品展
5月25~27日鎌倉生涯学習センター。鎌倉の老舗表具店で表装された書画の銘品を紹介。法隆寺 間中定泉、東大寺 上司永慶、中村草田男、山口誓子らの掛け軸など約40点。入場無料。
三渓堂表装研究会 22・3709
▼映画「いつでも夢を」
6月6日11・14時、鎌倉生涯学習センター。吉永小百合、浜田光男、橋幸夫出演の青春巨編映画。ナビゲーターは歌手・澤田エリザさん。前売千円、当日千3百円。
昭和レトロ会事務局 24・5695
▼開館20周年特別展「 鏑木清方の芸術展」
5月23日まで鏑木清方記念美術館。清方の幅広い創作活動を紹介し、市井の生活や文化に見出した美を捉えなおす。3百円、小中学生150円。
▽日本画制作実演5・6日13時半~15時。
▽日本画ワークショップ19日13・15時。千円。要申込。▽美術館で落語会!6月5日14時。八代目春風亭柳橋師匠の落語と学芸員のトーク。2千円。要申込。
23・6405
▼浮世絵で春の江の島詣
6月10日まで藤澤浮世絵館。幕末三大絵師の描いた「東海道五十三対」シリーズや喜多川歌麿の「女織蚕手業草」など。無料。▽浮世絵すり体験毎土日曜、13~17時。
0466・33・0111
▼百花繚乱―山口蓬春の心を魅了した花鳥の世界
6月10日まで山口蓬春記念館。花鳥画を通じ蓬春の自然への恵愛の心とその想いを新日本画へと昇華させていく過程に迫る。6百円。▽スペシャルトーク27日14時。蓬春が描いた花々を中心に植物専門家らが解説。無料。
046・875・6094
▼川喜多映画記念館
▽企画展「大映映画のスターたち」~6月17日。2百円。
▽映画5月1・2・4・6日「ダンサー、セルゲイ・ボルーニン」、1・3・4・6日「わたしは、ダニエル・ブレイク」、2・3・5日「沈黙―サイレンス」、15~17日「ぼんち」、18~20日「破戒」、29~31日「清作の妻」、29・1日「なみだ川」、30・31日「千羽鶴」。千円。
23・2500
▼明治、BUNGAKUクリエイターズ
7月8日まで鎌倉文学館。日本近代文学作家たちの葛藤を描いた高橋源一郎さんの小説「日本文学盛衰史」をもとに明治の作家の貴重な資料を紹介。4百円。
23・3911
▼鎌倉彫白日会〝灯り〟展
5月1~13日鎌倉彫会館ギャラリーg。スタンドなど照明器具を中心に会員20名の作品約30点。無料。
矢島方 090・3687・6006
▼日本の自生アジサイ展
5月22~27日日比谷花壇大船フラワーセンター。ヤマアジサイなど2百種250鉢を展示。入園料4百円。
鎌倉アジサイ同好会 52・5547
▼能を知る会 鎌倉公演
6月2日鎌倉能舞台。10時、膏薬煉(こうやくねり)・富士太鼓など。14時、地蔵舞・放下(ほうか)僧(ぞう)など。5千5百円。
22・5557
▼第54回鎌倉書道協会展
6月12~17日鎌倉生涯学習センター。書作品約120点。無料。
23・2100
▼映画
▽「桃(タオ)さんのしあわせ」5月12日10・13・16時、本郷台のあーすぷらざ。家族、介護とは何かを考える香港を舞台に実話から生まれたドラマ。4百円、小中学生百円。
045・896・2121
▽いのちと平和を考える映画祭5月23日「米軍(アメリカ)が最も恐れた男―その名はカメジロー」。千3百円。前売千円。31日「ザ・思いやりパート2」。千円。前売8百円。各14・19時、逗子文化プラザ。
逗子・葉山九条の会 046・878・6044
▽「あしたは最高のはじまり」6月9日14時、鎌倉生涯学習センター。面識のない父娘が人生最高のパートナーとなる軌跡を描く。無料。申込は30日必着で往復ハガキに催し名、〒、住所、氏名、を記入し同センター
25・2030



美術館・文学館めぐり

県立近代美術館 葉山
046・875・2800
ブルーノ・ムナーリ 伊の美術家でデザイナーの絵画など約320点 ~6/10
1200円
鎌倉国宝館
22・0753
鎌倉の至宝―古都万華鏡 「荏柄天神社詩板」など市指定文化財を一堂に ~6/3
400円
鎌倉文学館
23・3911
明治、BUNGAKUクリエイターズ 「日本文学盛衰史」を軸に明治作家の資料など ~7/8
400円
鏑木清方記念美術館
23・6405
鏑木清方の芸術展 美人画、物語絵など幅広い創作活動を紹介 ~5/23
300円
鎌倉市川喜多映画記念館
23・2500
大映映画のスターたち ポートレート、デザイン画、自筆シナリオなど ~6/17
200円
鎌倉歴史文化交流館
73・8501
水と暮らす中世 材木座町屋遺跡と北条時房・顕時邸跡出土遺物 ~6/9
300円
県立金沢文庫
045・701・9069
御仏のおわす国(~5/6 十二神将) 国宝称名寺聖教、重文宋版一切経、仏像など 5/11~7/8
400円
山口蓬春記念館
046・875・6094
百花繚乱―山口蓬春の心を魅了した花鳥の世界 花鳥画と蒐集作品を通し想いと眼差しを追う ~6/10
600円
藤澤浮世絵館
0466・33・0111
浮世絵で春の江の島詣 幕末三大絵師や喜多川歌麿の作品など ~6/10
無料
藤沢市アートスペース
0466・30・1816
招き猫亭コレクション(~5/6版画家山岸主計) 猫を題材に国内外作家の油彩画など450点 5/19~6/17
200円
横須賀美術館
046・845・1211
集え!英雄豪傑たち 浮世絵、近代歴史画の名品を中心に約120点 ~6/17
900円
茅ヶ崎市美術館
0467・88・1177
浮世絵・新版画―幕末~昭和 幕末から昭和までの伝統木版作品約100点 ~5/13
200円
神奈川近代文学館
045・622・6666
ポール・クローデルと日本展(~5/13与謝野晶子展) 20世紀フランスの詩人の作品や業績を振り返る 5/19~7/16
400円
大佛次郎記念館
045・622・5002
大佛次郎記念館の40年1978―2018 記念館の歴史を所蔵コレクションで紹介 ~7/8
無料
横浜美術館
045・221・0300
ヌードNUDE―英国テート・コレクションより 絵画、彫刻など130点で裸体表現の歴史を紐とく ~6/24
1600円
そごう美術館
045・465・5515
アンティーク・レース展 全盛期16~19世紀ヨーロッパの作品約170点 ~5/13
1000円



き く

▼第14回未来・連福チャリティーコンサート「薫風の微笑み」
5月12日13時、円覚寺。震災被災者を鎌倉に招待するチャリティー。篠笛、筝、薩摩琵琶などの演奏と同寺横田南嶺老師の話。3千5百円、前売3千円。
齊藤方 090・3689・8011
▼チャリティーコンサートRingⅦ3・11を忘れない
5月13日14時、日本基督教団鎌倉教会礼拝堂。ヴィオラ、フルート、ピアノの演奏でバッハ「ブーレ」、ドビュッシー「月の光」など。2千5百円。
同教会 22・1346
▼湘南モーツァルト愛好会第166回例会
5月13日14時、藤沢リラホール。吉岡裕子さんのピアノとたかぎひろみちさんの朗読。4千円。
046・872・1963
▼なかよし大船子ども食堂支援チャリティーコンサート
5月19日14時、カトリック大船教会。子どもたちに無償で夕食を提供する子ども食堂支援のチャリティー。横浜雙葉学園聖歌隊の宗教曲など。無料(自由献金)。▽なかよし大船子ども食堂5月10日・7月12日、8月9日、9月13日、16時半。
同食堂 45・9728
▼第5回東日本被災児童支援チャリティーコンサート
6月2日14時、鎌倉女子大学二階堂学舎。松宮麻希子さんのTsunamiヴァイオリンの演奏や鎌倉マジシャンズクラブのマジックショー。3千円。前売2千円、ペア券5千円。
鎌倉市倫理法人会 22・8537



鎌倉音楽クラブ

春のコンサートVol.Ⅷ

5月13日14時、鎌倉生涯学習センター。 鎌倉音楽クラブ会員のピアノ、ヴァイオリン、チェロの演奏とソプラノ。モーツァルト「トルコ行進曲」、ストラヴィンスキー「イタリア組曲」など。千5百円。
日比谷方 25・1611



まなぶ

▼第301回中村天風心身統一法鎌倉講習会
5月12日14時、鎌倉生涯学習センター。「誰でもがもついのちの力」。無料。
天風会認定鎌倉の会 44・4461
▼こどものための手作り絵本講座
7月16・22・29日10~12時か13時半~15時半、逗子文化プラザ。絵本作家・山本省三さんに学ぶ。全3回。小学生以上。千5百円。
申込は13日~ 046・870・6622
▼82歳プログラマー パソコン人生を語る
5月20日14時、腰越学習センター。60歳からパソコンを習いプログラマーとなった若宮正子さんがパソコン人生を語る。無料。申込は10日必着で往復ハガキに催し名、〒、住所、氏名、を記入し同センター
33・0712
▼鎌倉市高齢者生活支援サポーター養成講座
5月22・25日9時半、深沢学習センター。利用者の高齢者宅を訪問し生活を支援するサポーターの養成。無料。鎌倉市高齢者生活支援サポートセンター
48・1130
▼鎌倉文学館を知る―築82年の歴史を学ぶ
5月25日10時、鎌倉文学館。建物の希少性や由来などの解説や見学。無料。
申込は24日までに市文化人権推進課 61・3872
▼今、なぜ食育なのか?
5月20日14時逗子市民交流センター。地元産シラスの魅力などを学ぶ。千円。要申込。
文殊の会 046・873・4144
▼講演会「ふらっとカフェ鎌倉とフードドライブ、フードバンク」
5月25日14時、NPOセンター鎌倉。食を通じた多世代交流を行うふらっとカフェ鎌倉・渡邉公子代表理事の話。無料。要申込。
鎌倉消費者連絡会 22・0245
▽ふらっとカフェ5月16日ロッシーズ、23日ソンべカフェ、25日鎌倉静養館、28日麻心。各16時。大人4百円、子ども2百円。申込不要。
渡邉方 090・5199・1654
▼公開講座 無限の清風
5月26日10時、建長寺。東京大学・高橋慎一郎教授講演「中世都市鎌倉と禅の文化」とYuccaさんの「薫風緑樹―癒しの歌」。5千円。
申込は 25・6316 22・0981
▼玉縄城址まちづくり会議の催し
▽市民学芸員育成の実践的講座5月29日~8月28日まで火曜10時、玉縄歴史民俗資料館など。市在住・在勤者。2千円。大学生千円。
申込は24日までに 47・8850
▽連続歴史セミナー 戦国時代の鎌倉、その検証と発見A戦国時代鎌倉の歴史と文化5月31日13時半、鎌倉生涯学習センター。講師は鎌倉国宝館学芸員・安部能久さんら。B玉縄城域の発掘調査報告と埋蔵文化財6月21日13時半、玉縄学習センター。講師は城郭史学者・大竹正芳さんら。1200円。
申込は往復ハガキで玉縄城址まちづくり会議 45・7411
▼図書館利用者懇談会
6月3日10時・7月28日17時・9月8日9時半、鎌倉市中央図書館。「つながる・ひろがる・100年図書館」をテーマに意見交換。無料。要申込。
25・2611
▼第36回かまくら学府定例会
6月16日14時、鎌倉大仏殿高徳院。コスモス奨学金・野口芳宣副代表が敗戦後の日本を慈悲と勇気で支えたジャワルダナ大統領の題で。2千円。
銀の鈴社 61・1930



さんか

▼第235回歌のサロン
5月2日14時、鎌倉生涯学習センター。参加型合唱とミニ演奏。千円。
古川方 22・2131
▼ふじさわ宿交流館の催し
▽宿場ミニコンサート―和楽器アンサンブル5月4日14時。▽昔遊び―つくって遊ぶ紙工作5日10~12時。▽若手芸人爆笑ライブ6日12・15時。
0466・55・2255
▼第39回こどもの日のつどい
5月5日8時半~12時、逗子海岸。砂の芸術作品鑑賞。
逗子市教育委 046・873・8581
▼江の島海岸生物観察会
5月3・4・27日6月2・16・17日10~12時、江の島。磯の生き物観察。百円。要申込。
パパラギ海と自然の教室 0466・26・0088
▼ガタンゴトン!電車のへや
5月6日まで本郷台のあーすぷらざ。電車のおもちゃ、トランポリンなど。3日10~16時の鉄道Nゲージ運転会と3・4・6日10・11時の映画上映会は無料。▽電車のコト世界のコト26日~6月24日。身近な電車で国際協力を考える。無料。
045・896・2121
▼クリーンアップかまくら
▽海の部5月6日9時半、材木座、由比ガ浜、坂ノ下、稲村ガ崎、七里ガ浜、鎌倉高校前、恵風園前、浜上、腰越の海岸。
▽まちの部27日10時、鎌倉生涯学習センター前、円覚寺前、大船駅東口・西口。
市環境保全課 61・3453
▼鎌倉歩け歩け協会
▽10㌔ふれあいウォーク8日荒井沢市民の森。29日山桜を求めて広町へ。9時半、鎌倉駅西口時計台広場。2百円。
▽5㌔はつらつウォーク15日久品寺のナニワイバラ。9時半、鎌倉駅西口時計台広場。2百円。
▽葉山公園・三ヶ岡山緑地公園5月19日8時50分、鎌倉駅西口横浜銀行駐車場。5百円。
090・2633・3715
▼鎌倉史跡めぐり
▽弘法大師ゆかりの青蓮寺特別拝観 5月8・10・14・16日9時半、湘南モノレール大船駅改札裏側広場。谷戸坂切通など。▽玉泉寺と貞宗寺本堂開扉18・22・25・31日9時半、JR大船駅南改札。大船観音寺、久成寺など。
▽中津宮特別昇殿と岩本楼特別見学15・30日9時半、湘南モノレール大船駅改札裏側広場。奉安殿など。5百円(交通費・拝観料別)。申込は1週間前までにハガキかFで。
鎌倉ガイド協会 24・6548 24・6523
▼鎌倉風致保存会の催し
▽みどりのボランティア5月9日浄光明寺、12日泣塔、19日・6月2日十二所果樹園。各9時半。▽お話サロン26日14時。電子地図で空から散歩。百円。各要申込。
▽梅の実の即売会6月3日10時、鎌倉生涯学習センター。
鎌倉風致保存会 23・6621
▼鎌倉てらこやの催し
▽てらハウス毎土曜10時、大船の千里ビル。午前学び、午後遊び。千円。▽土で遊ぼう13日14時、鎌倉市山崎の河村喜史さんと陶芸体験。2千円。▽みんなで朗読27日 13時、円覚寺。元フリーアナウンサー・中里貴子さんと朗読体験。千円。
84・9746
▼大船フラワーセンターのセミナー
Aばら作り―初夏の手入れ5月16日13時半。無料。B初夏のハンギングバスケット作り19日13時半。3千7百円。C色鉛筆植物画入門「春」26日10時・13時半。2千円。D四季の菊作り30日13時半。無料。E父の日の寄せ植え作り6月9日13時半。千円。
Bは10日、Cは16日、Eは20日までに往復ハガキで申込。入園料4百円。
46・2188
▼和賀江島清掃保全活動
5月19日 12~14時、和賀江島(材木座海岸)。今年42回目。行政、地元自治会、鎌倉岩手県人会らが協力。
材木座自治連合会 24・5570
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ5月19日10時、山ノ内配水池脇。
▽山歩き20日9時、山ノ内公会堂。
北鎌倉の景観を後世に伝える基金・望月方 45・7420
▼第18回葉山まちづくり展
5月25~27日葉山町福祉文化会館。地域の活動団体の展示、活動紹介、ワークショップなど。
葉山まちづくり協会 046・876・0421
▼第60回鎌倉市陸上競技選手権大会
5月27日不入斗公園陸上競技場(横須賀市)。小学5年生以上の市内在住・在勤・在学者。6百円、高校生5百円、中学生3百円、小学生2百円。要申込。
金子方 43・2410


鎌倉朝日新聞社

鞦韆

季節の心(22)

ブランコ揺れる  佐伯 仁

●天空へ高くこぐ
公園の遊具として誰もが知っているブランコ…。それが春の季語と知る人は意外と少ないようです。 なぜ春の季語になったのか…。 古くインドやギリシアでは春、豊作祈願の行事として女性がブランコを空高くこぎました。生命の源である太陽に少しでも近づき、実りの恵みを得たいと願ったからでしょう。そうした農作業に因む儀式は中国へ入り、宮廷で行われたのが」「鞦韆(しゅうせん)」。着飾った女官たちが裾を翻した姿は春の景物だった事でしょう。 「韆鞦」は平安期、わが国へ渡来し、漢詩文「経国集(けいこくしゅう)」に嵯峨(さが)天皇が詠み、当時の辞書「和名抄(わみょうしょう)」には「和名は由(ゆ)佐波(さは)利(り)」と記されています。江戸中期の俳諧歳時記の「滑稽(こっけい)雑談(だつだん)」では「鞦韆」が季語になっています。 「古語辞典」を開くと「ふらここ」があり、この項に蕪村とも親交のあった俳人炭太祇(たんたいぎ)の句として
  ふらここの会釈
  こぼるる高みより
とあり、陽光が眩しい春、ブランコをこぐ若い女性の笑顔が浮かびます。 ブランコは「ふらここ」の他に「ふらんど」があります。現代のブランコはポルトガル語「バランコ」に発するとか…。
 ふらんどや桜の花を
  持ちながら   一茶


鎌倉朝日新聞社

山田麗さん(左)
山田華さん(右)

デビュー1周年記念

山田姉妹ソプラノデュオコンサート

5月12日14時、逗子文化プラザ。 山田華・麗のソプラノデュオで昭和・平成の名曲から、名曲アリアなど。前売3千円。 チケットは逗子文化プラザ 046・870・6622、問合せ高嶋音楽事務所 03・6455・1671



実朝祭短歌大会の作品募集

8月9日鶴岡八幡宮で催される第67回実朝祭短歌大会の作品を県歌人会が募集している。 ハガキに未発表作品一首、住所・氏名・電話番号を記入し、〒248―0034津西1―23―9 大北敏子方へ。5月末日必着。鶴岡八幡宮賞、県知事賞、鎌倉市長賞、県歌人会長賞、鎌倉朝日賞など。


鎌倉朝日新聞社

昨年の市民カーニバル

鎌倉市民まつりウィーク

仮装パレードやライブなど

▽第15回大船まつり
5月20日8時50分~16時、大船駅東口周辺、芸術館通り、駅前通り、芸術館周辺など。15周年記念事業の大船写真展、ゆるキャラ大会のほか映画仮装パレード、鎌倉女子大・中・高マーチングバンド、コンサート、フリーマーケット、模擬店など。
実行委 46・2349
▽鎌倉ビーチフェスタ
5月26・27日10~16時半(27日は16時まで)、由比ガ浜海岸、鎌倉海浜公園。フラダンスやライブ、砂像作り、模擬店など。
実行委(鎌倉商工会議所内) 23・2561
▽鎌倉市民カーニバル
5月26・27日10~16時半(27日は16時まで)、由比ガ浜地区。27日11時、市役所から西口地下道、鎌倉駅東口、若宮大路を経由し由比ガ浜海岸まで「鎌倉の歴史と文化」をテーマに仮装パレード。同公園でフェスティバルも。6日までパレード参加者募集。千円。
実行委 25・6603



まつり・バザー

▼湘南国際村フェスティバル
5月3~5日湘南国際村。3日10時、吹奏楽。14時、元ラグビー日本代表・吉田義人さんの講演。4日10・14時、お笑いライブ。5日10時、ゴスペル。14時、バンドライブ。ワークショップや地元物産販売、子どもの絵画展など。
湘南国際村協会 046・855・1800
▼みらい子どもフェスタ「藤沢市子どもフェスティバル」
5月5日10~15時、藤沢市少年の森。ミニ鉄道運転、ミニ凧作り、ヨーヨー釣り、模擬店など。
藤沢市みらい創造財団 0466・25・5215
▼逗子海岸映画祭
5月6日まで逗子海岸。11時開場。国内外映画の上映。千5百円、高校生以下無料。バザー、ワークショップなども。
実行委info@zushifilm.com
▼逗子みやげまつり
5月6日10~15時、逗子駅前広場、マクドナルド逗子店前。小坪漁港海産物、市内約30店の展示販売。
市商工会 046・873・2774
▼第25回葉山芸術祭
5月13日まで。葉山しおさい公園で5・6日竹あかりオブジェ設置。森山神社で12・13日青空アート市。期間中、葉山・逗子・横須賀の店舗などでアートイベント、ワークショップなど。
実行委 046・877・1441
▼つくるいち(市)
5月5・6日11~17時、葉山ファクトリー。絵画、工芸などのワークショップ。5百円~。要申込。
空家レンジャー 090・2406・3758
▼カラーズフェスト―江の島春色体感フェスティバル
6月10日までサムエル・コッキング苑、シーキャンドルを中心にフラワーフェスタ、アート、ライブなど。5月19・20日フラダンス。26日15時、タヒチアンダンス。
江ノ島電鉄 0466・24・2715
▼ブックカーニバルinカマクラ
5月19日10~17時、由比ガ浜公会堂、ガーデン&スペースくるくる。古本市、製本ワークショップ、朗読会など。
実行委 67・8444
▼あーすフェスタかながわ
5月19・20日10~17時、本郷台のあーすぷらざ。フォーラム、映画、模擬店など。
実行委 045・896・2121
▼鎌倉芸術館オープンデイ
5月20日11~16時、鎌倉芸術館。11時半・14時、親子のバレエストレッチ。13時20分・14時20分・15時20分、お話し会。13時半、鎌倉シティブラスコンサート。クイズラリー、ワークショップ、マルシェも。
0120・1192・40
▼鎌人いち場
5月20日9~16時、鎌倉海浜公園。ワークショップ、特産品販売、フリーマーケット、模擬店など。
実行委 23・3828
▼第6回鎌倉なないろマルシェ
5月20日11~16時、レインボーステイ(覚園寺近く)。手づくりマーケットとライブ。
実行委 25・6963
▼第30回かまくら長谷の市
5月20日8~16時、長谷駅前、観音大通り、大仏通り、長谷寺、光則寺、ファミリーマート長谷店。模擬店、朝市など。
実行委 23・6698
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット5月25日9~15時。雑貨・衣類・手造り品など約20店。
▽骨董市26日8~15時。出店者募集。
片岡方 090・5442・3778
▼第12回辻堂海浜公園まつり
5月26・27日10~15時、辻堂海浜公園。大道芸、フラダンスなど。
0466・34・0011
▼リサイクルマーケット
5月27日10時半~13時、笛田リサイクルセンター。
32・9094
▼桜道でバザー
5月27日10時半~15時、雪ノ下3―9―11付近。
大蔵頼朝桜道の会 22・3914
▼教会バザー
5月27日11時15分~14時半、由比ガ浜カトリック教会。雑貨、食品販売など。
22・2269



第30回東日本被災地の子ども支援バザー

5月19日10~15時、清興建設駐車場(鎌倉市大町)。 東日本大震災で被災した子どもたちの心身の回復を願うチャリティーバザー。震災の翌年から始めて30回目。日用品など。大工の包丁研ぎ(4百円)も。7月を除く奇数月の第3土曜日に開催。
清興建設 24・3700



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(3月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は3月に一般244冊、児童書83冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「江藤淳の言い分」斎藤禎著(書籍工房早山)▼「金槐和歌集論―定家所伝本と実朝」今関敏子著(青簡舎)▼「地図で楽しむすごい神奈川」都道府県研究会著(洋泉社)▼「東京わざわざ行きたい街の本屋さん」和氣正幸著(G.B.) ▼「古代史で読みとくかぐや姫の謎」関裕二著〈祥伝社黄金文庫〉(祥伝社)▼「道の駅完全ガイド2018―全国1111駅 おでかけが10倍楽しくなるドライブの必携書」〈CARTOP MOOK〉〈ACTIVE LIFE〉(交通タイムス社) ▼「哲学の最新キーワードを読む―「私」と社会をつなぐ知」小川仁志著〈講談社現代新書〉▼「楽しく盛り上がるレクリエーション100―お年寄とコミュニケーションが深まる!オールカラー」加藤翼監修(ナツメ社) ▼「歌う鳥のキモチ」石塚徹著(山と溪谷社)▼「甘いもの中毒―私たちを蝕「マイルド・ドラッグ」の正体」宗田哲男著〈朝日新書〉(朝日新聞出版)▼「時間が貯まる魔法の家事ノート」三條凜花著(扶桑社)▼「私の地方創生論」今村奈良臣著(農山漁村文化協会) ▼「自分に合った観葉植物をじょうずに選べる本」藪正秀監修 主婦の友社編〈実用NO.1〉(主婦の友社)▼「ニッポン定食散歩」今柊二著〈竹書房文庫〉▼「文字が大きくて見やすい短くてもきちんと伝わる手紙・はがき・一筆箋 拡大版」川崎キヌ子監修(日本文芸社)


鎌倉朝日新聞社

3月17日訓練センターで

日本丸愛す男声合唱団

6月1日鎌倉でコンサート

波躍る大海原に響き渡るような「海の歌」を歌う「帆船日本丸を愛する男声合唱団第23回定期演奏会」が6月1日午後2時、鎌倉芸術館大ホールで開催される。 同合唱団は1994年に横浜市文化振興財団が行ったワークショップのあと参加者らで結成された。当時はボニージャクスの大町正人さんが指導していた。 現在、団員約50人、平均年齢74歳。指導はオペラ歌手・大森いちえいさん、ヴォイストレーナーは大久保慶さんが務める。共に二期会会員。「おおらかに楽しく歌おう」をモットーに毎週火曜午後6時から横浜・桜木町の日本丸の前の訓練センターで練習に励む。「4部合唱のハモリが楽しい」と山路永司団長。 世界約4百団体が加盟する国際シーシャンティ―協会のアジアで唯一の加盟団体で、2003年のオランダの世界帆船祭りと2014年のノルウェーのベルゲン帆船音楽祭に招待出演している。 毎年横浜で定期演奏会があるが、鎌倉では今回初めて。出航の様子を歌う「セイリングセイリング」、勇壮な漁師歌「そうらん節」などを独自の編曲で披露する。鎌倉在住の会員・小永井晃さんは「2020東京五輪の江の島セーリング会場でも歌えれば」と夢を語る。
千円。問い合わせ長崎方 045・711・5451


鎌倉朝日新聞社

お香を気軽に楽しんで

鬼頭天薫堂リニューアルオープン

香りの世界を育み、和の文化の普及に努める香司「鬼頭天薫堂」(榊原教文社長)の改装工事が完了し、4月1日、リニューアルオープンした=写真。元の店舗は香りに興味のある人の来店を見込んで入り口が狭かったが、今回、誰にでも気軽に入ってもらい、香りに親しんでもらおうと入り口を広げて入りやすくし、売り場も拡張された。 鎌倉・小町通りに根ざして30年余、同店では香りの線香やお香、現代風の新しい香製品、香道の逸品を揃えている。また、体験教室「香りを楽しむ会」を第3木曜午後1時と2時半に行っていて、気軽にお香を楽しめるとリピーターも多い。 榊原社長は「これからの梅雨はお香で気持ちがさわやかになってもらえれば」と話している。
問い合わせ 0467・22・1081


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和⑩

「陽あそぶ」  黒川 明

北鎌倉から梶原へ抜ける道がある。谷間の道である。その傍らを小川が流れている。その上流へと登ってゆく。 突然、右側が開けて水田が現れる。山と家々に囲まれた、小さな谷戸の田圃だ。田起こし前なので、雑草が思い思いの花を咲かせている。その間を一筋の、わずかな水が流れている。 ここに在るすべてに、四月の太陽が降り注いでいる。そのきらめきに、この小さな世界の、大事さを思った。
水彩、31×41cm


鎌倉朝日新聞社

葉山とチリ結ぶ革製品

県のなでしこブランドに認定

葉山町で子育て支援事業を行うNPO法人葉山っ子すくすくパラダイス(野北康子理事長)に集う子育て中の母親らが南米チリの女性らとともにフェアトレードで作り上げた羊革のポシェットが、葉山から3件目の「神奈川なでしこブランド2018」に認定された=写真。同事業は、神奈川県が県内の企業等から女性が開発に貢献した商品を募集し、優れたものを認定する取り組みで、今回で5回目。 同法人の「マドレ・ラティーナ(ラテンのお母さん)プロジェクト」は2015年の立ち上げで、JICAのシニアボランティアをしていた理事の家族を介して、経済的に困窮するチリの女性手工芸家らから日本で製品販売ができないかと打診されたことがきっかけだった。子育てで集まる母親らの中にデザインや写真、語学などができる人材がいたことで、送られてきた商品の中から革製品の素材の良さに着目。日本向きのデザインを考案し、中間業者を通さずにやりとりを行うことで高品質の商品を作り上げた。1月の認定も追い風となり、売り上げは当初の3倍以上に伸びている。 認定商品のポシェットは6千5百円(税別)、トートバッグやポーチなどもあり、柔らかな羊革のシンプルで飽きの来ないデザインが好評。ネット販売のほか葉山ステーションなどでも販売。 同法人は「今後は町内に子育て広場と工房と保育事業を1か所で行える拠点を作りたい」と目標を掲げる。(K)
問合せ info@hayama-sukupara.com


鎌倉朝日新聞社

石場建て伝統構法

連続セミナー第7・回 鎌倉で「木」と暮らす

快適な暮らしを手に入れる4つのステップ

鎌倉の町並にあった家づくりをめざす戸井田工務店主催の連続セミナー。 4月から月1回、それぞれの専門家が家づくりのアドバイスをしている。ほんの少し知識を増やすだけで暮らしが大きく変わります。 5月19日は、石場建て伝統構法の家を手がける梓工務店の伊東裕一会長が、「古民家を新築する」~世界が絶賛する日本の伝統技術~の題でお話しします。古民家で暮らしたい、地震に強い家がほしい、伝統構法のことを知りたい人などにおすすめです。 5月19日(土)午前10時、鎌倉商工会議所会館(御成町)。参加無料、要事前申込(先着15人)。
申込・問合せ戸井田工務店
鎌倉市大町5―5―9
0467・24・7777
info@kamakura-standard.com



終の棲み家を考える(49)

住宅の基礎

家を建てる時幾らでも予算を付けて土地を探すほど余裕がありません。通勤の便や金額を考え殆どの人が土地を買います。家は完成すると相当の重さになり、それを支える基礎は丈夫でなければ傾いてしまいます。しかし大事なのは基礎のコンクリートの塊を支えている地盤なのです。地盤が軟らかければ地震等で揺れるたびにコンクリートの塊ごと傾いてしまいます。昔からある地名は開発がされる前の自然の地形や植生に由来する事が多いので、敷地付近の地名を調べる事で地形を知る事ができます。地名に水・田・沼・谷・蓮・葦・鶴・亀・鵜・鷲・沖・浦・洲・橋・船・堀・堤等が入っている場合軟弱地盤である可能性が高いと思われ、逆に山・岡・台・石・岩といった文字を含む地名は比較的良好な地盤だと予想ができます。昔からある寺や神社・古い農家の屋敷付近等は比較的良さそうです。山を崩して造成された雛段式の宅地は奥の土を削って前に盛り土している事が多いので注意が必要です。私が家を建てる時は必ず地盤調査をします。そして殆どの場合地盤改良を勧めます。方法は幾つかあるので選択して、安心できる地盤の上に丈夫な基礎をつくり、家づくりを進めています。家づくりの要は地盤・基礎から始まります。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/



鎌倉年中行事

5月

▼菖蒲祭 5日10時、鶴岡八幡宮。無病息災など祈願。舞楽の奉納。
▼草鹿神事5日13時、鎌倉宮。烏帽子、直垂姿の射手が古式に則り鹿をかたどった的を射る。
▼秋葉山大例祭20日11時、材木座の光明寺。
▼徳崇権現祭 22日13時、宝戒寺。北条一族の慰霊供養。
▼白旗神社例祭 28日10時、鶴岡八幡宮境内の白旗神社。
▼茶筅供養 28日10時半、建長寺茶筅塚。


プロムナード

4月を終えて、新入学や新学期を迎えた子どもたちも新しい生活に少し慣れてきた頃でしょうか▼新しい友人ができると新しい呼び名が生まれたりします▼慣れ親しんだ呼称が変わるのに少し戸惑いを感じた経験を持つ人もいるのではないでしょうか▼来年の5月には「平成」から新しい元号になります。今から様々な変更手続きに追われている人もおられると思います▼「名は体を表す」ともいいますが、「内外、天地とも平和が達成される」という願いは叶ったでしょうか▼私は曽祖父から教えられた「言葉には言霊が宿っている」というセリフを思い出します▼次はどのような願いや意味が込められる元号になるのか…楽しみです。(N)


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